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バイナンス、米仮想通貨投資会社Multicoin Capitalに出資

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update 2022.04.20 12:27
バイナンス、米仮想通貨投資会社Multicoin Capitalに出資

update 2022.04.20 12:27

資金提供によって両社の関係性を強化する狙い

世界最大の仮想通貨(暗号資産)取引所であるBinance【以下、バイナンスと称す】が、米テキサス州のオースティンに拠点を置く仮想通貨投資会社のMulticoin Capital【以下、Multicoinと称す】に出資したことが明らかになった。[1]

今回、バイナンスはRibbit CapitalやUnion Square Ventures、ペイパルの前CEOであるDavid Sacks氏に並び、Multicoinのパートナーに加わったという。これに関してバイナンスは過去にMulticoinと協力してブロックチェーンプロジェクトのインキュベーションを行なってきた事実に触れ、同社に出資することでその関係性をより強固なものにしたいと語っている。また、バイナンスのCEOであるChangpeng Zhao氏は、Multicoinが仮想通貨市場における最大のサクセスストーリーに貢献してきたと述べ、同社が破壊的イノベーションに目を向けて活動していると評価した。

2017年に設立されたMulticoinはブロックチェーンやフィンテック分野のスタートアップ企業に投資しており、シンガポールで仮想通貨ウォレットを開発するMathWalletなどを含む20社以上を支援している。その他、Multicoinは分散型クロスチェーン自動マーケットメーカー、THORChainのネイティブトークンであるRUNEにも大規模な投資を行なっているようだ。

MulticoinのマネージングパートナーであるTushar Jain氏は、バイナンスが戦略的に最も重要なインフラプロバイダーのひとつだと言及している。2019年時点でMulticoinの企業価値は7,500万ドルに達しているようだが、このバイナンスとの協業がどのような変化をもたらすのか、今後も同社の取り組みに注目していきたい。

official release 2021.03.04

ニュースコメント

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仮想通貨市場で躍進するバイナンス


これまでバイナンスは仮想通貨の本格的な普及に向け、世界各国で仮想通貨取引サービスを展開するだけでなく、同市場の様々な分野で積極的に投資を行ってきた。例えば、2019年にバイナンスはDappReviewを買収しており、マーケティングおよび事業開発面で同社をサポートしているという。その他、バイナンスはアルゼンチン政府と協業してスタートアップ支援を計画するなど、新興国市場での新規事業創出にも携わっているようだ。このような取り組みが功を奏し、最近では独自仮想通貨のBNBが過去最高値を記録している。更にバイナンスは仮想通貨カストディやレンディングサービスを開始するなど、収益の安定化に向けて事業を多角化する方針を打ち出しているが、次はどのような動きに出るのか、今後も同取引所の躍進に期待したい。


Date

作成日

2021.03.04

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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