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Bybit Web3 IDOに「RLTM」と「PLAY」が登場!参加方法を解説

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update 2023.09.06 16:53
Bybit Web3 IDOに「RLTM」と「PLAY」が登場!参加方法を解説

update 2023.09.06 16:53

2023年4月初頭、Bybit(バイビット)はトークンセールイベントのBybit Web3 IDOに、「RLTM」と「PLAY」が登場することを発表しました。

RLTMはメタバースの「Reality Metaverse」で使われる仮想通貨です。上場イベントに参加申請できるのは、4月2日午後7時から4月10日午後7時(日本時間)となっています。

PLAYは、Watch to Earnプラットフォームの「XCAD Network」で利用される仮想通貨です。イベントの参加受付期間は、4月3日午後7時から4月11日午後7時(日本時間)です。

本記事では各仮想通貨の特徴とIDO参加方法を紹介します。

仮想通貨RLTMとは?

仮想通貨RLTMはReality Metaverseで利用されるユーティリティトークンで、大手ゲーム会社Reality Gamesが開発しています。

point メタバース

メタバースとは、インターネット上に構築された三次元空間を指し、主にコミュニケーションツールやゲームとして利用されています。

Reality MetaverseはNFTプロジェクト

Reality Metaverseでは世界中の有名な場所をNFT化しており、このNFTはReality NFTと名付けられています。パリのエッフェル塔やロンドンのタワー・ブリッジなど、全世界2,000以上の建築物や観光地をNFT化しており、また、ゲーム「Landlord Go」と連動しています。今後も新規ゲームがReality Metaverseに追加される可能性があり、コミュニティの拡大が期待されています。

なお、Reality NFT保有者は売上や手数料から報酬を得ることができ、これらの報酬はRLTMで支払われます。

Reality Metaverse

画像引用:Reality Metaverse

ちなみに、Landlord GoはポケモンGOなどに代表される位置情報ゲームの一つで、iOSおよびアンドロイド向けにリリースされています。

Landlord Goのアプリのイメージ画像

画像引用:Landlord GO

仮想通貨RLTMの使い道

RLTMはガバナンストークンとして使用されます。ガバナンストークンとは、DAOの運用において投票権として使う仮想通貨です。

point DAOとは

DAOは、Decentralized Autonomous Organizationの略で、日本語で「分散型自立組織」と訳されます。つまり、中央管理者が存在しなくとも、参加者の活動によって機能する組織を指します。中央集権型の組織と比較して民主的で透明性が高いと見なされており、ブロックチェーンの普及で広く採用されています。

また、RLTMを保有すると、Reality NFTの購入割引や取引手数料割引、優先購入権などの特典が付与されます。Reality Metaverseはブロックチェーンゲームやメタバースなどの開発を予定しており、今後それが実現すると、RLTMの利用例が拡大していく可能性があります。

仮想通貨PLAYとは

仮想通貨PLAYは、Watch to Earn(試聴して稼ぐ)プラットフォームのXCAD Networkで使われる独自仮想通貨です。

XCAD Netowrk

画像引用:xcadnetwork

XCAD NetworkはYouTubeのクリエイター支援を目的としており、クリエイターはファントークンを発行してチャンネルを収益化できます。

point ファントークンとは

特定のファンに向けて発行されるトークンです。一般的に、グッズ購入の割引やイベントの参加券など、様々な特典が付与されています。

一方、ユーザーは、XCAD Networkが提供するモバイルアプリやGoogle Chromeのプラグインを利用して動画を視聴し、報酬を受け取れます。

NFTの活用

ユーザーはNFTをミントしてWatch to Earnを開始できます。

point ミントとは

ミントとはNFTを新しく発行することを指し、ブロックチェーン上でスマートコントラクトを通じて行われます。NFTゲームなどでは、新しいNFTをミントするために別のNFTやゲーム内アイテムが必要になることがあります。

発行されるNFTにはレベルがあり、レベルが高いNFTほど多くのPLAYを得られます。ユーザーはNFTをアップグレードして、動画視聴で報酬を稼ぎながら、ファンとしてコミュニティの発展に貢献します。

