Select Language

Samtrade FX、英豪当局からライセンスを取得

Samtrade FX、英豪当局からライセンスを取得

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.07.19 13:24
Samtrade FX、英豪当局からライセンスを取得

update 2022.07.19 13:24

トレーディングエクスペリエンスなどの向上を模索

海外FXブローカーのSamtrade UK International Limited(本社:150 New Street Birmingham West Midlands B2 4PE UNITED KINGDOM[1])【以下、Samtrade FXと称す】は7月29日、英国金融行動監視機構【以下、FCAと称す】及びオーストラリア証券投資委員会【以下、ASICと称す】からライセンスを取得したことを発表した。[2]

Samtrade FXは、FCAからフィナンシャル・アドバイザー【以下、FAと称す】会社の一種であるAppointed Representative【以下、ARと称す】としての認可を受け、2020年7月15日に登録を行ったという。また、同社はASICからオーストラリア金融サービス免許(Australian Financial Services License, AFSL)も取得した模様だ。

更にSamtrade FXは、バンクオブアメリカ・メリルリンチ(Bank of America Merrill Lynch)やスタンダードチャータード(Standard Chartered)銀行など、大手金融機関での業務経験を有するVic Tham氏を、リスク・コンプライアンス部門のグローバルチーフオフィサーに任命した。

ライセンスの取得に際し、Samtrade FXの創業者兼CEOであるSam Goh氏は以下のようにコメントしている。

我々は創業以来、信頼性高いサービスの提供を全業務の中核に据えております。我が社は新たなライセンスを取得したことにより、コーポレートガバナンスやトレーディングエクスペリエンス、顧客満足度といった分野において高い基準を設けると共に、安心・安全な取引環境を整備すべく、SamAideの機能もより向上しております。

Sam Goh, Founder and CEO of Samtrade FX - LeapRateより引用

Samtrade FXがFCAとASIC規制下において、トレーディングエクスペリエンスなどの向上を図ることにより、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

release date 2020.07.31

出典元:

ニュースコメント

透明性と競争力の高い取引サービスを提供するSamtrade FX

2015年に創業したSamtrade FXは、FCAとASICに加え、セーシェルの金融サービス局(セーシェルFSA)及びカナダ金融取引報告分析センター(FINTRAC)の規制下において、FXやCFD、コモディティ取引サービスを提供している。同社は欧州と東南アジア、中華圏においてプレゼンスを拡大している状況だ。また、世界中の投資家から愛用されているMetaTrader4(MT4)を導入すると共に、ゴールドマンサックス証券やバークレイズ、クレディスイスなどの有力リクイディティプロバイダー(流動性供給業者)を通じてSTP/ECN方式を採用し、透明性と競争力の高いプライシングを提供している。尚、Samtrade FXはARの形態をとるため、FCAから直接規制を受けないものの、所属するネットワーク(Network)が規制監督機能を担うと共に、同社に対してコンプライアンスやバックオフィス及びプラットフォーム機能を提供するスキームを採用している。今回、Samtrade FXがライセンスを取得した英国では、伝統的金融機関のみならず、フィンテック企業などの新興勢力によるサービス提供も活発化している状況だ。例えば、Stakeが英国でブローカレッジサービスを開始したほか、レボリュートがステラの取り扱い開始を発表した。更に、Wombat Investが端株取引サービスを開始している。Samtradeが競争激化する英国やオーストラリア市場において、更なる顧客基盤の拡大に向け、如何なるソリューションを提供するか注目したい。


Date

作成日

2020.07.31

Update

最終更新

2022.07.19

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

オオカミコイン(OKM)は怪しい?オオカミプロジェクトの特徴やSNSでの評判

オオカミコイン(OKM)は、オオカミカードを発行するオオカミプロジェクトの仮想通貨です。海外取引所のMEXCに上場していますが、SNS上では怪しいという声も見られます。本記事では、オオカミコインの特徴、SNSでの評判、怪しいポイントなどを紹介します。
update2025.04.11 19:00

Exnessの海外入出金で​​銀行口座が凍結されるケースが発生

海外FX業者のExnessで海外送金による銀行口座の凍結が発生している事例を取り上げていきます。SNS上では銀行送金2によるものとの声が見受けられますが、凍結の原因は収納代行業者と想定されます。
update2025.05.09 19:00

またコピトレ詐欺か?WeekendFXにAmazingTick型の詐欺疑惑

WeekendFXのコピートレードに参加したユーザーが、「出金できなくなった」と次々に声を上げ始めています。AmazingTickの詐欺事例との類似点も多く、同じ手口のコピトレ詐欺なのではないかという疑惑が持ち上がっています。
update2025.06.23 19:00

ワールドコイン(WLD)の換金方法は?日本円に現金化する手順を解説

ワールドコイン(WLD)は、OpenAI社のCEOであるサム・アルトマン氏らが手掛ける仮想通貨プロジェクトです。登録したユーザーには、仮想通貨WLDが無料配布されます。当記事では、ワールドコインを日本円に換金する手順や、換金時の注意点などを解説します。
update2025.04.16 19:30

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2025.06.10 20:00

初めてのバックテストでも安心!MT5ストラテジーテスターの使い方ガイド

MT5のストラテジーテスターでは、バックテストによりEAのパフォーマンスを確認できます。バックテストの開始手順や注意点を解説します。
update2025.06.17 19:00

Exnessの出金遅延はなぜ起きた?オンラインカジノ規制の影響とは

海外FX業者のExnessでは、国内送金の遅延が度々問題になっており、決済代行会社に関連したトラブルと言われています。なぜオンラインカジノ規制が海外FXに波及したのか説明するほか、今後考えられる影響も解説します。
update2025.05.28 19:00

【速報】イラン・イスラエル停戦報道でビットコイン反発、一時10万6,000ドル突破

2025年6月23日、トランプ大統領がイラン・イスラエル間の停戦を自身のSNSで発表しました。これにより中東での地政学リスクが後退し、ビットコイン(BTC)の価格は一時10万6,000ドルまで急反発しました。
update2025.06.24 19:00

SBI VCトレードからBybitに送金してみた!手数料や送金時間も解説

Myforex編集部では、国内取引所のSBI VCトレードからBybitに仮想通貨を送金してみました。本記事では、送金手順や手数料、送金時間などを紹介します。
update2025.06.11 19:30

【スリトレ堂安氏の約3倍】本田圭佑×Titan FX、SNSフォロワー数379万の影響力は?

海外FX業者のTitan FXがサッカー選手の本田圭佑氏をグローバルアンバサダーに起用したことを発表しました。なぜTitan FXは「本田圭佑」を選んだのか、SNSの反応や業界の過去事例からその影響力を読み解きます。
update2025.06.09 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル