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Bybitの新ローンチパッドに仮想通貨CTTが登場予定!参加方法を解説

Bybitの新ローンチパッドに仮想通貨CTTが登場予定!参加方法を解説

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update 2023.08.31 16:21
Bybitの新ローンチパッドに仮想通貨CTTが登場予定!参加方法を解説

update 2023.08.31 16:21

Bybit(バイビット)は2023年8月25日、トークンセールイベント「ローンチパッド」のバージョンアップと、バージョンアップしたローンチパッドでの「CTT」のセール実施を発表しました。

新しくなったローンチパッドでは、BITの代わりにMNTを使って参加できるようになりました。USDTでの参加は引き続き可能ですが、現物取引量などの新たな条件が追加されています。

なお、CTTは広告プラットフォームのCashtree(キャッシュツリー)が配布するトークンで、エコシステム上のインセンティブとして機能します。

仮想通貨CTTとは

仮想通貨(暗号資産)CTTは、広告プラットフォームのCashtree(キャッシュツリー)がMantleネットワーク上で発行する独自トークンです。

Cashtreeはインドネシアの大手モバイル広告プラットフォームであり、広告主とユーザーをつなぐ役割を果たします。広告主はプラットフォーム上の掲載枠を購入することでキャンペーンを実施できるようになり、そのキャンペーンに参加したユーザーは報酬をもらえるという仕組みとなっています。

Cashtreeのロゴ

画像引用:Cashtree

Cashtreeは2022年から透明性向上等の理由でブロックチェーン技術を採用し始めており、その流れでCTTがインセンティブとして導入されます。CTTはプラットフォーム上のアクティビティに参加すると獲得でき、賞品や割引券と交換できるようになる予定です。

なお、Cashtreeが手がけるプラットフォームの1つ「Cashtreeアプリ」では現在、ポイントがインセンティブとして用いられています。ポイントはCTT導入後もこれまで通り利用可能であり、CTTとポイントの2つのインセンティブが共存する状況になります。

CashtreeはCTTの利用を徐々に促進していくという方針で、ユーザーの理解を獲得していき、2年後にはポイントの役割をCTTに移行し終える予定です。

仮想通貨CTTの獲得方法と使い道

仮想通貨(暗号資産)CTTの獲得方法と使い道についてより詳しく記載します。

CTTの獲得方法

CTTはCashtreeのプラットフォーム上でのアクティビティに参加することで獲得できます。例えばCashtreeアプリでは、ミッションを完了させたり、動画を見たり、ゲームで遊んだりすることでCTTに変換可能なポイントを受け取れます。この仕組みはMisson to Earnと呼ばれています。

また提携サービスを利用すると、キャッシュバックのような形でCTTを受け取れることもあります。

そのほか仮想通貨取引所で購入することも可能です。上場日時は未定ですが、Bybit(バイビット)でも現物取引が可能になる予定です。

CTTの使い道

Cashtreeアプリ内では、CTTをスマートフォンのクレジット(プリペイド式の利用料金)や腕時計などの賞品などに交換できます。Hotdealというショッピングプラットフォーム上では、全ての商品購入時に使える割引券や送料無料クーポンに変更することが可能です。

プラットフォーム上で獲得したCTTは取引所に送金し、換金することも可能とされています。

ローンチパッドの詳細と参加方法

Bybit(バイビット)のローンチパッドへの参加は、以下2種類のいずれかの方法で行えます。

預け入れトークン トークン購入方法
MNT 自分が預けたMNTと全ユーザーが預けたMNTの比率によって、新トークンの購入可能数量が決まります。
USDT 100USDTを預けて、現物取引量などの条件を満たすと抽選チケットを獲得でき、当選すると新トークンを購入できます。

預け入れトークンとトークン購入方法

MNT 自分が預けたMNTと全ユーザーが預けたMNTの比率によって、新トークンの購入可能数量が決まります。
USDT 100USDTを預けて、現物取引量などの条件を満たすと抽選チケットを獲得でき、当選すると新トークンを購入できます。

なお、ローンチパッドに参加するには、Bybitのアカウントと本人確認レベル1(KYC)が必要です。

MNTを使って購入する

1つ目の参加方法は、MNT(Mantleトークン)をBybitに預け入れるというものです。自分が預けたMNTと全ユーザーが預けたMNTの比率によって購入可能額が決定します。

ローンチパッドの開催期間は、日本時間の2023年9月1日午前9時から9月5日午後8時59分までです。なお、イベント期間は通常3つに分かれており、それぞれで必要な手続きが異なります。

