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​​BitDAOがNFTアートのPleasrDAOに650万ドル出資

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update 2022.04.28 12:25
​​BitDAOがNFTアートのPleasrDAOに650万ドル出資

update 2022.04.28 12:25

2022年4月22日、BitDAOは、NFTアートを収集するPleasrDAOへの出資を決定しました。BitDAOとは、DeFi(分散型金融)関連プロジェクトに投資するDAO(自律分散型組織)であり、BITトークン保有者による投票を経て投資先を決定しています。

650万ドルの出資を決定

4月15日から行われた投票で、PleasrDAOへの出資提案は100%近い賛成票で可決されました。この結果に基づいて、BitDAOはPleasrDAOに650万ドル相当の仮想通貨を提供します。BitDAOは公式Twitter(ツイッター)を通じて、「このパートナーシップがアートおよびNFT分野への足掛かりになる」とコメントしています。[1]

PleasrDAOとは

PleasrDAOは、2021年3月にある投資家グループによって設立されました。デジタルアーティスト「Pplpleasr」のNFTを取得したのを皮切りに、幅広いNFTアートに対して投資しています。また、80名以上で構成されており、メンバーには、仮想通貨コミュニティやデジタルアート分野のインフルエンサーなどがいます。なお、彼らは評価額10億ドルを目指していると伝えられており、2021年12月には大手ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツなどから出資を受けて投資を拡大しています。

当記事執筆時点で、PleasrDAOは2,000万ドル以上をNFTアートに投資しています。保有コレクションの中には、ドージコイン(DOGE)の柴犬や、米中央情報局(CIA)元局員エドワード・スノーデン氏の作品など、希少性の高いNFTが多数存在します。

PleasrDAOが保有するNFTコレクション

画像引用:PLSRBIT_proposal

注目を集めるBitDAO

2021年以降、BitDAOは複数のプロジェクトに出資しています。出資先の例には、大手取引所FTXの独自仮想通貨「FTT」や、ブロックチェーンゲーム開発プロジェクト「Game7」などがあります。今回、初めてNFTアート関連のプロジェクトに投資することとなり、これがどのような結果につながるのか注目されています。


Date

作成日

2022.04.28

Update

最終更新

2022.04.28

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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