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XMのビットコインスプレッドはExnessの2倍広い!それでも「ナシ」ではない理由とは?

XMのビットコインスプレッドはExnessの2倍広い!それでも「ナシ」ではない理由とは?

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New update 2025.09.05 18:46
XMのビットコインスプレッドはExnessの2倍広い!それでも「ナシ」ではない理由とは?

update 2025.09.05 18:46

スプレッドが広いと言われがちなXMTrading(エックスエムトレーディング)では、ビットコインのスプレッドも他社と比較して広めです。例えば、BTCUSDのスプレッドはExness(エクスネス)のプロ口座では20pipsなのに対して、XMTradingのKIWAMI極口座ではその2倍です。

ただし、ビットコイン取引でXMTradingが使えない訳ではありません。スプレッドの安定性が抜群であったり、近年はスプレッドが縮小傾向にあったりとXMTradingならではの特徴もあり、かつボーナスの活用まで加味すると使える場面はそれなりにあります。

本記事では、2025年1月10日〜4月10日の3ヶ月間にかけてMyforex編集部で独自に調査したデータをもとに、XMTradingにおけるビットコインのスプレッドについて詳しく解説します。

XMのビットコインのリアルタイムスプレッド

BTCUSDの平均スプレッドは、スタンダード口座とマイクロ口座が60pips、KIWAMI極口座は半分の30pipsです。(2025年8月14日時点から過去1ヶ月間の平均値)

またBTCJPYの平均スプレッドは、スタンダード口座とマイクロ口座が13,000pips、KIWAMI極口座は6,500pipsです。

ドル建て・円建て共に、KIWAMI極口座のスプレッドはスタンダード口座やマイクロ口座と比べて半分の値となっています。ただし詳しくは後に解説しますが、XMTrading(エックスエムトレーディング)におけるビットコインのスプレッドはKIWAMI極口座であっても他社と比較すると狭いとは言えない水準です。

リアルタイムスプレッドは比較ツールで

リアルタイムのスプレッド調査で今回利用したのは、当サイトが提供するリアルタイムスプレッド比較ツールです。このツールを使えば、各海外FX業者が提供するリアルタイムのスプレッド情報を簡単に確認いただけます。

リアルタイムスプレッド比較ツールの活用

リアルタイムで情報を把握できるだけでなく、期間別や各市場別など状況に合わせたスプレッド値を把握できたり、最大5社のスプレッドを比較できたりなど機能が充実しています。

【結論】XMのビットコインスプレッドは広いが「条件付きでアリ」

Myforex編集部では、2025年1月10日〜4月10日の3ヶ月間にわたってXMTrading(エックスエムトレーディング)をはじめとした主要業者のスプレッドデータを独自に取得して調査を進めました。

その結果、XMTradingが提供するビットコインのスプレッドは他社と比較して広いことが分かりました。BTCUSDについて、XMTradingのハイスペック口座であるKIWAMI極口座と他社のハイスペック口座のスプレッドを比較した結果は以下の通りです。

ハイスペック口座の平均スプレッド比較
業者名 口座タイプ 平均スプレッド
(エクスネス)

プロ

20.00pips

(エックスエス)

プロ

35.76pips

(エフエックスジーティー)

プロ

44.21pips

(エックスエムトレーディング)

KIWAMI極

49.80pips

(タイタンエフエックス)

ブレード

59.55pips

Exness

口座タイプ 平均スプレッド
プロ 20.00pips

XS.com

口座タイプ 平均スプレッド
プロ 35.76pips

FXGT

口座タイプ 平均スプレッド
プロ 44.21pips

XMTrading

口座タイプ 平均スプレッド
KIWAMI極 49.80pips

Titan FX

口座タイプ 平均スプレッド
ブレード 59.55pips

海外FX業者の中でもトップクラスのコストを誇るExness(エクスネス)のプロ口座とKIWAMI極口座とでは、2倍以上(49.80pips÷20.00pips)の差がありました。他にもXS.com(エックスエス)やFXGT(エフエックスジーティー)のプロ口座にも及ばず、主要5社の中では4番目に広い水準です。

