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OpenSeaの偽サイトや偽物NFTの見分け方とは?急増する詐欺メールに要注意

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update 2024.06.09 20:54
OpenSeaの偽サイトや偽物NFTの見分け方とは?急増する詐欺メールに要注意

update 2024.06.09 20:54

詐欺メール(フィッシングメール)の中には、OpenSeaの偽サイトに誘導するものがあります。偽サイトは他人の資産を盗もうとしますから、詐欺メールに引っかからないようにしなければなりません。

また、偽物NFTが販売されていることもあり、誤って買わないようにすることも非常に重要です。

当記事では、OpenSeaの偽サイトへの誘導手口や見分け方、加えて偽物NFTを買わないために注意すべき点について解説します。

OpenSea関連の詐欺メールが横行

当記事執筆時点(2023年12月7日)において、OpenSeaを装った詐欺メール(フィッシングメール)が世界的に横行しています。

当記事の筆者個人のメールアドレスにも、以下の通りわずか10日間で4件ものフィッシングメールが届きました。

フィッシングメール一覧 フィッシングメール一覧

内容を確認すると、以下のようにOpenSeaを装っていました。

OpenSeaのフィッシングメール

このメールは、「あなたはOpenSeaでETHの支払いを受けているので、早くウォレットを接続してETHを受け取ってください」という文言で偽サイトに誘導しています。指示通りにウォレットを接続してしまうと、詐欺師に資産を盗まれてしまいます。

OpenSea偽サイトへの誘導手口

OpenSeaの偽サイトへの誘導方法には、いくつもの種類があります。その中でも、以下は代表的な手口ですので、見かけた際は無視するようにしましょう。

フィッシングメール

フィッシングメールは、企業などの電子メールを装って受信者を偽サイトに誘導することが目的です。メール受信者が偽サイトでウォレットを接続すると、中身を盗み取ります。

仮想通貨(暗号資産)関連に限らず、インターネット上で広く見られる詐欺行為で、OpenSeaやメタマスクを装ったメールも確認されています。

X(旧Twitter)やDiscordのDM

電子メール以外に、X(旧Twitter)やDiscordのDMを使う詐欺師もいます。OpenSeaの公式アカウントによく似たアカウントからDMが来ることもあるため、電子メール以上に騙されるリスクが高いかもしれません。

よほどの理由がない限り、OpenSea公式から個人宛にDMが届くことはないため、DMを受け取った場合は無視してください。

偽のエアドロップやギブアウェイ

偽のエアドロップやギブアウェイにも、だまされる可能性があるので気を付けなければなりません。

OpenSea公式などを装った偽のアカウントから、エアドロップやギブアウェイに関するDMが届くことがあります。DMの指示通りにウォレットを繋ぐと資産を盗まれますので、無視しましょう。

身に覚えがないNFT

OpenSeaのマイページに表示される自分の所有NFTの中に、購入した覚えがないNFTが紛れていることがあります。その多くは、詐欺師が勝手に送り付けてきたNFTです。

これらのNFTをクリックすると偽サイトに誘導され、ウォレットの接続を促されることがあります。

このような詐欺NFTも、基本的には一切触れないようにしましょう。

詐欺に引っかからないための対策

OpenSeaを装った詐欺について、以下の対策を取ることで被害を防ぎやすくなります。

  • URLを確認する
  • サイトのセキュリティを確認する
  • メールやDMのリンクは開かない
  • サイトをブックマークしておく

URLを確認する

URL確認は、本物と偽物を見分けるために有効です。本物のOpenSeaのサイトのURLは「https://opensea.io/」です。

OpenSea OpenSea

画像引用:OpenSea

「.io」で終わるURLは、あまり見慣れないかもしれません。しかし、仮想通貨(暗号資産)やNFT関連のサービスではよく使われています。

偽物のサイトは「.jp」や「.com」で終わっている例があるため、URLを確認することで詐欺被害を防ぎやすくなります。

サイトのセキュリティを確認する

OpenSeaの偽サイトは、セキュリティが十分に保護されていないことがあります。具体的には、URLが「https://」でなく「http://」で始まるサイトです。

保護がなされていないサイトがすべて「悪意のあるサイト」というわけではありません。しかし、ワクチンソフトによっては、以下のようにメッセージが表示されて接続できなくなります。

保護されていないサイト 保護されていないサイト

ワクチンソフトがブロックしない場合でも、URLが「http://」で始まる場合は、ウォレットを接続すると中身が盗まれてしまう可能性があるため注意が必要です。

メールやDMのリンクは開かない

フィッシングメールや詐欺DMに対する有効な対策は、メールやDM内のリンクを開かないことです。DMについて、OpenSeaの公式アカウントから送られてくることはほぼありません。

