Select Language

寝て稼ぐSleep to Earnゲーム「Sleepagotchi(スリーパゴッチ)」が登場!

寝て稼ぐSleep to Earnゲーム「Sleepagotchi(スリーパゴッチ)」が登場!

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2023.03.16 15:54
寝て稼ぐSleep to Earnゲーム「Sleepagotchi(スリーパゴッチ)」が登場!

update 2023.03.16 15:54

仮想通貨(暗号資産)市場では、日々新しいプロジェクトが開発されています。近年ではアクシーインフィニティ(AXS)などのPlay to Earnに続く形で、STEPNなどのMove to Earnゲームが人気になりました。そして、さらに「Sleep to Earn」のゲームが登場しました。Sleepagotchi(スリーパゴッチ)です。Sleep(寝る)ことで仮想通貨を稼ぎます。

2022年6月末時点で、Sleepagotchiはアルファ版のアプリをリリースしており、1万人限定で参加できます。参加申請者数は既に2万名近いですが、希望者の中から毎日抽選で選ばれます。よって、今から参加しても間に合います。

寝て稼ぐSleepagotchiとは

SleepagotchiはSleep to Earn、すなわち「寝て稼ぐ」をコンセプトにした新しいブロックチェーンゲームです。トレーディングカードゲームの「遊戯王」や「ポケモン」などにインスピレーションを受け、ハーバード大学の学生のスピンアウト企画としてスタートしました。

knowledge ブロックチェーンゲームの広がり

Play to Earnの成功を受け、「運動して稼ぐ」Move to Earnや、「学んで稼ぐ」Learn to Earn、「歌って稼ぐ」Sing to Earnなどの新しいゲームが登場しています。これらのブロックチェーンゲームは、独自仮想通貨やNFTを発行しており、それを報酬としていることが特徴的です。仮想通貨市場では、今後も新しい形のブロックチェーンゲームが登場すると予想されています。

現時点では、iOSデバイスを使って無料で遊べます。iOSのヘルスケアアプリと連動しており、アップルウォッチなどを接続してプレイすることも可能です。ゲームのルールは簡単で、就寝時間と起床時間を設定して、そのスケジュール通りに実行するだけです。ユーザーは起床した際に、宝箱「NightBox」からNFTや独自仮想通貨「SHEEP」などを獲得できます。ウェアラブルを使えば、より多くの報酬を獲得できます。

早くも日本で話題に

Sleepagotchiは正式なリリース前にもかかわらず、日本で既に話題になっています。

公式ウェブサイトが英語の他に日本語に対応している他、インフルエンサーがYouTube(ユーチューブ)やTwitter(ツイッター)上で情報発信していることから、注目度が高まっています。特にTwitter上では、多数のユーザーがSleepagotchi情報を拡散しています。仮想通貨関連メディアも、Sleepagotchiを取り上げ始めています。また、著名ゲームギルド「LGG」などが、SleepagotchiのAMA(開発者などが質問に回答するセッション)をサポートするなどの動きもあります。

ただし、アルファ版ホワイトリストへの登録人数は、最大1万名に限定されています。アルファ版で楽しむには、ウェイティングリストに早く登録して、抽選に参加する必要があります。

point ホワイトリストとは

仮想通貨市場におけるホワイトリストとは、ユーザー名簿を指します。この名簿に登録されると、ゲーム、エアドロップ(仮想通貨の無料配布)、トークンセールなどのイベントに参加できます。人数制限が設けられている場合、ホワイトリストへの登録は抽選となることがあります。その際に、コミュニティに招待した人数が多いユーザーや、より多くのタスクをこなしたユーザーは、当選確率が上がるなどの優遇措置を受けられる場合もあります。

メタバースやNFTゲームの要素

Sleepagotchiには、メタバースやNFTゲームの要素があります。ユーザーは、自分の部屋「MetaRoom」に家具を設置してカスタマイズ可能です。これらの家具は、NFTとして発行されます。ちなみに、NFTは日々の報酬として獲得できるだけでなく、NFTマーケットプレイスで売買できるようになる見通しです。

