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【SNSで話題】Exnessで入出金ができない?状況と原因を調査

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update 2022.09.27 03:10
【SNSで話題】Exnessで入出金ができない?状況と原因を調査

update 2022.09.27 03:10

caution 銀行振込の入出金額上限が拡大

2022年5月30日、Exnessは銀行振込の入出金額の処理額を約3万ドル(約380万円)に引き上げたことを発表しました。Exnessは2つの銀行振込先を用意しており、今回の処理上限額の引き上げは入金先が住信SBI銀行である「Offline Bank transfer」のみに適用されます。入金先が三井住友銀行である「Offline Bank transfer #2」の処理上限額は、従来どおり3,700ドル(約46万6,200円)のままとなっています。高額の入出金を希望する人は「Offline Bank transfer」を選択してください。

無制限レバレッジや仮想通貨取引で知名度がある海外FX業者Exness(エクスネス)の入金・出金の反映が遅いという投稿が相次いでいます。

出金拒否を疑う声もありますが、出金ができないのは国内銀行振込を利用したユーザーに限られており、Exness側の手続き処理に問題が発生していることが原因です。

このエラーについては現在Exnessが対応中で、いわゆる「出金拒否」ではありません。しかし、入金・出金できない報告が多数上がっており、不安の声もあるようです。

ツイッターで話題になった、Exnessの入出金ができない状況についてMyforex編集部が調査したところ、国内銀行送金での技術的なエラー以外にもいくつかの要因が判明しました。

出金できないエラーが発生

出金できないとのツイートには、主に2種類の原因がありました。

  • 着金しないエラー
  • 出金申請ができないエラー

着金しないエラーは対応中

Exnessカスタマーサポートによると、正しい出金方法で申請しているにもかかわらず、ユーザー側の口座に着金されないというシステムエラーが発生していることは事実で、5月20日現在対応中とのことです。

このエラーが起きた場合、取引口座に資金が戻るそうなので、着金が遅い場合は一度取引口座をご確認ください。

エラーが発生した直後はライブチャットにつながりづらい状況があったようですが、現在は落ち着いています。

ライブチャットサポートでは、公式ページの右下からアクセスし、AIサポートの選択肢から「ライブチャットサポートへ転送」をクリックすると、Exnessスタッフから直接サポートを受けられます。

Exnessのチャットサポート
Exnessのチャットサポート

出金申請ができないエラー

ツイッター上では、出金申請ができないエラーも報告されていましたが、カスタマーサポートによると、出金申請が拒否されるというエラーは確認できていないということです。

出金申請エラーが発生する原因として、出金上限額を超えて申請してしまっていることが考えられます。Exnessのマイページの出金方法一覧ページには、各出金方法の上限申請額が記載されています。

銀行送金の出金上限額

例えば、5月20日(執筆時点)では、国内銀行送金による出金上限額は3,700USD(約46万5,000円)までとなっています。

bitwallet(ビットウォレット)では2万2,500ドル(約280万円)、STICPAYでは1万ドル(約125万円)が出金上限額となっており、それらと比較すると、国内銀行を介した出金の上限額は非常に低く設定されています。

point 入金方法は統一するのがおすすめ

Exnessに限らず、ブローカーの多くはマネーロンダリング対策として、入金と同じ方法で出金するというルールを設けています。XMTrading(エックスエムトレーディング)のように利益分は、銀行送金のみと厳格に定めているブローカーもあります。そのため、各ブローカーの出金ルールを事前にチェックし、できる限り1つの入金方法に統一すると、出金もスムーズに申請できるでしょう。

入金が反映されない原因は?

ツイッター上で「Exness 入金」と検索すると、Exness(エクスネス)に国内銀行振込による入金をしても反映されないというツイートが複数投稿されています。

Myforex編集部がExnessに問い合わせたところ、入金に関しては大規模なエラーは発生していないものの、正しく処理されているとしても24時間程度かかる可能性があるとのことです。また、振込IDなどの必要情報が正しく記載されていない場合は、3~5営業日かかる可能性もあるそうです。

他の海外FX業者も国内銀行振込による入金に対応していますが、早いブローカーであれば15分以内に取引口座に着金します。Exnessの国内銀行振込による入金の反映時間は、大手ブローカーにしては遅めの着金となっており、入金エラーと誤認された可能性があります。

しかし、ごく少数ながら、着金反映が24時間を超えてしまうケースもあり、その場合は手動で入金反映をしてるとのことです。

振込先追加で混乱も

Exnessは5月17日、「銀行振込によるご入金の振込先口座情報が変更されております。」と告知しました。この告知は、ユーザーから振込先銀行の変更と捉えられましたが、実際は従来の振込先の三井住友銀行に加えて住信SBI銀行を振込先として選択できるという変更でした。

マイページ上からは、2種類の振込先が選択できる状況となっています。このため、どちらに振り込めばいいのかという疑問や、誤った振込先に振り込んでしまったのではないかという心配を持つ人もいて、混乱につながっていました。

カスタマーサポートによると、どちらに振り込んでも問題なく反映されるとのことです。

なお、マイページ上の表示は5月20日時点で下記の銀行に対応していますが、予告なく変更される場合もありますので、指定された振込先をその都度ご確認ください。

マイページの表示 振込先銀行
Offline Bank transfer 住信SBI銀行
Offline Bank transfer #2 三井住友銀行
point システム変更直後は不安定

今回のExnessの振込先銀行追加では、24時間程度というExnessが公表している反映時間の目安を超えることはありませんでした。しかし、振込先に変更があった場合にトラブルが発生するケースはありますので、変更直後に確実に入金したい場合は、他の入金手段を検討するのがいいでしょう。オンラインウォレットとして人気のあるbitwallet(ビットウォレット)もシステムメンテナンスの直後、口座に資金が反映されないというエラーが発生しました。

国内銀行入出金のルール

今回の入出金エラーが続出している件は、振込先変更に伴うエラーの可能性もありますが、ユーザー側でも覚えておきたいルールがあります。

指定された時間内に振込を完了する

Exnessは銀行振込による入金をする場合、平日の9時〜14時に振込を完了する必要があります。土日祝や平日の上記時間以外に振込した場合、大幅に入金が遅れたり、サポートに連絡しなければ振込処理が行われなかったりする可能性があります。

国内銀行入金受付時間

他の海外FX業者では、いつ入金しても翌営業日に処理されることがほとんどですので、Exnessの仕組みは特殊といえます。この仕組みのために、入金が反映されないと誤解されるケースが相次いでいます。

振込IDを忘れずに付ける

振込処理をする際に、依頼人名の部分に「振込ID」を記載する必要があります。取引口座番号ではなく、振込人を特定するために必要なIDです。

振込IDは振込先情報と同時に表示されます。入金処理画面の途中で表示される「インボイスID」とは異なるため注意してください。振込IDには6時間の有効期限があるため、都度確認が必要です。

オンラインウォレットがおすすめ

Exness(エクスネス)の銀行振込による入出金は、平日の9時〜14時の間に対応する必要があるなど制限があります。

Exnessにスムーズに入金する方法としては、オンラインウォレットであるbitwallet(ビットウォレット)やSTICPAY(スティックペイ)がおすすめです。

ツイッター上でもオンラインウォレットであれば、入出金で問題は発生していないという声が投稿されています。昼間に銀行振込処理に対応できない人や高額な入出金をするユーザーであれば、オンラインウォレットの使用がおすすめです。


Date

作成日

2022.05.20

Update

最終更新

2022.09.27

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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