作成日
:2018.03.06
2021.08.31 15:23
ここ数週間、ビットコイン取引量は大幅に減少しており、直近7日間におけるビットコイン平均取引数は、2年ぶりの低水準を記録した。
調査会社のブロックチェーン・ドット・インフォ(BLOCKCHAIN.info)の統計データによると、直近7日間の平均取引数は、過去最高値を記録した昨年12月16日の約35万件から、約15万~15万5,000件まで、大幅に減少した。7日間の平均取引数が16万件を下回ったのは、ビットコイン(BTC/USD)が400~450ドルに上昇した2016年3月以来、初めてのこととなる。
ビットコイン取引量の減少により、一部の投資家は、ビットコインの人気が低下していることに対して懸念を示している。
大手仮想通貨企業のニュースケープ・キャピタル・グループの最高投資責任者であるCharles Morris氏は、取引量は価格の動向を示すとの見解を持ち、次のようにコメントしている。
熱狂期にあったビットコイン相場は、現在冷え込みつつあるようです。我々は、ビットコインが弱気相場に入る可能性があると考えています。
Charles Morris, Chief Investment Officer of Newscape Capital Group
一方、取引量の減少について、多くの企業や支払業者、オンラインギャンブル等の加盟店が、ビットコインによる決済を停止したことが背景にあるという意見もある。
取引所を介さないP2Pによるビットコイン取引が可能な、ローカルビットコインでも、週間取引量が6,000件を割り込み、2014年2月以来の低水準となった。昨年12月30日前後にも、一度6,000件を下回っていたことがあったが、取引数の急減後、ビットコイン(BTC/USD)は過去最高値を更新していることから、単にビットコインの弱気相場だけが原因ではないとの見方もあるようだ。
1万1000ドル台まで回復しているビットコイン相場は、ここ数日軟調な動きが続いている。このまま、弱気相場が続くのか、または、昨年末同様、上昇相場に転じるのか、今後も目が離せない。
release date 2018.3.6
作成日
:2018.03.06
最終更新
:2021.08.31
米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
Milton Marketsが夏トク15%入金ボーナスキャンペーンを開催!
2023.06.21 19:30
XMTradingがF1チームスクーデリア・アルファタウリとスポンサーシップを締結
2023.03.28 20:00
海外FX業者で取引できるエネルギー銘柄は?取引の種類やメリットを解説
2023.02.27 20:00
仮想通貨HOOKとは?将来性は?Hooked Protocolが提供するWild Cashも解説
2022.12.13 21:00
Huobi(旧Huobi Global)は日本居住者向けサービスを停止していない?
2022.12.08 19:30
分散型取引所dYdXの使い方をイチから解説!注意点も紹介
2022.12.01 20:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー