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Titan FX、米株CFDを含む全銘柄が同一口座で取引可能に!株式専用口座はどうなる?

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update 2022.10.13 17:44
Titan FX、米株CFDを含む全銘柄が同一口座で取引可能に!株式専用口座はどうなる?

update 2022.10.13 17:44

狭いスプレッドなどの取引環境で定評のある海外FX業者Titan FX(タイタンエフエックス)は2022年6月29日、7月5日からMT5株式CFD口座とFX口座が統合され、全取扱商品が同一口座で取引可能になることを発表しました。

従来は、専用口座のみで株式CFDを提供していましたが、今後はFX口座と同じ取引口座で取引ができるようになるため、証拠金を効率的に活用できるようになります。今後、株式CFDは、MT5のスタンダード口座とブレード口座で提供されます。

なお、7月5日以降は株式CFD口座での新規エントリーはできず、保有ポジションの決済のみ可能な状態になります。正式に統合が完了するのは7月5日の日本時間17時頃が予定となっていますが、若干の誤差が発生する場合があります。完了したら、ユーザー向けに完了メールが送信される予定です。

主要海外FX業者の中でも豊富な米株銘柄を提供しているTitan FXですが、今回のアップデートにより、株式CFD取引を気軽に試すことができるようになります。

全取扱銘柄が同一口座で取引可能に

主要海外FX業者では、「特定の商品のみの専用口座」という制度を導入している例はないため、Titan FX(タイタンエフエックス)の仕組みは珍しいものでした。今回のアップデートで、他社の通常口座と同じようになります。

証拠金を共通で利用可能

従来は米株取引をするために専用口座に資金移動する必要がありましたが、同一口座になったことで、他の銘柄と共通の口座で取引ができます。

Titan FX(タイタンエフエックス)では、以下のジャンルの銘柄が取引できます。

  • FX通貨ペア
  • 貴金属
  • エネルギー
  • 株価指数
  • 米国個別株
全銘柄が同じ口座で取引可能
point 株価指数CFDと株式CFDの違い

Titan FX(タイタンエフエックス)で取引できる銘柄には、「株価指数CFD」と「米国株式CFD」があります。株価指数とは、日経平均株価やダウ平均株価のように、複数の企業の株価の平均値を算出するもので、算出対象となった株価のグループ全体の上昇・下降の傾向を示します。一方、株式とは、「アップル」や「アマゾン」など1社の企業の株価を表します。

また、同一MT5でチャートを切り替えて取引できるようになることもメリットです。

アメリカの主要株価指数であるダウ平均株価(US30)、S&P500(US500)、ナスダック(NAS100)のチャートを監視しながら、米国の個別株CFD取引ができるようになります。

個別株銘柄の取引では、株式市場全体の動向を示す株価指数の動きを把握することが重要ですので、株式CFDをメインでトレードしている人にとっては嬉しいアップデートですね。

気配値に表示される銘柄数が多くなるため、取引したい銘柄を探す手間が若干増える点はデメリットといえます。気配値に表示する銘柄は、MT5上で変更可能です。

米株CFDでも両建てが可能に

従来のCFD専用口座では「ネッティングアカウント」になっていたため株式CFDの両建てはできない仕様でしたが、今回の統合によって、米株取引でも両建てが利用できるようになります。

MT5取引口座には2種類のタイプがあります。両建てができる「ヘッジングアカウント」と両建てができない「ネッティングアカウント」です。

ほとんどの海外FX業者がヘッジングアカウントのみを採用しているため、ネッティングアカウントの存在を知らないトレーダーもいるほどです。今回の変更により、一般的な方式が採用されましたので、米株取引が初めての人でも戸惑わずに利用できるでしょう。

ポジション決済のみ可能に

7月5日以降は、米国株式専用口座での新規ポジション保有ができなくなり、ポジションを保有している場合の決済注文のみ可能となります。

Titan FX(タイタン FX)に問い合わせをしたところ、執筆時点(2022年6月)でポジション保有期限は決まっていませんが、Titan FXの判断で変更になる可能性があります。

また、新規ポジション保有ができなくなるのに合わせて、予約注文もキャンセルされます。

Titan FXの米国株式CFD取引

Titan FX(タイタンエフエックス)の株式CFDには、以下のような特徴があります。

  • 米株100銘柄が取引できる
  • 最大レバレッジ20倍
  • 最小取引単位が小さい
  • 取引コストはスプレッドのみ
  • MT5口座で取引可能

米株100銘柄が取引できる

アメリカの主要企業のロゴ

Titan FXは米国株式の人気銘柄100種類を取り扱っています。米株の取扱いがスタートした当初は65銘柄の取扱いのみでしたが、その後、銘柄が追加されて、現在は100銘柄の取引が可能です。

GAFA(ガーファ)と呼ばれるIT企業4社はもちろん、コカ・コーラ社やネットフリックスなど私たちの生活に馴染み深い米主要企業の銘柄も同じMT5口座で取引できます。

最大レバレッジ20倍

Titan FXが提供している米国株式CFD銘柄は、最大レバレッジ20倍に設定されています。FX通貨ペアなど他の銘柄は最大レバレッジ500倍を提供しているため、最大レバレッジ20倍というのは小さく感じるかもしれません。

しかし、米国株式市場は非常にボラティリティが大きいことで知られており、アグレッシブなトレーダーでも満足できる水準です。また、一部の国内FX業者では株式CFDを提供していますが、最大レバレッジ5倍に制限されています。国内FX業者と比較すると、4倍の資金効率で米国株式のトレードが可能です。

最小取引単位が小さい

Titan FXの米国株式CFDの取引では、最小取引単位が0.1ロットに設定されています。

米国株式CFDでは、1ロットのポジションがそのまま株式1枚の売買に相当します。主要株式の1枚単位の価格は100〜2,000ドル程度ですので、0.1ロットだと、10〜200ドル程度のポジションから売買が可能です。

なお、FX銘柄であるドル円の1ロットは米ドルに換算すると10万ドル分です。そのため、株式CFDの1ロット(100〜2,000ドル程度)はFX銘柄と比較するとかなり小さくなります。

point ポジションの価値と損益

あるポジションの価値が米ドル換算で10万ドルの場合、1%の値動きが発生すると、1,000ドルの損益が発生します。一方、その100分の1に相当する1,000ドルのポジションで1%の値動きが発生すると、損益も100分の1の10ドルとなります。このように、ポジションの価値は、どの程度の損益が発生するかの目安になります。

Titan FXの米国株式CFDは、少額から取引できるメリットがある一方で、まとまった損益を発生させるには、FX銘柄よりも大きなロットで注文をする必要があります。

取引コストはスプレッドのみ

Titan FXの米国株式CFDは、取引手数料が無料です。もともとは1ロット2円であった手数料が、2021年8月に改訂されたことにより完全無料化されました。

取引コストはスプレッドのみですので、損益が分かりやすいのも特徴です。

MT5口座で取引できる

MetaTrader5は、主に海外FX業者で広く使われている取引プラットフォームです。操作性に優れ、MetaTrader4よりも標準装備されているインディケータの数も増加しています。

MetaQuotes社は、すでにMetaTrader4の機能面での新規アップデートを終了している上、FX業者に対する新規導入も終了しています。

一方、MetaTrader5は機能面のアップデートを頻繁に行っており、採用する海外FX業者も増えています。

knowledge MT5はアップデートされ続けている

過去数年で何十回ものアップデートが実施されてきました。MT5の新機能には、チャート基本配色の追加やミニチャート機能、ドッキング機能などが含まれています。ドッキング機能などはマルチモニターを使うユーザーには嬉しい機能です。MetaQuotes社は、MT5の開発に注力しており、今後も新機能が期待できます。

気軽にお試し可能

今回のアップデートでは、株式CFD・FX通貨ペア・株価指数などのCFD銘柄を同一口座で取引できるようになりました。これまで通常口座のみを保有していたユーザーでも、米株銘柄を同一画面でチャートに表示できるようになったので、気軽に米株取引を試すことができます。

Titan FX(タイタンエフエックス)が提供している米株銘柄の中には、生活に馴染みのある企業も多く含まれており、現物株式と違って、小さな証拠金で気軽に米国株取引ができます。

直近では、株式市場が下落基調になっており、銘柄によってはボラティリティも上昇しています。CFD取引であれば、下落相場でも「売り」ポジションを保有することによって利益を狙うチャンスがあります。通常のFX取引と同じように取引できますので、米株取引を試してみるのもいいかもしれませんね。


Date

作成日

2022.06.30

Update

最終更新

2022.10.13

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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