また、OpenSeaからメールが届くことはたびたびありますが、青いチェックの認証マークがついています。

SNSのDM、または認証マークがない送り主から届いたメールについては、その本文中のリンクを絶対に開かないようにしましょう。

サイトをブックマークしておく

詐欺師は様々な手法で偽サイトへ誘導します。その誘導を回避する有効な方法の一つに、OpenSeaの公式サイトをブックマークしておくことがあります。

他の仮想通貨やNFT関連のサイトも、ブックマークからアクセスすることで、偽サイトを回避可能です。

OpenSeaの偽物NFTについて

OpenSeaには偽物のNFTも売られています。偽物のNFTを買ってしまった場合、その後売却できずに損失を被る可能性がありますので注意しましょう。

OpenSeaの偽物NFTの見分け方

以下のポイントをチェックすることで、ほとんどの偽物NFTを見分けられます。

  • 認証マーク
  • 作成者
  • NFTの取引履歴
  • 出品点数
  • 合計出来高・最低価格

認証マーク

OpenSeaから認証を受けているNFTコレクションは、名称の横に青色の認証マークがついています。

OpenSeaの認証マーク

画像引用:OpenSea

上記は、日本の代表的なNFTコレクション「CNP(CryptoNinja Partners)」の販売画面で、名称の横に青いチェックマークがついていることがわかります。

なお、認証マークがつくのは有名なNFTコレクションのみです。「認証マークがついていない=偽物」と判断することはできませんが、有名なNFTコレクションについては、偽物と区別する手がかりになります。

作成者

認証マークがついていないNFTコレクションの場合は、その他のさまざまな情報から総合的に判断して見分けます。

そのポイントの1つが、NFTコレクションの作成者です。

OpenSeaの作成者認証マーク

画像引用:OpenSea

チェックすべきポイントは2つあります。

1つは、コレクション名の下に表示されている作成者名です。上記のCNPの場合は、コレクション名の下に作成者名「NinjaDAO-CNP-PJ」が記載され、さらに作成者名にも認証マークがついているため、本物だとわかります。

2つめのポイントは、SNSのリンクを確認することです。

OpenSeaの作成者のSNSリンク OpenSeaの作成者のSNSリンク

画像引用:OpenSea

上記の画面では公式サイトとX(旧Twitter)のリンクアイコンを確認でき、NFTコレクションによっては、Instagramなど他のSNSのリンクがある場合もあります。

これらのリンク先で作成者や運営者の情報を確認することで、偽物NFTを買ってしまうリスクを減らせます。

NFTの取引履歴

NFTの取引履歴を確認する方法も有効です。

NFTの取引履歴 NFTの取引履歴

画像引用:OpenSea

上記は、あるCNPの過去の取引履歴です。OpenSeaで販売されているNFTは、過去の取引履歴が確認できます。この内容をチェックし、公式からリリースされたNFTであることを確認することで、本物と偽物の区別が可能です。

出品点数

NFTコレクションの出品点数も、ヒントになります。

NFTの出品点数

画像引用:OpenSea

大規模なNFTプロジェクトの場合、作品の点数は数千から数万になります。また、個人クリエイターの作品でも、地道に制作を続けている場合は数十点規模のコレクションになるケースが見られます。

一方、偽物と見なされやすいのは「見た目は似ているが、出品数が極端に少ない」NFTコレクションです。

偽物NFTはOpenSeaでの掲載数が10点にも満たない場合があり、コレクションとしての体をなしていません。このようなNFTコレクションは、偽物の可能性があるため注意しましょう。

合計出来高・最低価格

偽物NFTは本物よりも取引高が少なく、最低価格も安い傾向にあります。

合計出来高と最低価格

画像引用:OpenSea

CNPの場合、2023年12月7日現在のフロア価格はおよそ0.53ETH(およそ18万円)で、総取引高は1,100ETHを超えています。

point NFTのフロア価格とは

出品されているNFTの販売価格のうち、最低価格を指します。

偽物NFTの場合、これらの数値がほぼゼロに近い例もあり、偽物であると判断可能です。

アクセスしないことが最も効果的

OpenSeaの偽サイトで詐欺被害に遭うリスクを減らすには、偽サイトにアクセスしないことが重要です。

フィッシングメール・DM・詐欺NFTなど様々な手口があり、身に覚えがないものについてはすべて無視することを心がけましょう。

また、偽サイトも偽NFTも、その特徴を正しく理解すれば、本物との区別は難しくありません。

当記事で取り上げたポイントを押さえて、慌てずに本物・偽物を見分けられるようにしましょう。


Date

作成日

2023.12.07

Update

最終更新

2024.06.09

Myforex編集スタッフー仮想通貨担当ー

2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。

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