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GAIN 5月期の業績を発表、前月より大幅改善

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update 2022.06.20 10:42
GAIN 5月期の業績を発表、前月より大幅改善

update 2022.06.20 10:42

他海外ブローカーの収益も第2四半期は安定する模様

6月9日、米国最大のFXブローカーであるForex.comを運営するGain Capital Holdings Inc(本社:135 US Highway 202/206 Suite 11 Bedminster NJ 07921 USA)【以下、GAINと称す】は、5月期の取引量を報告した。GAINの5月期の取引量は、日本国内ブローカーを除く、海外ブローカーと同様、増加していることが明らかになった。

GAINによると、5月期の取引額は、計2,195億ドルであったことが報告されている。前年同期比では、1.7%減となったものの、前月比では、18.6%増となった。フランスの大統領選挙の結果と米国におけるドナルド・トランプ政権の取り組みが影響して、ボラティリティが高まり、取引量が増えたことが原因であると考えられる。

1日当たりの平均取引量は95億ドルまで改善し、前年同月比では、6.9%減となったものの前月比では、2.2%増となった。GAINが強く推進しているECN方式のGTXでは、前年同期と比較すると63%増加しており、1日当たり2,472億ドルの取引が行われていることが報告された。前月比では、7.2%増加となっている。

GAINの5月期のスワップ取引高は前月比18.6%増の594億ドル(前年同月比では6%減)となった。先物取引においては、前年同月比27.6%減、前月比では、3%減の計528,199件となった。株式におけるボラティリティの低下が大きく影響して、先物取引が活発になったようである。取引口座数においては、135,070口座となり、前年同期と同水準であった。 先物取引の口座数は前年同期と比べて約10%減少している。

外国為替のボラティリティは今年の第1四半期に比べるとやや改善しており、ブローカーの収益は第2四半期は安定しそうである。今年の第1四半期は、前年第4四半期における米・大統領選挙を要因とした強気相場の後の埋め合わせとなった。

release date 2017.06.10


Date

作成日

2017.06.10

Update

最終更新

2022.06.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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