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NFTマーケットプレイスのLOOKSトークンが3つの大手取引所に上場!

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update 2022.04.20 12:18
NFTマーケットプレイスのLOOKSトークンが3つの大手取引所に上場!

update 2022.04.20 12:18

近年、ブロックチェーン上で発行される絵画やキャラクターなどのデジタルデータであるNFT(非代替性トークン)の売買が活発になっています。NFTを取引する市場であるNFTマーケットプレイスといえば、OpenSeaが有名ですが、このOpenSeaに対抗して、新しいNFTマーケットプレイス「LooksRare」がサービスを開始しました。

LooksRareは独自のトークンLOOKSを発行しており、このLOOKSがGate.ioなどの大手仮想通貨取引所3社に上場しました。LooksRareはOpenSea利用者にLOOKSトークンを配布したり、魅力的なステーキング(仮想通貨を預け入れた人に報酬を分配するサービス)を提供するなど、OpenSeaに取って代わろうという積極的な戦略を採用しています。

LOOKSとはどんな仮想通貨?

LOOKSトークンは、NFTマーケットプレイスであるLooksRareのネイティブトークンとして発行される仮想通貨(暗号資産)です。LOOKSトークンは10億通貨を上限に発行され、LooksRareにおけるトークンエコノミー(仮想通貨などによって成立する新しい経済圏)の中心となります。

安い取引量でOpenSeaに対抗

LooksRareは、ZoddとGutsと名乗る匿名のエンジニアによって開発されたイーサリアム(ETH)ブロックチェーンを基盤とするNFTマーケットプレイスであり、2022年1月10日に正式稼働したばかりの新しいサービスです。コミュニティ重視のNFTマーケットプレイスとして自身を位置付け、NFTマーケットプレイスとして開発を進めていく方針を示しています。

LooksRareのプラットフォーム画像 LooksRareのプラットフォーム画像

LooksRareは、イーサリアムブロックチェーン上のNFT全てを検索して取引することを可能とすることからも、最大のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaの競合となることが予想されています。それを意識してか、LooksRareは、取引手数料をOpenSeaの2.5%よりも安い、2%に設定して、より良い取引環境を提供しています。

point NFTとは

NFTとは日本語で「非代替性トークン」と訳されます。現在、NFTは主にゲームアイテムやデジタルアートなどのコンテンツをトークン化する手段として利用され、売買可能なことから投資対象としても注目され始めています。

OpenSeaがIPO(新規株式公開)の可能性をほのめかすなど、ビジネスを優先する姿勢を見せていることを考慮すると、LooksRareのコミュニティを重要視する方針は大きな差別化要因になるといえるでしょう。LooksRareは、実質的にOpenSea一強となっているNFT市場に変革をもたらす存在になることが期待されています。

トークンは取引活性化などに利用

LOOKSトークンは、LooksRareで対象となるコレクションを取引したユーザーに対する「取引報酬」としても利用されており、同NFTマーケットプレイスにおける取引を活性化する手段としての役割も担っています。

なお、LooksRareのプラットフォームでステーキングすることも可能となっており、LOOKSトークンを預け入れた人に年利1,000%近い報酬を付与しています(当記事執筆時点)。

加えて、LooksRareは、OpenSeaに対抗するプロモーション活動の一環として、LOOKSトークンのエアドロップ(仮想通貨の無料配布)も行っています。具体的には、2021年6月16日から12月16日までの間にOpenSeaで3ETH以上の取引を行なったユーザーに対し、LOOKSトークンを無料配布しています。

このLooksRareによる一連の行動はヴァンパイア攻撃であり、結果的にOpenSeaから市場シェアを奪うことになるかもしれません。

knowledge ヴァンパイア攻撃

ヴァンパイア攻撃とは、既存のサービスをコピーした上で、より良い報酬や高いリターンを付与することでユーザーを奪い取る行為を指します。仮想通貨市場では、DeFi関連サービス(ブロックチェーン上に構築された金融関連のサービス)やNFTマーケットプレイスなどで行われています。

Gate.io、BingX、MEXCで取引可能

LOOKSは2021年1月、Gate.ioMEXCBingXといった大手取引所に上場しました。現物取引には3社とも対応しており、Gate.ioとMEXCではデリバティブ取引も可能です。

Gate.io

Gate.ioは現物取引やレバレッジ取引だけでなく、レンディングやコピートレードなど多彩なサービスを展開する取引所です。CoinMarketCapによると現物取引で世界第8位、デリバティブ取引で世界第13位の取引高です(当記事執筆時点)。

LOOKSは現物取引とデリバティブ取引、レバレッジトークンの3種類で取引が可能です。

種類 銘柄
現物 LOOKS/USDT
LOOKS/ETH
デリバティブ LOOKS/USDT
レバレッジトークン LOOK3L/USDT(買い)
LOOK3S/USDT(売り)
point レバレッジトークンとは?

レバレッジトークンとは、レバレッジを利用しているのに現物として取引できるように加工したトークンであり、強制ロスカットがないのがメリットです。なお、レバレッジが一定になるように毎日調整しますが、その際に支払いが必要になりますので長期運用に向かず、主に短期取引で利用します。

BingX

BingXはコピートレードに注力している取引所で、CoinMarketCapによるとデリバティブ取引で世界第10位の取引高です(当記事執筆時点)。また、100以上の国・地域に展開しユーザー数は100万人を超えており、仮想通貨だけでなく為替や金・銀・原油などの商品銘柄、株価指数なども取引することができます。

種類 銘柄
現物 LOOKS/USDT

なお、BingXは日本限定のトレードコンテストを開催するなど、各種イベントに力を入れている取引所ですので、魅力的なキャンペーン実施を期待できます。

MEXC

MEXCは現物取引やレバレッジ取引だけでなく、マイニングやステーキングなど総合サービスを展開する取引所です。CoinMarketCapによると、現物取引とデリバティブ取引で世界20位台の取引高であり、200以上の国・地域に展開しユーザー数は600万人を超えています。

種類 銘柄
現物 LOOKS/USDT
デリバティブ LOOKS/USDT
レバレッジトークン LOOK3L/USDT(買い)
LOOK3S/USDT(売り)

なお、MEXCでは非常に多くの仮想通貨の取引ができますが、その一部はお試し上場という扱いとなっており、ユーザーの反響によっては取扱いが中止される可能性があります。LOOKSも、このお試し上場制度での取扱いとなっています。

OpenSeaのシェアを奪えるか

仮想通貨は開発競争が激しく、CoinMarketCapに登録される数だけでも毎日10通貨くらい増えているようです。すると、新プロジェクトにとっては取引所に上場させるだけでも大変な競争になりますが、LOOKSは公開時に大手3取引所への上場に成功しました。

LOOKSはある程度期待が持てるプロジェクトであると取引所が判断したということになりますが、既に高い知名度を獲得しているNFTマーケットプレイスOpenSeaの後発となるため、LOOKSの価格が上昇するかは今後どの程度OpenSeaのシェアを奪えるかにかかっているでしょう。

日本語非対応のため利用のハードルは高いですが、LooksRareでは既にNFTの売買が始まっていますので、実際に使い勝手を体験するのもLOOKSに投資すべきかどうかの判断材料にできますね。


Date

作成日

 : 2022.01.14

Update

最終更新

 : 2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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