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【最新】Bybitのデュアル資産投資とは?仕組みやメリット・デメリットを解説

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update 2022.06.09 10:33
【最新】Bybitのデュアル資産投資とは?仕組みやメリット・デメリットを解説

update 2022.06.09 10:33

大手仮想通貨(暗号資産)取引所のBybit(バイビット)では、仮想通貨を預け入れることでステーキング報酬を受け取れる「デュアル資産投資(旧:二重資産マイニング)」という投資商品を利用できます。

デュアル資産投資では数百%という高い年利が設定してありますが、預け入れた仮想通貨の価格によって受取時の通貨が変わるなどの注意点があるため、あらかじめシステムを把握しておくことが必要です。

この記事では、デュアル資産投資の仕組みから利益の計算方法、メリット・デメリット、最新のデュアル資産投資対象銘柄を解説します。

デュアル資産投資とは?

デュアル資産投資(旧:二重資産マイニング)は、ある特定の仮想通貨をBybit(バイビット)に1日預けると、ステーキング報酬を得られるとともに、投資元本がどの仮想通貨で返却されるかは相場状況によって変化するという金融商品です。

元々は二重資産マイニングという名称でしたが、2022年3月29日の名称変更によってデュアル資産投資に変わりました。なお、投資内容は二重資産マイニングから変更はありません。

デュアル資産投資では、対象の通貨ペアごとに年利と期限(決済時刻)が決まっており、決済時刻の価格によって、受け取り通貨とステーキング報酬が決まります。例えば、ETH/USDT=5,000USDTのときに5,000USDTをデュアル資産投資に預け入れた場合、以下の図のようになります。

デュアル資産投資の仕組み

決済時刻にステーキング時よりも価格が上昇していた場合、預け入れた「5,000USDT」と「ステーキング報酬」を受け取ります。決済時刻に預け入れ時よりも価格が下落していた場合、「1ETH」と、「ステーキング報酬」を受け取ります。

どちらもステーキング報酬を受け取れることは同じですが、決済時刻に価格が上昇している場合は元本をUSDTで受け取る一方で、下落してている場合は価格が落ちた状態の1ETHを受け取ります。そのため、下落した価格次第で、元本割れのリスクが存在することには注意が必要です。

point 年利は期間によって異なる

Bybitのデュアル資産では、同じ銘柄でも決済までの期間によって年利が変わります。決済までの期間は「1日」「3日」「5日」の3種類から選ぶことができ、期間が短いほど高い年利を受け取ることが可能です。

デュアル資産投資の計算方法

デュアル資産投資(旧:二重資産マイニング)の総損益の計算方法を解説します。デュアル資産投資の総損益は、

  • 決済時刻の仮想通貨価格が預け入れ時よりも上昇した場合
  • 決済時刻の仮想通貨価格が預け入れ時よりも下落した場合

で分かれます。

また、デュアル資産投資を利用する場合、どの資産を預け入れても価格が上昇している場合はUSDT、下落している場合はUSDT以外の通貨での受け取りとなります。

例えば、イーサリアム(ETH)/テザー( USDT)の場合は、以下のようになります。

購入時価格>決済価格 決済価格>購入時価格
USDTを預け入れ ETHで受け取り USDTで受け取り
ETHを預け入れ ETHで受け取り USDTで受け取り

購入時価格>決済価格

USDTを預け入れ ETHで受け取り
ETHを預け入れ ETHで受け取り

決済価格>購入時価格

USDTを預け入れ USDTで受け取り
ETHを預け入れ USDTで受け取り

仮想通貨価格が上昇する場合

預け入れた仮想通貨の価格が決済時刻に上昇している場合、総損益は以下の通りです。

総損益 =
(USDT建て投入額) × (1 + 利率)

最初に預け入れたUSDT建ての投入額がそのまま戻ってきて、ステーキング報酬分が利益となります。

価格が上昇する時のイメージ

例えば、ETH/USDT=5,000USDTのときに5,000USDT(または1ETH)を投入し、簡素化のため年率は365%(1日あたりの利率は1%)とします。ETH価格が上昇した結果、デュアル資産投資の決済時刻に受け取る金額は元本の5,000USDTとステーキング報酬の1%の50USDTを加えた5,050USDTとなります。

一方でETHが5000USDTを大きく超えていても、一律5,050USDTの受け取りとなりますので、ETH価格上昇の恩恵を受けられません。

仮想通貨価格が下落する場合

預け入れた仮想通貨の価格が決済時刻に下落している場合、総損益は以下の通りです。

総損益 =
(USDTでない仮想通貨建て投入額) × (1 + 利率)

USDT建てでない仮想通貨を受け取り、ステーキング報酬をを加えた金額が総損益となります。

価格が下落する時のイメージ

例えば、ETH/USDT=5,000USDTのときに5,000USDT(または1ETH)を投入し、簡素化のため年率は365%(1日あたりの利率は1%)とします。ETH価格が下落した結果、デュアル資産投資の決済時刻に受け取るのは1ETHと、ステーキング報酬の1%の0.01ETHを加えた1.01USDTとなります。

1ETH相当額を投入して1.01ETHを得ますからETH建てで見ると資産が1%増えていますが、USDT建てで見た場合元本がマイナスになっていますので、価格次第で損失になる場合があります。

point APRとAPY

一般的にAPR(Annual Percentage Rate)は「1年間の単利」、APY(Annual Percentage Yield)は「1年間の複利」を示しますので、同じ利率でもAPYはAPRよりも高い数字になりますので注意が必要です。一方、Bybitのデュアル資産投資ではAPY表示ですが、単利の数字を表示しているためAPRと同様と見なすことができます。

デュアル資産投資のメリット

デュアル資産投資(旧:二重資産マイニング)のメリットは以下の通りです。

  • 価格の上昇を当てるとメリットあり
  • 損失時に利回りで軽減される
  • 仮想通貨交換に利用できる

価格の上昇当てるとメリットあり

デュアル資産投資は、決済時刻時点で価格が上昇している場合、資金を投入した時点のUSDT数量とステーキング報酬を受け取ります。簡単に言えば、1日後の価格の上昇を当てれば高利回りがもらえる非常にシンプルな仕組みです。

デュアル資産投資の1日あたりの利率は1%弱に設定されていますので、価格の上昇を当てることで1日で1%弱のステーキング報酬を得ることが可能です。

損失時は利回りで軽減される

デュアル資産投資は、利回りが高いため、価格が下落したとしてもその分損失が軽減されます。逆に、下落幅を年利が上回っていれば、利益が発生することもあります。

当記事執筆時点(2022年5月23日)での、一部銘柄の1日期限のステーキング利率を表にしました。

通貨ペア 年利(1日期限) 1日あたりの利率
BIT/USDT 250.72% 0.69%
ETH/USDT 245.32% 0.67%
BTC/USDT 244.33% 0.67%
AVAX/USDT 368.21% 1.01%
DOT/USDT 353.13% 0.97%
LINK/USDT 301.84% 0.83%
MANA/USDT 370.96% 1.02%
SOL/USDT 366.11% 1.00%
UNI/USDT 339.8% 0.93%

BIT/USDT

年利(1日期限) 1日あたりの利率
250.72% 0.69%

ETH/USDT

年利(1日期限) 1日あたりの利率
245.32% 0.67%

BTC/USDT

年利(1日期限) 1日あたりの利率
244.33% 0.67%

AVAX/USDT

年利(1日期限) 1日あたりの利率
368.21% 1.01%

DOT/USDT

年利(1日期限) 1日あたりの利率
353.13% 0.97%

LINK/USDT

年利(1日期限) 1日あたりの利率
301.84% 0.83%

MANA/USDT

年利(1日期限) 1日あたりの利率
370.96% 1.02%

SOL/USDT

年利(1日期限) 1日あたりの利率
366.11% 1.00%

UNI/USDT

年利(1日期限) 1日あたりの利率
339.8% 0.93%

1日あたりの利率を見ますと、概ね1%弱だと分かります。すなわち、投資対象となった仮想通貨の価格下落幅が1%未満だと想定できる場合に、デュアル資産投資の利用を検討できます。