統合的なサービス

XCAD Networkは、メインとなるWatch to Earnに加えて、いくつかのDApp(分散型アプリ)を提供しています。

そのうちの一つ、dXCAD DEXは、XCAD Networkの独自DEX(分散型取引所)です。独自仮想通貨を他の仮想通貨と交換したり、流動性マイニングをしたりできます。

point 流動性マイニング

流動性マイニングとは、DEXなどに2種類の仮想通貨をペアで貸し出して流動性を提供することです。イールドファーミングとほぼ同義の言葉として使われることもあります。流動性の提供と引き換えに独自仮想通貨を報酬として獲得できる一方、価格変動で損失を被ることもあります。

また、CLOローンチパッドは、クリエイターがファントークンを販売するためのローンチパッドです。さらに、NFTマーケットプレイスなども立ち上げる予定です。

仮想通貨PLAYの使い道

XCAD NetworkはXCADとPLAYの2種類の仮想通貨を発行しています。XCADが全体的なサービスの軸となる一方、PLAYはユーザーへの報酬やNFT関連のユーティリティトークンとして使われます。

ユーザーはPLAYを消費して、NFTの発行や購入・修理・アップグレードなどをします。また、NFTマーケットプレイスでの取引にも利用できます。

Bybit Web3 IDOの仕組み

Bybit Web3 IDOがどのようなものかは、IDOの意味を知ると理解しやすくなります。IDOは、企業やプロジェクト側がDEX(分散型取引所)経由で資金を集める仕組みです。取引所を使う投資家には、新規上場トークンを割安で買える機会を提供します。

仮想通貨のIEOとは

Bybit Web3 IDOは「Bybit Web3」というプラットフォームで行われ、そこで申し込むとトークンを購入できる可能性があるイベントです。

Bybit Web3で利用するBybit Walletは、Bybitが秘密鍵を管理する仮想通貨ウォレットです。そのため、Bybit Web3 IDOには中央集権的な要素があり、この点で一般的なIDOとは異なっています。

point Bybitの現物取引で取り扱われる

Bybit Web3 IDOへの参加はBybit Web3から行います。ただし、トークンの上場先はBybit Web3内ではなく、通常のBybitの取引所です。

Bybit Web3 IDOへの参加方法

Bybit Web3 IDOへの参加方法を紹介します。

参加条件とスケジュール

Bybit Web3 IDOの参加条件とスケジュールを紹介します。

仮想通貨RLTM

仮想通貨(暗号資産)RLTMの新規上場イベントの概要は以下の通りです。

条件等 説明
抽選に進むための条件 スナップショットの平均残高が300 USDC以上(イーサリアム)
購入時に必要な金額 250 USDC、ガス代のETH
当選アカウント数 200 アカウント
1人あたり割当数量
7,142 RLTM
(1 RLTM = 0.035 USDC)

また、イベントは以下の3つの段階に沿って進行していきます。

イベントのフェーズ 期間・日時(日本時間)
IDOコミット期間 2023年4月2日午後7時~4月10日午後7時(※1)
IDO抽選 2023年4月10日午後7時30分
公開および購入期間 2023年4月10日午後7時30分~4月11日午後7時

(※1)残高確認のスナップショットが行われるのは、4月7日午後7時から4月10日午後7時の間です。

仮想通貨RLTMは上記の段階を経て、2023年4月11日午後7時にBybitの現物プラットフォームに上場します。通貨ペアはRLTM/USDCです。

仮想通貨PLAY

仮想通貨(暗号資産)PLAYの新規上場イベントの概要は以下の通りです。

条件等 説明
抽選に進むための条件 スナップショットの平均残高が100 USDT以上、および0.1BNB以上(BNB Chain)
購入時に必要な金額 50 USDT、ガス代のBNB
当選アカウント数 1,000 アカウント
1人あたり割当数量
5,000 PLAY
(1 PLAY = 0.01 USDT)

また、イベントは以下の3つの段階に沿って進行していきます。

イベントのフェーズ 期間・日時(日本時間)
IDOコミット期間 2023年4月3日午後7時~4月11日午後7時(※1)
IDO抽選 2023年4月11日午後7時30分
公開および購入期間 2023年4月11日午後7時30分~4月12日午後7時

