Select Language

CFH Clearing、テクノロジープロバイダーAcuityの機能を活用

CFH Clearing、テクノロジープロバイダーAcuityの機能を活用

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.06.22 15:56
CFH Clearing、テクノロジープロバイダーAcuityの機能を活用

update 2022.06.22 15:56

ニュースフィード及びセンチメントデータツールを活用

TradeTech Group傘下のリクイディティプロバイダー(流動性供給業者)兼プライムオブプライムブローカー(PoP)であるCFH Clearing Limited(本社:11th Floor, Broadgate Tower 20 Primrose Street London, EC2A 2EW United Kingdom[1])【以下、CFH Clearingと称す】が、テクノロジープロバイダーのAcuityが開発したニュースセンチメントデータツールを活用すると共に、マルチアセットクラスのニュースフィード機能を向上させることが明らかになった。

CFH ClearingはAcuityのテクノロジーを活用し、市場センチメントの変化を読み取ると共に、取引機会の獲得に寄与するニュースやイベントを効果的にフィルタリングすることで、トレーディングエクスペリエンスの向上を期待できるという。ダウ・ジョーンズ(Dow Jones)と提携するAcuityは、通貨やインデックス、コモディティ、株式など2,500種類にも及ぶ世界の主要な金融市場をカバーしており、CFH Clearingの顧客は、独自プラットフォームであるClearProやClearWebのほか、MetaTrader 4(MT4)とMetaTrader 5【以下、MT5と称す】上でAcuityのサービスにアクセスすることが可能になる模様だ。

プラットフォーム機能の向上に際し、CFH Clearing欧州セールス部門でヘッドを務めるPaul Groves氏とAcuityのCEOであるAndrew Lane氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

我々は最高クラスのニュースフィード及びセンチメントデータツールを提供する企業を精査した結果、Acuityを選択する決断に至りました。同社の機能を活用することで、お客様がリアルタイムなデータをもとにした投資意思決定を下す手助けとなる付加価値の高い情報を明快に伝えることができるようになります。

Paul Groves, Head of European Sales of CFH Clearing - FinanceMagnatesより引用

我々はCFH Clearingと協働することを喜ばしく思っております。我が社のニュースセンチメントデータとダウ・ジョーンズの選りすぐりの情報が融合することで、英語と中国語による多大なトレーディングエクスペリエンスを提供することができるようになるでしょう。

Andrew Lane, CEO of Acuity - FinanceMagnatesより引用

Acuityのニュースセンチメントプラグインは、ユニークな機械学習テクノロジーを活用することで、何百万ものニュース記事から隠れた投資アイデアを見つけ出し、直感的に理解できる視覚的手法を用いて市場センチメント動向を伝えるという。投資家にとっては同ツールを利用することで、膨大な量の情報を読み解くことなく、市場センチメントを把握し、投資戦略の立案や現在行っている投資活動に活かすことができ、最近ではAdmiral Marketsがリリースした新ポータルサイトにも同ツールが採用されている。そして今回、CFH ClearingはAcuityの誇るニュースセンチメントデータツールを活用し取引環境の改善を図ることで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2019.10.16

出典元:

ニュースコメント

欧州最大規模を誇る海外FXブローカーCFH Clearing

2008年に創業したCFH Clearingは、2016年にPlaytechに買収されたのち、現在はTradeTech Group傘下にて、FCA規制下のもと世界80か国以上の600社を超える機関投資家に対しプライムブローカレッジサービスを提供する欧州最大規模の海外FXブローカーだ。CFH ClearingはPrimeXMのシステムを導入し、TY3、LD4、NY4、HK3のそれぞれから豊富な流動性を供給していることに加え、FinanceMagnatesより2014年から4年連続でベストリクイディティプロバイダーに選出されるなど、世界屈指のリクイディティプロバイダーとして高い評価も得ている。更に、2018年7月にCFH ClearingはMT5をリリースし最先端機能が付帯された取引プラットフォームを導入すると共に、日本語を含むマルチ言語対応のサポート体制を構築するなど、欧州を代表するブローカーの名にふさわしい強固で包括的なサービスを提供している。今回のCFH ClearingとAcuityの事例のように、昨今FX業界においてはテクノロジープロバイダーとの提携を通じた付加価値ソリューションの提供が一つのトレンドとなっており、今後も業界をリードするCFH Clearingが展開する画期的なサービスには注目していきたい。