仮想通貨の交換に利用できる

現在テザー(USDT)を保有しており、デュアル資産投資でテザーと交換したい仮想通貨があるなら、仮想通貨の交換に利用できるケースがあります。具体的には、自分が保有しているUSDTを他の仮想通貨に交換したいけれどもその時期の希望はなく、それに加えて、今後の仮想通貨の値動きがどうなるかさっぱり分からないという場合です。

例えば現在USDTを保有していて、どこかの時点でETHに交換する予定だとします。しかし、いつ交換すれば良いのか全く分かりません。そこで、デュアル資産投資に預け入れることとします。

仮にETH価格が上昇した場合、USDTが返却されるとともにステーキング報酬が手に入ります。最終的にETHを保有する予定ですが今である必要はないので、ステーキング報酬を受け取れます。逆に、ETH価格が下落する場合はETHで返却されることになりますが、手元のUSDTはいずれETHと交換する予定でしたので特に問題はなく、ステーキング報酬によって損失が軽減されます。

デュアル資産投資のデメリット

デュアル資産投資(旧:二重資産マイニング)のデメリットは以下の通りです。

  • 価格上昇時の利益が限定的
  • 価格下落時のリスクはすべて請け負う

価格上昇時の利益が限定的

デュアル資産投資では、決済時刻時点で価格が上昇している場合、資金を投入した時点のUSDT数量とステーキング報酬を受け取ります。そのため価格の上昇の利益をまったく得られないことがデメリットです。

仮想通貨はボラティリティが高いものが多く、1日で大きく上昇する事もありますが、そういった場合でもデュアル資産投資ではステーキング報酬のみにとどまり、リターンが限定的となります。

価格下落時のリスクはすべて負う

一方で、価格が下落した際は、受け取り通貨が変わるため、下落の影響を受けることになります。すなわち、価格上昇メリットを放棄して価格下落リスクを全て受け取ることになりますので、価格変動の期待値では損になります。

デュアル資産投資の始め方

デュアル資産投資(旧:二重資産マイニング)は、Bybit(バイビット)にログイン後、Bybit資産運用(旧:ByFiセンター)から開始します。

Bybitの公式ページ link

手順1

画面上部にある「資産運用」にカーソルを合わせて、「デュアル資産投資」をクリックします。

デュアル資産投資をクリックする デュアル資産投資をクリックする

手順2

デュアル資産投資をしたい通貨ペア、決済期間の下にある「選ぶ」をクリックします。

プロダクトを選ぶ プロダクトを選ぶ

手順3

注文画面を入力します。

購入する

以下の内容を入力します。

番号

内容

詳細

1

ステーキング金額

ステーキングする金額を入力します。

2

資産を選択

預け入れる資産を選択します。

最後に「購入する」をクリックします。

預け入れ完了

上記の画面が表示されたら、デュアル資産投資の預け入れ完了です。

商品性を良く知って取引

デュアル資産投資(旧:二重資産マイニング)は数百%という年利を掲げていますが、決済時の価格によってマイナスになることもあるため、安定的な利益を狙う投資商品ではないことが分かります。利益、損失が発生する価格をしっかり把握した上、対象の仮想通貨ボラティリティや将来性を考えて預け入れるかを決めるとよいでしょう。

Bybit(バイビット)に仮想通貨をステーキングして利益が狙えるBybit資産運用(旧:ByFiセンター)には、デュアル資産投資のほかにも「積立ステーキング」「DeFiマイニング」「ローンチプール」があります。それぞれに特徴を持っていますので、自分はどんな取引をしたいのか、そして自分が資金を投入しようとしている金融商品は自分の希望に沿っているかを確認したうえで、投資することが必要です。


Date

作成日

 : 2022.02.21

Update

最終更新

 : 2022.06.09

山本鉄壁 | Teppeki Yamamoto

現役トレーダー兼仮想通貨ライター

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山本鉄壁

株やFXをメインとし、投資歴は20年を超える。FX攻略.comでの連載等各種メディアで執筆を担当したほか、書籍も出版。2020年からは仮想通貨投資を始め、主に英語メディアで日々最新情報をチェックしている。TOIEC950点取得。

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