ドル円などのFX通貨ペアと同じく、XMTradingにおけるビットコインのスプレッドはやはり狭いとはいえないようです。

ただし2025年4月以降、ドル建てビットコインはボラティリティが高ければ8,000pips〜10,000pipsも変動していることを加味すると、XMTradingのスプレッドが取引に大きな支障をきたす水準とまではいえません。したがって、残った入金ボーナスや口座開設ボーナスを使ってビットコイン取引へ挑戦してみるという目的では十分使えるでしょう。

XMのビットコインスプレッドは縮小傾向にある

Myforexで取り扱いのある海外FX業者において、BTCUSDのスプレッドランキングトップ10は以下のようになっています。

業者名 口座タイプ 平均スプレッド(*1)
(エフエックスオン)

エリート

12.7pips

(エクスネス)

プロ

15.1pips

(アクシ)

スタンダード

18.0pips

(スリートレーダー)

Pureスプレッド

19.6pips

(ヴァンテージ トレーディング)

スタンダード

25.5pips

(エックスエムトレーディング)

KIWAMI極

30.0pips

(エックスエス)

プロ

37.9pips

(ミルトンマーケッツ)

スマート

43.0pips

(エフエックスジーティー)

プロ

45.3pips

(タイタンエフエックス)

ブレード

56.7pips

FXON

口座タイプ 平均スプレッド(*1)
エリート 12.7pips

Exness

口座タイプ 平均スプレッド(*1)
プロ 15.1pips

Axi

口座タイプ 平均スプレッド(*1)
スタンダード 18.0pips

ThreeTrader

口座タイプ 平均スプレッド(*1)
Pureスプレッド 19.6pips

Vantage Trading

口座タイプ 平均スプレッド(*1)
スタンダード 25.5pips

XMTrading

口座タイプ 平均スプレッド(*1)
KIWAMI極 30.0pips

XS.com

口座タイプ 平均スプレッド(*1)
プロ 37.9pips

Milton Markets

口座タイプ 平均スプレッド(*1)
スマート 43.0pips

FXGT

口座タイプ 平均スプレッド(*1)
プロ 45.3pips

Titan FX

口座タイプ 平均スプレッド
ブレード 56.7pips

(*1)2025年8月14日時点から過去1ヶ月間の平均値

3ヶ月間の集計とは異なり、2025年8月時点ではKIWAMI極口座のスプレッドは上から6番目と比較的競争力のある水準であることが分かります。これは、XMTradingがBTCUSDのスプレッドを段階的に縮小していることが原因です。

Myforex編集部の調査によると、2025年2月中旬にはKIWAMI極口座において60pips台あったスプレッドが40pips台に、さらに3月下旬には30pips台にまで縮小されています。またスタンダード口座でも同等の縮小がみられています。今後さらにスプレッドが縮小されると、XMTradingでビットコインを取引するメリットが増す可能性も考えられるでしょう。

XMでビットコインを取引するべき人、賢い使い方

XMTrading(エックスエムトレーディング)におけるビットコインのスプレッドは他社と比較して広い水準ではあるものの、使うべきでないとは言えません。

  • ボーナスを使うならXMも有力候補に
  • KIWAMI極口座へ切り替えてコスト削減
  • BTCUSDを中心に取引する

ボーナスを使うならXMも有力候補に

豊富な仮想通貨銘柄数とボーナスで人気を集めているFXGT(エフエックスジーティー)とXMTrading、両者のスタンダード口座が提供するBTCUSDのスプレッドを比較しました。FXGTのほうがXMTradigよりも平均約1.6pips有利ですが、安定性はXMTradingに軍配が上がります。

XMTradingとFXGTの平均スプレッド比較

スプレッドの優劣では拮抗しているのでボーナス面を比較してみましたが、XMTradingは複数回の入金に対して100%ボーナスを受け取れる点は柔軟性が高いものの、大きな違いがあるわけではありません。

業者名 XMTrading FXGT
口座開設ボーナス 15,000円 15,000円
入金ボーナス(*1)
100%(上限500ドルまで)
+20%(上限10,500ドルまで)
100%(上限8万円)
+25%(上限70万円まで)
備考 累計500ドルに達するまで100%ボーナスを複数回受け取り可能 100%ボーナスは初回入金のみ対象

XMTrading

口座開設ボーナス
15,000円
入金ボーナス(*1)
100%(上限500ドルまで)+20%(上限10,500ドルまで)
備考
累計500ドルに達するまで100%ボーナスを複数回受け取り可能

FXGT

口座開設ボーナス
15,000円
入金ボーナス(*1)
100%(上限8万円)+25%(上限70万円まで)
備考
100%ボーナスは初回入金のみ対象

(*1)FXGTのミニ口座・スタンダード口座の場合

したがって、ボーナスをビットコイン取引で活用するためにXMTradingを利用することは決して間違いではないといえます。また、ボーナスが使える次の業者を探しているXMTradingまたはFXGTユーザーは、どちらかへ乗り換えてもそこまで変わらない環境で取引へ望めるといえるでしょう。

Vantage TradingはXMやFXGTよりもさらに優秀

Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)も、15,000円の口座開設ボーナスや初回最大120%(上限75,000円)の入金ボーナス、2回目は50%入金ボーナスなどXMTradingやFXGTと同様にボーナスが充実している業者として有名です。

結論、より低スプレッドでボーナスを活用したいのであればVantage Tradingもおすすめです。

2025年8月14日時点におけるBTCUSDのスプレッドを比較してみると、Vantage Tradingはボーナス対象のスタンダード口座であっても、KIWAMI極口座より4.5pips(30.0pips-25.5pips)狭いスプレッドで取引が可能です。

XMTradingとボーナス業者の平均スプレッド比較

ドル円などの主要FX通貨ペアではXMTradingの方がスプレッドは狭いものの、ビットコイン取引で豊富なボーナスと狭いスプレッドを求めているトレーダーはVantage Tradingをまずは使ってみてもよいでしょう。

スプレッドを抑えるならKIWAMI極口座へ切り替え

XMTradingのKIWAMI極口座とスタンダード・マイクロ口座とでは約20pips(69.58pips-49.80pips)、1ロットあたり約3,000円(20pips×150円)のコスト差があります。

XMTrading各口座の平均スプレッド比較
口座タイプ スプレッドの平均値
スタンダード口座 69.58pips
KIWAMI極口座 49.80pips
マイクロ口座 69.58pips

もし入金ボーナスのためにスタンダード口座やマイクロ口座を利用していて、「今後はビットコイン取引に力を入れたい」と考えているのであれば、KIWAMI極口座へ移行するだけでもコストを抑えられます。

caution ボーナスの消滅に注意

スタンダード口座やマイクロ口座への資金移動に関しては、金額に応じてボーナスも自動で資金移動されます。しかしKIWAMI極口座へはボーナスの資金移動ができず、消滅してしまう点には注意しましょう。ボーナスを全て使い切った後や、スプレッドを削減するメリットが消滅するボーナス額より大きいと判断できる場面が移行の目安です。

BTCUSDを中心に取引する

XMTradingに限らないのですが、主要業者におけるBTCJPYのスプレッドはBTCUSDと比べて広めの水準です。2025年4月以降、円建てビットコインのボラティリティは約20万pips〜100万pipsの間で推移しています。対して各ハイスペック口座におけるBTCJPYのスプレッドは約5,000pips〜2万pipsです。

ハイスペック口座におけるBTCJPYの平均スプレッド比較

一方でBTCUSDは8,000pips〜10,000pipsのボラティリティに対してスプレッドは数十pips程度です。BTCJPYの方がボラティリティに対するスプレッドの割合が高いことから、コストを抑えたいのであればBTCUSDを中心に取引することがおすすめです。

XM スタンダード口座のビットコインスプレッド

XMTrading(エックスエムトレーディング)のスタンダード口座におけるビットコインの平均スプレッドは、BTCUSDなら約70pips、BTCJPYなら約16,000pipsです。

他社のスタンダード口座と比べて広い水準ではあるものの、スプレッドの安定感は抜群です。ボーナスキャンペーンをフル活用しつつ、まずは安定した取引環境でビットコイン取引へ挑戦してみたいというトレーダーに向いています。

caution 仮想通貨の取引はXMP対象外

XMTradingでは、取引日数によって変動する「ランク」に応じてポイント(XMP)が付与されるロイヤルティプログラムを提供しています。しかしビットコイン取引を含む仮想通貨CFDはXMPの対象外です。

BTCUSDのスプレッド

BTCUSDの平均スプレッドは69.58pips、最大スプレッドの平均値は75.58pipsです。平均スプレッドと違って最大スプレッドは数pipsほどブレがあり不安定ではありますが、XMTradingに限った話ではありません。各社同じような傾向なので、ビットコインの特徴であると言ってよいでしょう。

XMTradingのスタンダード口座スプレッド比較(BTCUSD)
計測期間 スプレッドの平均値 最大スプレッドの平均値
全期間 69.58pips 75.58pips
早朝 69.50pips 71.23pips
経済指標前後 69.45pips 71.31pips
ニューヨーク時間 69.48pips 71.49pips

スプレッドの平均値

全期間 69.58pips
早朝 69.50pips
経済指標前後 69.45pips
ニューヨーク時間 69.48pips

最大スプレッドの平均値

全期間 75.58pips
早朝 71.23pips
経済指標前後 71.31pips
ニューヨーク時間 71.49pips

他社のスタンダード口座と比較するとXMTradingは最も広い水準です。最も狭いExness(エクスネス)と比較すると約40pips(69.58pips-28.64pips)の差があります。

スタンダード口座の平均スプレッド比較
point ドル建ては22時30分を警戒

BTCUSDは22時30分(冬時間)頃にスプレッドが広がりやすい傾向があります。この原因の1つに、22時30分はアメリカの主要経済指標が発表される時間であることが考えられます。

米国の経済指標によってドルが急変動した結果、ドル建てのビットコインにも影響が及んでしまうのです。他にも、ニューヨーク市場のオープンが重なっていることも原因として考えられます。

XMTradingのBTCUSDのスプレッド拡大

BTCJPYのスプレッド

BTCJPYの平均スプレッドは15,932pips、最大スプレッドの平均値は17,622pipsです。BTCUSDと違って早朝にかけてスプレッドが急拡大していることが分かります。

XMTradingのスタンダード口座スプレッド比較(BTCJPY)
計測期間 スプレッドの平均値 最大スプレッドの平均値
全期間 15,932pips 17,622pips
早朝 15,969pips 16,058pips
経済指標前後 15,948pips 15,972pips
ニューヨーク時間 15,931pips 15,949pips

スプレッドの平均値

全期間 15,932pips
早朝 15,969pips
経済指標前後 15,948pips
ニューヨーク時間 15,931pips

最大スプレッドの平均値

全期間 17,622pips
早朝 16,058pips
経済指標前後 15,972pips
ニューヨーク時間 15,949pips

スプレッドの水準はドル建てと同じく狭いとはいえず、Exnessとは約8,300pips(15,932pips-7,584pips)もの差があります。ただし他社と比較してみると、まだXMTradingの早朝スプレッドはブレが少ないようです。

スタンダード口座の平均スプレッド比較(BTCJPY)

XM KIWAMI極口座のビットコインスプレッド

XMTrading(エックスエムトレーディング)のKIWAMI極口座におけるビットコインのスプレッドは、BTCUSDなら約50.0pips、BTCJPYなら6,000pipsです。

この数値は他社のハイスペック口座と比べて劣るものの、他社のスタンダード口座と比べるとトップレベルの水準、かつKIWAMI極口座は口座開設ボーナスの対象にもなっています。XMTradingのハイスペック口座を体験してみたいという人は選択してみる価値のある口座タイプだといえます。

caution 仮想通貨はスワップフリー対象外

KIWAMI極口座では、FX通貨ペア銘柄や貴金属CFD銘柄の一部をスワップフリーで取引することができます。ただしビットコインはスワップフリー対象外です。2025年8月時点では買いと売りともにスワップポイントがマイナスになっているので、ポジションを長期にわたって保有する際は注意しましょう。

BTCUSDのスプレッド

経済指標時は多少拡大することはあるものの、平均スプレッドが安定している点はスタンダード口座と同じです。したがって、KIWAMI極口座はスタンダード口座よりもコスト面で有利な口座であるとシンプルに考えてよいでしょう。

XMTradingのKIWAMI極口座スプレッド比較
計測期間 スプレッドの平均値 最大スプレッドの平均値
全期間 49.80pips 51.48pips
早朝 49.66pips 51.51pips
経済指標前後 49.66pips 51.61pips
ニューヨーク時間 49.66pips 51.83pips

スプレッドの平均値

全期間 49.80pips
早朝 49.66pips
経済指標前後 49.66pips
ニューヨーク時間 49.66pips

最大スプレッドの平均値

全期間 51.48pips
早朝 51.51pips
経済指標前後 51.61pips
ニューヨーク時間 51.83pips

他社のハイスペック口座と比較するとXMTradingは4番目に広い水準ですが、安定性は抜群であることがわかります。スプレッドの安定性をとにかく重視するトレーダーにとっては、少しスプレッドが低いFXGT(エフエックスジーティー)のプロ口座よりもXMTradingのKIWAMI極口座の方がニーズに合う可能性があります。

ハイスペック口座の平均スプレッド比較

BTCJPYのスプレッド

BTCJPYの平均スプレッドは1,0910pips、最大スプレッドの平均値は17,622pipsです。こちらもスタンダード口座と同じく、ハイスペック口座であれど早朝はスプレッドが拡大傾向にあります。

XMTradingのKIWAMI極口座スプレッド比較(BTCJPY)
計測期間 スプレッドの平均値 最大スプレッドの平均値
全期間 10,910pips 10,964pips
早朝 10,979pips 11,056pips
経済指標前後 10,946pips 10,985pips
ニューヨーク時間 10,934pips 15,949pips

スプレッドの平均値

全期間 10,910pips
早朝 10,979pips
経済指標前後 10,946pips
ニューヨーク時間 10,934pips

最大スプレッドの平均値

全期間 10,964pips
早朝 11,056pips
経済指標前後 10,985pips
ニューヨーク時間 15,949pips

他社のハイスペック口座と比較してみると、ドル建てと同様最も狭いExness(エクスネス)よりも2倍ほど広い水準であるものの、早朝の安定性は5社の中でトップです。日足更新を目途にポジションを取るなど、早朝に取引する機会が多いのであればKIWAMI極口座も十分役立つでしょう。

ハイスペック口座におけるBTCJPYの平均スプレッド比較

XM マイクロ口座のビットコインスプレッド

XMTrading(エックスエムトレーディング)のマイクロ口座におけるスプレッドの値は、スタンダード口座と全く同じです。

一方で、他社ではマイクロ口座の方がスタンダード口座よりもスプレッドが広がる傾向も見られます。その結果他の口座タイプと比べてそれほどXMTradingが広い訳でもない状態です。加えて円建て対応のマイクロ口座を提供している数少ない業者の一つなので、BTCJPYの取引を練習したいトレーダーにも向いています。

BTCUSDのスプレッド

マイクロ口座においてもスプレッドの安定性は他社と比較して圧倒的です。スプレッドの数値も各社で大きな差がありません。

マイクロ口座の平均スプレッド比較

BTCJPYのスプレッド

BTCUSDでは、XMTradingが提供するマイクロ口座の方がFXGT(エフエックスジーティー)よりもスプレッドが優れていましたが、BTCJPYに関してはFXGTの方が優秀です。ただし他の口座タイプでも見られたように、早朝スプレッドの拡大幅が小さいことがXMTradingの特徴です。

XMTradingとFXGTの平均スプレッド比較(マイクロ)
業者名 口座名 平均スプレッド
(エックスエムトレーディング)

マイクロ

15,932pips

(エフエックスジーティー)

ミニ

13,791pips

XMTrading

口座名 平均スプレッド
マイクロ 15,932pips

FXGT

口座名 平均スプレッド
ミニ 13,791pips

ビットコインのスプレッドをもとに総合的に判断する

XMTrading(エックスエムトレーディング)が提供するビットコインのスプレッドは、他社と比べて狭いとは言えないことが分かりましたが、スプレッドはあくまで取引条件を測る1つの基準にすぎません。

約定速度やスリッページ幅など、他の取引条件にも目を向けることで自分の取引スタイルにあったFX業者であるかより正確に判断できるようになります。特にスキャルピングのような少しの価格のずれが利益に影響するスタイルほど、もう少しこだわって環境を見直してみることがトレード成績の向上につながる可能性も大いにあり得ます。

今自分が使っている業者の取引条件を今一度見極めたいというトレーダーは、Myforexのツールを活用して総合的に取引環境を見直してみましょう。


Date

作成日

2025.09.05

Update

最終更新

2025.09.05

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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