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CMC Markets、2020年度第3四半期は市場予想を上回る良好な決算に

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update 2022.06.01 12:36
CMC Markets、2020年度第3四半期は市場予想を上回る良好な決算に

update 2022.06.01 12:36

経営陣は2020年度通期業績に対して強気の姿勢

英国の大手FX・CFDブローカーであるCMC Markets UK plc(本社:133 Houndsditch London EC3A 7BX[1])【以下、CMCと称す】は1月23日、市場予想を上回る2020年度第3四半期決算を発表した。[2]

2019年10月、CMCは堅調な2020年度上半期決算を発表しており、第3四半期決算においても、引き続き良好な決算を発表したことになる。会社側は詳細な数字を明らかにしていないが、2020年度上半期と比較して顧客の維持・拡大に成功したことから、純営業収益は市場予想を上回る結果になったという。また、アクティブユーザー1人当たりの営業収益も増加した模様だ。

2020年1月22日時点においてCMCが取りまとめた2020年度通期業績予想は、純営業収益が約1億8,750万ポンド、税引き前利益が約4,310万ポンドで着地すると見込まれている。

良好な決算発表に際し、CMCのCEOであるPeter Cruddas氏は以下のようにコメントしている。

我が社の業績は、第3四半期も堅調を維持しております。我々が遂行する経営戦略が素晴らしい決算に結びついたことを喜ばしく思っており、引き続きB2B及びB2C事業の拡大を図ります。我々は、高付加価値をもたらす経験豊富な投資家と取引すべく、プラットフォームパートナーや各種戦略を通じて、更なる成長を遂げると自信を持っております。規制環境が変化するなか、経験豊富なトレーダーや機関投資家に満足して頂くためには、プラットフォームテクノロジーなど、現在推進している経営戦略が適切であると確信しております。我々は来年度以降も現在の良好な経営状況を維持したいと考えております。

Peter Cruddas, Chief Executive Officer of CMC - CMC Marketsより引用

CMCは、2020年度第4四半期は順調なスタートを切ったとコメントした。更に経営陣は、2020年度通期業績も収益拡大が続くと自信を示しており、今後も同社の業績動向に期待が持てそうだ。

release date 2020.01.27

出典元:

ニュースコメント

顧客基盤の維持・拡大に成功するCMC

CMCが拠点とする欧州を始め、グローバルに規制環境が目まぐるしく変化するなか、多くの海外FXブローカーが既存顧客の維持や新規顧客の獲得に腐心している状況だ。このような市場環境下においても、CMCは顧客ニーズにマッチした商品ラインナップの拡充に加え、高付加価値テクノロジーを有する企業との提携戦略などを矢継ぎ早に打ち出し、顧客基盤の維持・拡大に成功しているブローカーの1つだ。足元では、CMCはFXインデックス関連バスケット取引を開始したほか、CMCはFX Blueと提携し、圧倒的な利用シェアを誇るMetaTrader4の機能改善を図っている。更に、CMCは仮想通貨CFDを追加すると共に、スプレッドも大幅縮小させるなど、仮想通貨関連サービスの強化によって、幅広い顧客層の獲得を目指している。経営陣は2020年度通期業績に強気の姿勢を示しているが、更なる顧客基盤の拡大に向け、今後如何なるソリューションを打ち出すのか注目したい。


Date

作成日

2020.01.27

Update

最終更新

2022.06.01

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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