MetaRoomのサンプル画像

画像引用:Sleepagotch

単純に部屋を模様替えして楽しむこともできますが、家具を設置することでより多くの報酬を獲得できます。家具には、ベッド、電気スタンド、テーブル、カーペット、ポスター、窓などが含まれます。

NFTのレアリティと能力値

それぞれの家具は、NFT毎に見た目が異なるだけでなく、以下のようなレアリティが設定されています。レアリティが高いほど、価値や能力値が高くなると考えられます。

  • コモン
  • アンコモン
  • レア
  • スーパー
  • ミス
  • シークレット

また、それぞれの家具には、以下の能力値も設定されています。

項目 内容
パワー トークン「SHEEP」を稼ぐ効率性
高いレアリティのNightBoxを獲得できる確率
コンボ 特定の家具の組み合わせで収益性が上昇
特殊属性 パワーや運を上昇させる特殊な属性

同種のNFTを2つ合成することで、レアリティや能力値の高いNFTを獲得可能です。

Sleepagotchiの開発計画

Sleepagotchiはアルファ版のため不明点が多いものの、開発計画がいくつか発表されています。

対応デバイスに関しては、iOSだけでなく、Android版も開発される予定です。ウェアラブルに関しては、具体的な情報は出てきていませんが、ユーザー数拡大のために各種ウェアラブルブランドとパートナーシップを締結する見通しです。その他、グループでチャレンジをこなすソーシャルクラブや、NFTのレアリティスコアに関する機能開発が計画されている模様です。

アルファ版の次にあたるベータ版では、NFTキャラクターがリリースされる予定です。NFTキャラクターは収益性に関わるパワーや運に影響を与えませんが、これらを保有することでSHEEPを獲得できます。

SHEEPのトークンエコノミー

2022年6月末時点で、トークン「SHEEP」は仮想通貨取引所に上場されていないので、現金化できません。従って、ゲーム内通貨としての利用に限定されます。現時点で公開されているSHEEPの使い道は、以下の通りです。

  • NightBoxの開封
  • NFTのレベル上げ
  • チャレンジ(ミッション)への参加
  • ソーシャルクラブ(グループでのチャレンジ)への参加
  • キャラクターの合成
  • 睡眠継続失敗の回避
  • MetaRoomの掃除(NFTの収益性回復)

持続可能なシステム

SHEEPは、NFTのレベル上げなどで使われると、バーン(焼却処理)されて永久に使用できなくなります。これは、SHEEPの供給量を引き締め、値崩れを予防することにつながります。

過去の例から見ても、Play to Earnのトークンは値崩れを起こしやすいことがわかっています。例えば、Move to Earn「STEPN」のGSTトークンは、以下の通りとなっています。

米ドルとGSTの価格チャート

トークン価格が上昇している間、ユーザーは将来の価格上昇を期待して、長期保有を続けます。しかし、下落トレンドに転じると利益確定を急ぎますので、価格が一気に下落します。価格が大幅下落した後も、緩やかに下落を続けます。これが、典型的な値動きです。

このような事態を避けるために、Sleepagotchiは「Token Balance Adjuster」と呼ばれる仕組みを導入する見込みです。SHEEPは日々の報酬として発行され、その量はToken Balance Adjusterによって調整されます。その仕組みはシンプルで、SHEEP価格が0.001ドル以上ならば1日に配布する報酬の総量を多くして、0.001ドル未満ならば報酬の総量を減らすことで、需要と供給のバランスを保つよう試みます。

Token Balance Adjusterのロジック

SHEEPの買い方

Sheep Token(SHEEP)は、国内外の主要な仮想通貨(暗号資産)取引所において、まだ取り扱われていません。

日本語対応の海外取引所における、SHEEPの取り扱い状況(USDT建て現物・デリバティブ)は下記の通りです。

取引所 現物 デリバティブ
Binance(バイナンス) × ×
Bybit(バイビット) × ×
Gate.io(ゲート) × ×
CoinEX(コインイーエックス) × ×
MEXC(メクシー) × ×
BingX(ビンエックス) × ×
Bitget(ビットゲット) × ×