(※1)残高確認のスナップショットが行われるのは、4月8日午後7時から4月11日午後7時の間です。

仮想通貨RLTMは上記の段階を経て、2023年4月13日午後7時にBybitの現物プラットフォームに上場します。通貨ペアはPLAY/USDTです。

IDOのコミット期間

Bybit Web3 IDOに参加するには、コミット期間中に参加申請を行います。参加申請は以下の条件を満たせば行えます。

  • Bybitへの登録
  • Bybit Walletの作成

ただし抽選に進むには、残高の条件を満たす必要があります。残高の条件はイベントごとに変わります。

RLTMの上場イベントでの条件は、スナップショットの平均残高が300 USDC以上(イーサリアム)であることです。

PLAYの上場イベントでの条件は、スナップショットの平均残高が100 USDT以上および0.1BNB以上(BNB Chain)であることです。

IDOの抽選

コミット期間を終えると抽選が行われます。当選者はスマートコントラクトによってランダムに選ばれます。当選したかどうかは、プラットフォーム上などから確認可能です。

point スマートコントラクトとは

スマートコントラクトは契約を自動履行するプログラムです。自動販売機でたとえると、「利用者が必要なお金を投入する」「特定の飲料のボタンを押す」という二つの契約条件が満たされた場合に、自動的に「その飲料を利用者に提供する」という契約が実行されます。

公開および購入期間

抽選結果が発表された後は、新規トークンの購入ができる期間に移ります。

当選した場合は、トークンの割当額が表示され、割安価格(1 RLTM = 0.035 USDC、1 PLAY = 0.01 USDT)で購入できるようになります。この期間を過ぎた場合、購入は不可となるのでご注意ください。なお、購入数量は全額分となります。

当選しなかった場合、今回のイベントではトークンを購入できません。この場合、ネットワーク手数料を支払う必要はありません。

Bybit Web3 IDOに参加する手順

Bybit Web3 IDOへの大まかな参加方法は、以下の通りです。

  1. Bybit Web3 IDOにアクセス
  2. コミット期間中に参加申請
  3. 抽選結果を確認
  4. 当選した場合はトークン購入

より詳しく解説します。

手順1

下記のボタンからBybitにホーム画面に移行します。

Bybitの公式ページ link

手順2

上部メニューから「Web3」にカーソルを合わせて、「Bybit Wallet」をクリックします。

Bybitのホーム画面 Bybitのホーム画面

手順3

Bybit Web3のホーム画面上部にある「IDO」をクリックします。

BybitのWeb3ホーム画面 BybitのWeb3ホーム画面

手順4

セールに申し込みたいトークンの「詳細を見る」ボタンをクリックします。

Bybit Web3 IDOの参加ページ Bybit Web3 IDOの参加ページ

手順5

Bybit Web3 IDOページへの移行後、「IDOに申し込む」をクリックします。

Bybit Web3 IDOの参加申請画面 Bybit Web3 IDOの参加申請画面

手順6

参加申請が完了すると、以下のような画面になります。参加申請が可能な期間(コミット期間)が終了すると、当選者が決定されます。

Bybit Web3 IDOのコミット完了表示

手順7

コミット期間が終了すると、画面の右側から当選したかどうかを確認できるようになります。コミット期間が終了するまでの時間は、画面中央のカウントダウンから確認可能です。

Bybit Web3 IDOへの参加申請後画面 Bybit Web3 IDOへの参加申請後画面

手順8

抽選に進むには、残高の条件を満たす必要があります。残高が不十分なら入金しておきましょう。

入金方法は以下の記事で解説しています。

手順9

当選した場合は、トークンを割安価格で購入できるようになります。購入期間中に償還(購入)の手続きを進めてください。

注目サービスとなるか

Bybit(バイビット)の人気サービスにローンチパッドがあります。

ローンチパッドでは、上場直前に割安価格でトークンを購入できる可能性があります。購入できた場合、上場直後の価格上昇を狙って売り抜けることも可能なので、注目している人も少なくはないでしょう。

Bybit Web3 IDOも割安で新規上場予定のトークンが購入できるサービスです。

Bybit Web3 IDOは比較的新しいサービスであり、RLTMのセールが2回目、PLAYのセールが3回目の開催となります。どのような結果になるか楽しみですね。


Date

作成日

2023.04.04

Update

最終更新

2023.09.06

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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