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Axon Marketsが営業活動でGEMFOREXの顧客リストを流用か?

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update 2024.03.08 13:56
Axon Marketsが営業活動でGEMFOREXの顧客リストを流用か?

update 2024.03.08 13:56

GEMFOREX(ゲムフォレックス)との関係が噂されている海外FX業者のAxon Markets(アクソンマーケッツ)が、海外FXメディア向けの営業活動を強化している模様です。2023年12月4日に当メディアと関係のある法人宛に、パートナー契約のオファーメールが送られてきました。

今後、一般ユーザー向けのプロモーションや営業活動を活発化させる可能性もあるため注意が必要です。Axon Marketsの不審な点やGEMFOREXとの関連性をまとめました。

Axon MarketsのIBチームから届いたメール

当メディアと関係のある法人宛に届いたメールには、以下のような内容が記載されていました。

海外FXブローカーAxonMarketsからのご連絡となります。

この度は突然のご連絡誠に失礼いたします。

AxonMarketsIBチームからのご連絡となります。

今回、FXに関して有益なコンテンツをお持ちの方への

特別なオファーとしてご連絡を差し上げております。

弊社は、AxonMarketsという海外FXサービスを展開しております。

https://www.axonmarkets.com/

(後略)

AxonMarketsのIBチームからのメール - より引用

上記の他にも、Axon Markets(アクソンマーケッツ)の強みや特徴として、最大レバレッジが高い点やソーシャルトレーディングサービスが利用できることなどが記載されていました。また、セーシェル金融庁(FSA)の金融ライセンスを保有しており、登録番号はNo. SD115であることも記載されています。

そのほか、中東・南米のユーザーがメインの客層であることも記載されていました。

GEMFOREXの顧客リスト・IBリストを利用している可能性

営業活動を行うにあたって、Axon MarketsはGEMFOREX(ゲムフォレックス)の顧客リストやIBリストを利用している可能性があります。

当メディアや関係のある法人から、Axon Marketsにパートナー専用のメールアドレスを伝えたことはありません。しかし、Axon Marketsからは、パートナー専用のメールアドレスに先述のメールが届いたからです。

実績を偽っている可能性あり

怪しげな点は他にも見られます。

オファーメールには「中東、南米を中心に世界中のユーザーから支持を集め始めております。」との文言がありましたが、実態は異なっている可能性が高いです。

トラッキングサービスのSimilarweb(シミラーウェブ)を使い、「axonmarkets.com」を確認したところ、2023年8月から10月の期間に流入があった地域として、以下のデータが表示されました。

AxonMarkets シミラーウェブ AxonMarkets シミラーウェブ

流入元の98%超が日本という結果です。

Similarwebで確認できる数値はあくまで参考程度ですが、メールに記載されていた通りであるとは考えにくいでしょう。

GEMFOREXとの関係が噂されるAxonMarkets

Axon Markets(アクソンマーケッツ)は、GEMFOREX(ゲムフォレックス)の運営が立ち上げたといわれている海外FX業者です。GEMFOREXは、2022年12月ごろから出金遅延で話題となっていた海外FX業者で、2023年5月にはサービス提供を停止しています。

GEMFOREXの発表では、決済代行会社による多額の未払い・持ち逃げが発生し、それによって資金繰りが悪化し、サービス継続が難しくなったとされています。

その後、GEMFOREXの事業はGalaxyDAO(ギャラクシーダオ)という組織に引き継がれました。しかし、顧客資金が返金されたとはいえない状況です。

GalaxyDAOは独自のトークンで元GEMFOREXユーザーの損害を補償する方針を示していますが、法定通貨での補償を望む声が多く、現在でも返金の目途は立っていないといえます。

不審な点が多いAxon Markets

GEMFOREXとの関連以外にもAxon Marketsには、不審な点が見られます。

AxonMarkets Webサイト

ドメインの情報を確認できるWhoisでは、Axon MarketsのWebサイトのドメイン「axonmarkets.com」は2022年11月に取得されています。一方で、Axon MarketsのLinkedinの記述には10年の実績があることがうたわれています。

さらに、過去のWebページを確認できるサイトで「axonmarkets.com」のアーカイブを確認すると、2015~2016年の間に使用されていた形跡がありますが、2017年以降に使用されていた形跡は見つかりませんでした。

Whoisの情報とアーカイブの期間にズレがあることから、2016年ごろに同ドメインを使用していた会社と現在の所有者は、別々である可能性があります。

また、SNS上ではGEMFOREXとAxon Marketsのサポート担当者の苗字が同じとするキャプチャも公開されています。そのため、GEMFOREXとAxon Marketsの関係を疑っている人も少なくありません。

Axon Marketsでの口座開設は避けるべき

Axon Markets(アクソンマーケッツ)は、不審な点が非常に多い海外FX業者です。Webサイトやメールに記載されている内容と事実が乖離している部分も多く、実体のあるブローカーかどうかも不明です。出金問題でトラブルを抱えるGEMFOREX(ゲムフォレックス)との関連性も疑われているため、口座の開設や利用は避けるべきでしょう。

海外FXには国内FXにない魅力も多いですが、業者選びを間違えると出金関連のトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。これから海外FXを始めようと考えている方は、実績やネット上での口コミなどをしっかりチェックして、信頼できるブローカーを選びましょう。


Date

作成日

2023.12.04

Update

最終更新

2024.03.08

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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