Date

作成日

2019.10.16

Update

最終更新

2022.06.22

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

XMTradingの入出金で銀行口座凍結?海外FX禁止の銀行に注意

SNS上では「XMTradingの出金で銀行口座が凍結された」とする投稿が一部で見受けられます。銀行によっては海外FXとの取引を禁止しているため注意が必要です。本記事では凍結リスクが高い銀行や仮想通貨送金の注意点を説明します。
update2025.09.03 19:00

Vantage Tradingで出金遅延、担当者が語る原因と対応

Vantage Tradingで銀行出金に関する遅延が確認されています。出金申請後に着金まで時間を要するケースが報告されており、SNS上でも混乱が発生している状況です。原因としては入金額の急増や決済システム側の処理制限が影響しているものと見られます。
update2025.10.24 19:00

Bybit P2P利用で銀行口座凍結・詐欺容疑者に?海外FXユーザーが知るべき巻き込まれリスクとは

Bybit P2Pを利用したユーザーが銀行口座凍結されたことに加え、詐欺容疑者として取り調べを受けたというSNS投稿が話題になっています。本記事では、話題となった投稿の内容や、海外FXユーザーがP2P取引の利用を避けるべき理由などを解説します。
update2025.11.12 19:00

bitcastleは詐欺業者?口座開設ボーナスで出金拒否多数

SNS上ではbitcastleから「出金できない」「口座を凍結された」といった報告が相次いでいます。本記事では、bitcastleで報告されている出金トラブルを紹介するほか、bitcastleは詐欺業者なのかどうか説明します。
update2025.10.21 19:30

Vantage Tradingが入出金額の上限を変更、100万円以上の出金は自動分割

海外FX業者のVantage Tradingが、銀行振込の入出金額の上限を変更しました。今後は銀行振込で一度に出金できる額が100万円に制限されます。本記事では、変更された条件や高額送金時の注意点などを説明します。
update2025.11.11 19:00

Money Charger(マネチャ)情報流出で問われるキャッシュバックサイトの運営体制と安全性

Money Chargerは2025年10月25日、ユーザーの個人情報が外部に流出したことを公表しました。キャッシュバックサイトはうまく活用すれば取引コストを抑えられる一方で、個人情報を扱う性質上、安全管理体制が極めて重要です。本記事では、安全性や透明性の観点から主要なキャッシュバックサイトを比較します。
update2025.11.17 19:00

Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意

PeskaはFX業者とのコラボキャンペーンなどをきっかけに、急速にユーザーを増やしているオンラインウォレットです。しかし、新興サービスのため利用すべきか迷うという人も少なくありません。この記事ではPeskaの安全性や評判、オンラインウォレット業界が抱えるリスクなどを説明します。
update2025.09.29 19:30

Bybitが日本ユーザーの新規登録を停止!日本撤退で海外FXユーザーにも影響大か?

Bybitが2025年10月31日をもって日本ユーザーの新規登録停止を発表しました。既存ユーザーは継続利用できるものの、締め出しも時間の問題と予想する声も少なくありません。本記事では、Bybitの発表内容や海外FXユーザーへの影響などを解説します。
update2025.11.06 19:00

FXGT破綻の噂がSNSで再浮上、CEOは「完全なデマ」と否定

海外FX業者のFXGT(エフエックスジーティー)が「経営破綻の危機にある」との噂が一部で広がっています。噂が流れているのは主にX(旧Twitter)で、FXGT公式はこれを否定しています。当サイトではFXGTにこれらの噂について、事実確認を行いました。
update2025.11.04 19:30

メタマスク等の利用が規制対象に?金融庁がDEXの規制を議論

暗号資産WGでの議論を発端に、SNS上で「DEX利用が非合法化されるのでは?」といった投稿が話題になっています。本記事では、金融庁で議論されたDEX規制の現状や、SNSで広まる情報の真偽、海外FXユーザーへの影響などを解説します。
update2025.10.28 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル