Select Language

CMC Markets、新たに17種類の株式バスケットを追加

CMC Markets、新たに17種類の株式バスケットを追加

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.05.31 15:42
CMC Markets、新たに17種類の株式バスケットを追加

update 2022.05.31 15:42

ゲームや銀行、再生エネルギーなど注目セクターに投資が可能

英国の大手FX・CFDブローカーであるCMC Markets UK plc(本社:133 Houndsditch London EC3A 7BX[1])【以下、CMCと称す】が、投資家に対しゲームや銀行、再生エネルギーなど注目セクターへのエクスポージャーを確保すべく、自社の取引プラットフォームへ新たに17種類の株式バスケットを追加したことを発表した。[2]

個々の株式バスケットは最大50銘柄で構成され、配当などのコーポレートアクションを適切に反映させた銘柄構成を維持すべく、金融情報サービス会社のIHSマークイット(IHS Markit)のサービスを導入するとのことだ。同バスケットには大麻や5G、ビッグテック、サイバーセキュリティ、モバイル決済、自動運転、ゲーム、米国銀行、再生エネルギー、中国テック、ストリーミングメディア、ソーシャルメディア、SaaS(Software as a Service、ソフトウェアをクライアント側に導入せず、ネットワーク経由で顧客が利用するサービス)、オートメーション・ロボティクス、英国及び欧州銀行、欧州自動車などのテーマを設けているという。

また、複数の業種にわたりビジネスを展開するコングロマリットなどの値嵩株(ねがさかぶ)の値動きが、株式バスケットの価格へ大きく影響を及ぼすことを避けるべく、株価水準に着目したTiered Weightingを採用しているとのことである。尚、CMCは株式バスケットの組成を社内で行っており、顧客需要を見据えながら新たなバスケット商品を追加していく意向だ。

新たな株式バスケットの追加に際し、CMCのトレーディング部門グループヘッドを務めるSimon Campbell氏とIHSマークイットのDeltaOne商品開発部門グローバルヘッドであるChristopher Hare氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

我が社はお客様の成功に寄与する商品開発にコミットしております。お客様はある特定のセクターにフォーカスした投資への関心を高めていることから、我々はそのような投資機会を提供したいと考えております。新たに投入した株式バスケットはメディアで取り上げられる注目セクターを網羅しており、投資意思決定を十分にサポートするでしょう。あるセクターのバリュエーションの変動に関わらず、トレンドを踏まえた売買を容易に実践することができます。

Simon Campbell, Group Head of Trading at CMC Markets - Hedgeweekより引用

我々は伝統的な金融機関であるCMCと協働し、ポートフォリオやインデックスのバリュエーションに関連した専門サービスを提供することを喜ばしく思っております。我々はグローバル金融市場により柔軟性をもたらす革新的な投資の実践をサポートすることができると考えております。

Christopher Hare, Global Head of Product Development for DeltaOne at IHS Markit - Hedgeweekより引用

CMCは複数の株式バスケットを追加し、充実した商品ラインナップを構築することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.04.01

出典元:

ニュースコメント

コロナショックでも取引量を拡大させるCMC

CMCは3月20日、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けた2020年3月1日から3月19日までの取引アップデートを公表した。同期間におけるCFD及び株式ブローキング取引量は、共に通常の市場環境時と比較して2倍以上に増加しているという。そのため、同社経営陣は2020年度通期業績に関し、純営業収益が現在の市場コンセンサスを上回るとの強気の姿勢を示している。CMCのCEOを務めるPeter Cruddas氏によると、長期にわたりテクノロジーへの投資を行ってきたことから、ロンドンオフィスに在籍する99%の社員が在宅勤務もしくはDRサイト(災害など緊急時の代替拠点)で職務をこなすことができているとのことだ。他方で、CMCはFXインデックス関連バスケット取引の提供を開始したほか、CMCはFX Blueと提携し、顧客基盤の維持・拡大を積極的に図っている。更に、CMCは仮想通貨CFDを追加し、商品ラインナップを拡充している。これらの顧客満足度の向上に繋がる絶え間ないサービス提供が、取引の拡大に結びついている模様である。新型コロナウイルスの感染拡大により金融市場が不安定になるなか、CMCは順調に顧客取引が拡大していることから、今後発表される2020年通期決算にも注目が集まりそうだ。


Date

作成日

2020.04.01

Update

最終更新

2022.05.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨SOLVの将来性は?ビットコインのステーキングプロトコルSolv Protocolを解説

仮想通貨(暗号資産)SOLVは、ビットコイン(BTC)のステーキングプロトコル「Solv Protocol」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨SOLVの特徴やSNSでの評判、将来性、トークンの使い道などを解説します。
update2025.01.10 19:30

【無料ツールも】MT4/MT5で複数チャートを同期スクロールし、分析を劇的に変える方法!

MT4/MT5ではインディケータを使うことで複数チャートを同期してスクロールできます。この記事ではMT4/MT5の複数チャートを同期してスクロールできるインディケータについて、実際に使ってみた感想も交えながら紹介していきます。
update2024.11.07 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

MT4/MT5でも日本時間を簡単に表示できる!日本との時差については図解で理解しておこう

MT4/MT5では通常、表示される時間が日本時間から6時間ほどずれています。頭の中で「表示される時間 + 6時間」などと計算すれば、日本時間に変換可能です。しかし慣れないうちは少し不便なので、日本時間を表示させる外部ツールも活用されています。
update2024.11.27 19:30

bitbankからBybitに送金してみた!トラベルルールの対応状況も解説

Myforex編集部では、bitbank(ビットバンク)からBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.11.28 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00

初心者でも安心!MT4ストラテジーテスターの使い方完全ガイド ~EA活用とバックテストで一歩先のトレードへ~

MT4でEAを使って自動売買をするならストラテジーテスターにより利益が出るかテストが必要です。本記事では、ストラテジーテスターの実践的な使い方や疑問を感じやすいポイントを解説します。
update2025.01.10 19:00

XMTradingがおみくじプロモ2025を実施!総額1,000万円越えのキャンペーン

海外FX業者XMTradingは、1月2日~1月31日までの期間限定で「おみくじプロモ2025」を実施すると発表しました。賞金総額は1,000万円以上であり、抽選で100名に最大75万円の現金がキャッシュバックされます。
update2025.01.06 19:00

このローソク足あと何秒!?残り時間を表示するMT4/MT5のインディケータを比較

MT4やMT5でトレードする際、インディケータを使えばローソク足が確定するまでの残り時間を表示できます。アラート機能付きや残り時間以外の情報も表示するインディケータもあります。本記事では、MT4・MT5にローソク足の残り時間を表示するインディケータを紹介します。
update2024.12.12 19:30

SONYのレイヤー2「Soneium」がIP侵害を理由にミームコインをブラックリスト化

ソニーグループによるイーサリアムレイヤー2のSoneium(ソニューム)が、メインネットローンチの同日に、IP侵害のあるミームコインをブラックリスト化し、SNSで話題となっています。本記事では、Soneiumの概要やブラックリスト化の内容、SNSでのユーザーの声などを解説します。
update2025.01.17 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル