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夏時間切り替えで注意すべきことは?FX会社ごとに仕組みが異なる理由も解説

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update 2024.03.18 20:13
夏時間切り替えで注意すべきことは?FX会社ごとに仕組みが異なる理由も解説

update 2024.03.18 20:13

夏時間(サマータイム)とは、日照時間が長くなる夏の期間に合わせて、時刻を標準時より一定時間進める制度のことです。FX市場では基本的に、3月第2日曜日に夏時間への切り替えが行われます。

日本時間では1週間のトレードは月曜日朝方に始まるので、3月第2日曜日の次の月曜日が切り替え時期にあたります。この切り替えはFX市場で共通で、基本的にはどのFX会社もこのルールですので、「3月第2日曜日の次の月曜日から、日本時間朝6時に取引時間が始まる」と覚えておけば間違いはないでしょう。

しかし、欧州と米国の夏時間の切り替えタイミングに差があることから、サーバ時間の調整は3月の最終日曜日に行うFX会社もあり、これが原因で夏時間の切り替えが複雑なものに見えてしまう場合もあります。

この記事では、サーバ時間調整の仕組みや、FX市場より複雑なCFD銘柄の取引時間など、夏時間の切り替えに関して注意すべきことについて解説します。

サーバ時間の調整がある場合がある

ほぼ全てのブローカーで、日本時間での取引時間は1時間早くなりますが、MetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)に表示される時間である「サーバ時間」は調整を行うブローカーと行わないブローカーがあります。

サーバ時間の調整を行うのは、FX市場がオープンする日本時間月曜日朝方の時間がサーバ時間のちょうど0時にあたるよう調整しているブローカーが多いです。

冬時間の間は日本時間朝7時がサーバ時間0時だった場合、夏時間に切り替わると朝6時がサーバー時間0時となります。つまり、サーバ時間の調整がある場合、夏時間で取引時間が早まっても、サーバ時間で何時から何時まで取引が可能かには影響を与えません。

サーバ時間と日本時間

一方、サーバ時間の調整を行わない場合、取引時間が1時間早まるのに合わせて、サーバ時間も1時間前倒しされます。例えば、冬時間のときにサーバ時間夜22時から取引が始まっていたFX会社の場合、夏時間は夜21時から取引が始まります。

「第2日曜日の次の月曜日から、日本時間朝6時に取引時間が始まる」というルールは共通にも関わらず、各FX会社で夏時間切り替えの仕組みが異なるのは、このサーバ時間の調整をするかしないかと、その調整時期が3月第2日曜日なのか3月最終日曜日なのかの2点が異なるためです。

夏時間切り替えの仕組み

サーバ時間調整の時期がずれる場合

サーバ時間の調整を、取引時間が夏時間に切り替わる3月第2日曜日ではなく3月最終日曜日に行うFX会社では、3月第2日曜日から3月最終日曜日にかけての2週間はサーバ時間が複雑になりますので、MT4/MT5上で時間を確認している場合には注意が必要です。

point 米国と欧州の夏時間のずれを調整するため

夏時間切り替えとサーバ時間調整のタイミングがずれる理由は、米国と欧州の夏時間のタイミングが異なるためです。先に夏時間が始まる米国に合わせて取引時間を変更し、欧州の夏時間も開始してからサーバ時間を変更する仕組みを採用しているFX会社では、3月最終日曜日に欧州の夏時間が始まってからサーバ時間が変更されます。

このような仕組みを採用しているFX会社には、例えば海外FX業者のXMTrading (エックスエムトレーディング)があります。

XMは通常、FXの月曜日のオープン時間がサーバ時間の0時になるように設定しています。このため、3月第2日曜日に夏時間に切り替わり、月曜日の市場オープン時間が1時間早まると、サーバ時間表示で23時にオープンすることになります。この状態を解消するために、3月最終日曜日にサーバ時間を1時間進めて0時に合わせる処理を行います。

夏時間切り替えとサーバ時間切り替えの違い

サーバ時間の切り替えは、単に時間表示が変わるだけで日本時間での取引時間には影響を与えません。

CFDは銘柄によって異なる

FX通貨ペアの取引時間は、どの通貨ペアも一律に1時間早まりますが、株価指数などのCFD銘柄の取引時間変更は銘柄によって異なります。

夏時間を導入している国に市場がある場合は、FXと同様に1時間早まる場合が多いですが、アジアなど夏時間(サマータイム)を導入していない国や、オーストラリアなど南半球にありサマータイムの時期が逆になる国などは、取引時間の個別の確認が必要です。

地域によって次のような傾向があります。

地域 傾向
米国 3月第2日曜日から夏時間
欧州 3月最終日曜日から夏時間
アジア 夏時間切り替えなし
南半球 冬時間で取引時間が1時間遅くなる

また、平日24時間取引可能なFX銘柄の場合は、月曜日のオープン時間と金曜日のクローズ時間が影響を受けるだけですが、CFD銘柄は1日の中でも取引可能時間が細かく設定されている場合もあります。取引時間変更の影響が大きくなりますので、あらかじめ把握しておくことをおすすめします。

日足などのテクニカル分析に注意

夏時間の切り替えとサーバ時間調整のタイミングが異なるFX会社では、サーバ時間調整までの2週間は日足や4時間足など1本分に含まれる期間が通常とは異なる状態になりますので、注意が必要です。

例えば、XMTrading(エックスエムトレーディング)のように一時的にFX市場のオープンがサーバ時間23時になるFX会社の場合、その期間中は1時間のみの日足が形成されるようになります。

日足はサーバ時間0時からの1日分のデータで形成されるため、23時から1日の取引が開始されると、日曜日の1時間分だけが入った日足が形成され、1週間の日足が6本になります。

サーバ時間調整中の日足

このように、1時間足より長い時間足では普段通りのテクニカル分析ができませんので、このような時間足を使ってトレードしている方はご注意ください。

なお、サーバ時間としてGMT+2(夏時間はGMT+3)を採用しているFX会社以外は、通常の時期でも日足は6本になります。

夏時間は公式サイトかメールで通知

多くのFX会社で、3月上旬から中旬にかけて夏時間への切り替えのスケジュールが公式サイトに掲載されます。また、一部のFX会社は公式サイトへの掲載は行わず、登録メールアドレス宛てにメールを送る対応を取っています。

ご利用のFX会社の情報を知りたい場合は公式サイトまたは登録メールアドレスをご確認ください。


Date

作成日

2022.03.23

Update

最終更新

2024.03.18

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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