計測期間 2023年9月1日午前9時〜9月5日午前8時59分
コミット期間 2023年9月5日午後0時30分〜9月5日午後7時59分
配布期間 2023年9月5日午後8時〜9月5日午後8時59分

計測期間とは、CTTをどれだけ購入する資格があるかを決定する期間です。そして、コミット期間中に、得られた資格の範囲内でCTT購入に使用したいMNT数量を入力します。

以下、各期間で必要な手続きを解説します。

計測期間

数日間にわたって、保有しているMNTの数量を計測します。計測対象になるのは、Bybitの現物アカウント・デリバティブアカウント・資金調達アカウント、もしくは統合取引アカウントとインバースアカウントです。日々の残高は、日本時間の午後0時に更新されます。

point 計測対象外に注意

資金調達アカウントに入金されているMNTのうち、ローンチプールとBybitステーキングの残高が集計対象になります。デュアル資産投資など、他のサービスに預け入れているMNTは計測されません。

MNTの残高が不足している場合は、計測期間前または期間中にBybitの現物取引で購入しておきましょう。購入方法は以下の記事で解説しています。

コミット期間

コミットできるMNT数量の上限は、計測期間中の日次平均MNT残高に応じて異なります。つまり、コミット期間が始まる日だけMNTを保有していても、期待通りの数量でコミットできない可能性があります。

以前のローンチパッドと同じなら、コミット期間になると、ローンチパッドのページで「今すぐコミット」ボタンが押せるようになります。そこで、「コミット」と書かれたオレンジ色の枠内にある「今すぐコミット」ボタンを押して、交換するMNTの量を入力することになるでしょう。

以下は以前のローンチパッドでのコミット画面です。

今すぐコミットボタン 今すぐコミットボタン

なおコミットするためには、資金調達アカウントにMNTを用意しておく必要があります。またコミットしたMNTはロックされ、期間終了まで出金や取引を含む全ての操作ができなくなることにも注意してください。

caution 片方のみ選択できる

参加方法は2種類ありますが、どちらか片方のみ参加できます。希望する参加方法の「今すぐコミット」ボタンを押してください。

コミット期間に関する注意点は、以下の2つです。

  • コミット期間は7時間半のみであること
  • コミットしたMNTはロックされ、期間終了まで出金や取引を含む全ての操作ができなくなること

配布期間

コミットしたMNTの量に応じて、CTTが配布されます。獲得できる1人あたりの最大数量は決まっていますが、基本的に以下の計算式に基づいて算出されます。

(獲得できるCTTの数量) =
(自分がコミットしたMNT ÷ 参加者全員がコミットしたMNT) × (本イベントに割り当てられたCTT数量)

獲得できるCTTの数量が決定すると、コミットしたMNTから対応する数量が差し引かれる仕組みです。1CTT=0.0033米ドルとして計算され、CTTとMNTの交換レートはコミット期間開始時に確定します。

獲得できるCTTの数量は、他の参加者がコミットしたMNTに対する割合に応じて決まります。自身がコミットした数量でない点に注意が必要です。ただし、より多くのMNTをコミットすると、より多くのCTTを購入できます。MNTを大量に保有している場合は、USDTではなくMNTをコミットするほうが有利になるでしょう。

なお、ローンチパッドとは、新規上場の仮想通貨を購入できる制度です。すなわち、株式で考えると新規株式公開にあたります。ローンチパッドも新規株式公開と同様に、先行購入では安く買え、価格が上がりやすい傾向があります。以前開催されたローンチパッドに登場したトークン「KASTA」は、上場から1週目の平均収益率が2,089%を記録しました。

過去の高利回りプロジェクト

USDTを使った抽選で購入

もう一つの参加方法は、USDTを預け入れて、購入の権利を抽選で得る方法です。抽選チケットを獲得したユーザーの中から、ランダムで当選者が決定されます。

参加条件
計測期間中のUSDTの日次平均残高が100USDT以上
かつ、1日あたりの平均現物取引量が50USDT以上
コミット金額 100USDT
当選者数 10,000人(重複当選あり)
1人あたりの割当数量 2,275 CTT(重複当選あり)
参加条件
計測期間中のUSDTの日次平均残高が100USDT以上
かつ、1日あたりの平均現物取引量が50USDT以上
コミット金額 100USDT
当選者数 不明
1人あたりの割当数量 不明