Binance(バイナンス)

現物 デリバティブ
× ×

Bybit(バイビット)

現物 デリバティブ
× ×

Gate.io(ゲート)

現物 デリバティブ
× ×

CoinEX(コインイーエックス)

現物 デリバティブ
× ×

MEXC(メクシー)

現物 デリバティブ
× ×

BingX(ビンエックス)

現物 デリバティブ
× ×

Bitget(ビットゲット)

現物 デリバティブ
× ×

取り扱いはないものの、海外取引所は新規トークンの上場に積極的です。SHEEPが上場する可能性が高いのは海外取引所でしょう。

binance bybit gate.io mexc

海外取引所は日本語対応が充実しているBybit(バイビット)がおすすめです。

仮想通貨ブームに乗るチャンス

Sleepagotchiは、新しい分野のゲームとして革新的な存在となるかもしれません。特に、日本国内の仮想通貨コミュニティでは、アルファ版段階で話題になっており、ブームの予兆を見せています。今後、ベータ版や正式版のリリースが控えているので、早い段階でSleepagotchiを始めれば、新しいブームに乗れるかもしれません。Sleepagotchiはスマホから無料でプレイできるので、参加を申請してみるのも良いかもしれません。


Date

作成日

2022.06.28

Update

最終更新

2023.03.16

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨KAITOの将来性は?AI活用のWeb3情報プラットフォームKaito AIの特徴や評判を解説

仮想通貨KAITOは、Web3の情報アクセスを変革する次世代プラットフォーム「Kaito AI」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨KAITOの概要や将来性、Kaito AIが提供するYapsの仕組み、SNSでの評判などを解説します。
update2025.02.19 19:00

FXGTでの出金拒否報告が増加中、これまでとは違う危険な兆候とは?

FXGTの出金拒否の報告・原因のほか、ユーザーの流出状況などをまとめました。SNS上ではここ数ヶ月の間に出金拒否に関する投稿が増加しており、ユーザーの間では「自分も出金拒否されるのでは」「FXGTがつぶれるのでは」といった不安が広がっています。
update2025.02.14 19:30

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

仮想通貨SOSOの将来性は?AI活用の投資分析プラットフォームSoSoValueがトークン発行

仮想通貨SOSOは、中央集権型金融の効率性と分散型金融の透明性を組み合わせた投資分析プラットフォーム「SoSoValue」のガバナンストークンです。当記事では、仮想通貨SOSOの将来性やSNSでの評判、SoSoValueの特徴などを解説します。
update2025.01.24 19:30

Bybitからビットフライヤーに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

Myforex編集部では、実際にBybitからビットフライヤー(bitFlyer)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、送金手順のほか、送金手数料やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2025.02.19 19:30

【全て無料】MT4/MT5を日本時間にできるインディケータのおすすめが決定!

MT4/MT5に表示されている時間は、インディケータを使えば簡単に日本時間へ変えられます。MT4/MT5を日本時間表示にしておくと、各市場のトレンドを把握しやすくなったり、経済指標の発表時間に合わせた取引がしやすくなったりと、何かと便利です。
update2024.12.04 20:00

VPSではMT4・EAは何個起動できる?複数稼働は可能なのか?

スペック別のEAの起動数の目安のほか、VPSの負担を軽くする方法を説明します。同時に起動するEAの数が多すぎると、MT4が動かなくなる可能性があるので注意が必要です。VPSを使っているならば、MT4やEAをいくつ起動できるかを把握しておくことが大切です。
update2025.01.23 19:00

MacのMT4/MT5はダウンロードしても使えない?文字化けや起動しない時の対策方法や最終手段を紹介!

Mac版のMT4やMT5は不具合が良く発生するため、自分の使い方が悪いのか不安を感じている人もいるのではないでしょうか。本記事では、Mac版のMT4・MT5のトラブルや解決方法を解説します。
update2024.12.04 20:30

コインチェックからBybitに送金してみた!送金手数料や反映時間についても解説

コインチェック(Coincheck)からBybitに仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験やSNSでの口コミなども交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.11.29 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル