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BigBoss、CFD銘柄のスプレッド縮小を実施

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update 2024.08.21 12:42
BigBoss、CFD銘柄のスプレッド縮小を実施

update 2024.08.21 12:42

海外FX業者BigBoss(ビッグボス)は1月10日、株価指数CFD、貴金属CFD、エネルギーCFDに含まれる全銘柄のスプレッド縮小を実施したと発表しました。

2021年12月28日にCFD銘柄のスプレッド見直しをすることを発表し、2022年1月10日に実際にスプレッド縮小を実施しました。当初の発表では株価指数CFD、エネルギーCFDに属する9銘柄のみでしたが、貴金属CFDの2銘柄もスプレッド縮小の対象となり、合計11銘柄のスプレッド縮小を実施したことになります。

CFD銘柄のスプレッド縮小を実施

今回、スプレッド縮小が発表されたのは、ダウ平均株価(WS30)や日経平均株価(N225)などを含む7銘柄、原油CFDの2銘柄、金(XAU/USD)・銀(XAG/USD)の貴金属CFD2銘柄の合計11銘柄です。

スプレッド対象の銘柄

株価指数CFD

BigBoss(ビッグボス)が取り扱う株価指数は全部で7銘柄で、世界の主要株価指数のCFD取引が可能です。

ダウ平均株価(WS30) 米国を代表する企業30社で構成されている最も知名度のある株価指数
ナスダック(NDX) IT関係の企業が多く含まれている米国の代表的な株価指数の1つ
S&P500(SPX) 米国の時価総額の大きい「大型株」で構成される株価指数で、米国企業のみが含まれる
日経平均株価(N225) 日本を代表する企業225社で構成されている
イギリス株価指数100
(UK100)
FTSE100とも表記され、ロンドン市場に上場する企業の上位100銘柄で構成されている株価指数
ドイツ株価指数(GER30) ドイツの優良企業40社で構成されている株価指数(*1)
香港ハンセン指数(HSI) 香港取引所に上場している銘柄のうち、代表的な銘柄で構成されている株価指数

(*1) BigBossではGER30の名称となっています

point 他社ではGER30はGER40へ名称変更

2021年9月に、ドイツ株式指数(DAX/GER)は構成銘柄の数が上位30の優良株から上位40の優良株に拡大されました。そのため、XMTrading(エックスエムトレーディング)やFXGT(エフエックスジーティー)では、GER30からGER40に名称変更されています。

1月10日にダウ平均株価(WS30)をはじめ、米国の主要株価指数であるナスダック(NDX)やS&P500(SPX)などの主要な株価指数CFD銘柄については、スプレッドの縮小が確認できました。

例えば、ダウ平均株価のスプレッド縮小前とスプレッド縮小後を比較してみます。

US30のスプレッド推移 US30のスプレッド推移

スプレッド縮小前まではダウ平均株価のスプレッドは10ドル前後で推移していましたが、スプレッド縮小後は平均して4ドル付近で推移しており、株価指数CFD取引で人気のTitan FX(タイタンエフエックス)と同じスプレッド水準となっています。

貴金属CFD

BigBossが取り扱っている貴金属CFDは、金(XAU/USD)と銀(XAG/USD)の 2銘柄です。

金(XAU/USD) 貴金属の中でも取引量が多く、リスク回避資産としても知られている
銀(XAG/USD) 主に工業用に使われることが多く、安定した需要があるが、市場が小さいため、ボラティリティが比較的大きい

2022年1月10日に金(XAU/USD)と銀(XAG/USD)、両方のスプレッドが縮小されたことが確認できました。

金のスプレッド縮小前とスプレッド縮小後のスプレッドを比較してみます。

GOLDのスプレッド推移 GOLDのスプレッド推移

スプレッド縮小前は10ドル前後で推移していましたが、スプレッド縮小後は2ドルから4ドルで推移しており、金銘柄に力を入れているExness(エクスネス)やTitan FX(タイタンエフエックス)と同等のスプレッド水準となっています。

エネルギーCFD

BigBossが取り扱うエネルギーCFDは2銘柄で、どちらも原油CFDです。

ブレント原油(UKBrent) イギリスで生産される原油で「ロンドン原油」「北海ブレント」とも呼ばれる
WTI原油(USCrude) 米国で生産される原油で、取引量や流動性が高いことが特徴
USCrude(WTIOIL)のスプレッド推移 USCrude(WTIOIL)のスプレッド推移

原油CFDに関しては他のCFD銘柄と異なり、1月10日に明確なスプレッドの引き下げは確認できていない状況ですが、過去1か月のスプレッド記録を見ると縮小傾向にあるようです。

BigBossが提供するWTI原油先物(USCrude)のスプレッドは、Titan FXよりは若干広めのスプレッド水準ですが、Exnessよりも狭いスプレッドを提供しています。

BigBossのCFD取引条件

BigBoss(ビッグボス)は2013年6月に創業したFXブローカーで、ボーナスキャンペーンを実施することも多く、仮想通貨関連のサービスなどで知名度が徐々に上がっています。また、FX通貨ペアや仮想通貨の他に株価指数やエネルギーなどのCFD銘柄も取り扱っています。

株価指数CFDやエネルギーCFD、貴金属CFDなどの取引条件は以下のとおりです。

口座タイプ スタンダード口座
レバレッジ 最大50倍
取引ツール MetaTrader4
取扱銘柄 【FX/通貨ペア】:32
【CFD/貴金属】:2
【CFD/株価指数】:7
【CFD/エネルギー】:2
【CFD/仮想通貨】:30
サポート対応 平日10:00~18:00

BigBossはスタンダード口座とプロスプレッド口座、FOCREX口座の3種類の口座タイプを提供していますが、CFD銘柄の取引ができるのはスタンダード口座のみとなっています。

今回、BigBossはスプレッド縮小を実施しましたが、取引ボーナスや不定期で実施するボーナスキャンペーンではクッション機能(ボーナスも証拠金として活用できる仕組み)があるボーナスも提供しており、ボーナスとスプレッドの両立を図っています。

スプレッド縮小でCFD取引がお得に

CFD取引に注目が集まる中、BigBoss(ビッグボス)が提供するCFD銘柄のスプレッド縮小が実施されました。

BigBossが提供するCFD銘柄のレバレッジは最大50倍となっているものの、取引ボーナスや不定期で実施される入金ボーナスにはクッション機能があり、それらのボーナスを活用することでレバレッジの低さを補うことが可能です。

スプレッド縮小された銘柄の中には、ボーナスを提供していないExness(エクスネス)やTitan FX(タイタンエフエックス)などと同じ水準の銘柄もあり、CFD銘柄の大幅な取引条件改善といえます。

これまで仮想通貨に注力していたBigBossですが、CFD銘柄にも力を入れ始め、CFDユーザーの取り込みを図っているようです。


Date

作成日

2022.01.17

Update

最終更新

2024.08.21

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