参加条件は、計測期間中のUSDTの日次平均残高が100USDT以上であること、対象期間中の1日あたりの平均の現物取引量が50USDT以上であることです。

当初のローンチパッドでは、現物取引量による制限はありませんでした。したがってUSDTでの参加のハードルは上がったといえます。ただし現物取引量が多い場合は、以下のように最大4枚の抽選チケットを獲得できるため、普段からBybitを使っている人にとってはうれしいシステムともいえます。

1日あたりの平均現物取引量 抽選チケット
50USDT以上 1枚
200USDT以上 2枚
400USDT以上 3枚
1,200USDT以上 4枚

さらにローンチパッド期間中にBybitに登録した新規ユーザーは追加で1枚の抽選チケットを獲得できるため、それを考慮すると最大5枚の抽選チケットが得られ、チャンスが5倍になります。

複数枚の抽選チケットを獲得できる場合も、コミットするUSDTの数量は100USDTと変わらず、複数回当選もあり得る仕様となっています。

USDTを預け入れて抽選に参加する場合も、3つの期間に分かれています。

計測期間 2023年9月1日午前9時〜9月5日午前8時59分
コミット期間 2023年9月5日午後0時30分〜9月5日午後7時59分
配布期間 2023年9月5日午後8時〜9月5日午後8時59分

計測期間

数日間にわたって、ユーザー保有のUSDTの数量を計測します。計測の計測対象となるのは、Bybitの現物アカウント・デリバティブアカウント・資金調達アカウント、もしくは統合取引アカウントおよびインバースアカウントです。

期間中のUSDTの日次平均残高が100USDT以上であれば、残高の条件を満たします。MNT預け入れの場合とは異なり、100USDT以上あれば、日次残高の額そのものはいくらでも構いません。

point 計測対象外に注意

資産運用アカウントに入金されているUSDTのうち、ローンチプールとBybitステーキングの残高が集計対象になります。デュアル資産投資など、他のサービスに預け入れているUSDTは計測されません。

なお残高の条件を満たしていても、現物取引量の条件を満たさなければチケットは獲得できません。この点には注意してください。

コミット期間

以前のローンチパッドと同じ仕様なら、コミット期間になると、ローンチパッドのページで「今すぐコミット」ボタンが押せるようになります。そして、「抽選」と書かれた緑色の枠内にある「今すぐコミット」ボタンをクリックできるようになるでしょう。

以下は以前のローンチパッドでのコミット画面です。

今すぐコミットボタン 今すぐコミットボタン

コミットするためには、資金調達アカウントにUSDT残高が必要です。必要に応じて資金を振り替えておきましょう。またコミットしたUSDTはロックされ、期間終了まで出金や取引を含む全ての操作ができなくなることにも注意してください。

caution 片方のみ選択できる

参加方法は2種類ありますが、どちらか片方のみ参加できます。希望する参加方法の「今すぐコミット」ボタンを押してください。

コミット期間に関する注意点は、以下の2つです。

  • 期間が7時間半のみであること
  • コミットしたUSDTトークンはロックされ、期間終了まで出金や取引などを含むいかなる操作もできなくなること

配布期間

抽選に当選した場合、配布期間中にCTTが自動的に現物アカウントに付与され、コミットした100USDTから2275 CTTの獲得に必要なUSDTが差し引かれます。残ったUSDTは、資金調達アカウントに払い戻されます。

なお、抽選に当選しなかった場合、コミットした100USDTは資金調達アカウントに払い戻しされます。

Bybit利用者が恩恵を受けやすい仕様に

ローンチパッドの仕組みが新しくなったことで、参加するためには50MNT以上の保有、または100USDTの保有および現物取引量の条件クリアが必須となりました。

MNTによる参加条件はこれまでと大きく変わっていません。BITの代わりにMNTを預けることになりましたが、最低預け入れ数量や割当数量の算出方法などは同じです。

一方、USDTでの参加については現物取引量の条件が追加されており、これまでとの違いを感じる人も少なくないでしょう。これまでは100USDTを保有している人全員が参加可能でしたが、今後は一定以上の取引量のある人のみが参加対象となります。

しかし、現物取引を頻繁にする人にとっては新規トークン獲得チャンスが増える仕様となっており、Bybit(バイビット)利用者が恩恵を得やすいシステムに変わったといえます。


Date

作成日

2023.08.30

Update

最終更新

2023.08.31

Myforex編集スタッフー仮想通貨担当ー

2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。

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