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クラウドマイニングは儲からない?利回りをシミュレーションで紹介

クラウドマイニングは儲からない?利回りをシミュレーションで紹介

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update 2024.02.27 21:43
クラウドマイニングは儲からない?利回りをシミュレーションで紹介

update 2024.02.27 21:43

2010年代前半くらいまでは、家庭用PCでもビットコインのマイニングができました。しかし、時とともに必要な計算能力(ハッシュパワー)が上昇し、現在では企業レベルでないと困難です。

そこで登場したのがクラウドマイニングです。本記事では、クラウドマイニングの概要やメリット・デメリットなどを詳しく解説します。

クラウドマイニングとは?

クラウドマイニングとは、自分でマイニング機器を用意せずに、遠隔で暗号資産(仮想通貨)のマイニングに参加できるサービスです。クラウドマイニング運営者が機器を用意し、利用者は利用料を支払って参加します。

クラウドマイニングのイメージ

なお、マイニングとは、トランザクションを承認するための計算を行い、最も速く計算を解いたマイナーが仮想通貨を取得できる仕組みです。ビットコインなど、コンセンサスアルゴリズムにPoW(プルーフ・オブ・ワーク)を採用している仮想通貨でできます。

knowledge マイニングの歴史

従来、マイニングは個人のPCでも可能でした。しかし現在、人気の仮想通貨では企業規模の設備でなければ収益にならず、個人では難しくなっています。そこで、クラウドマイニングが誕生しました。

クラウドマイニングの報酬

クラウドマイニングの報酬は、個々の投資家の投資額(ハッシュレートの購入数)に応じて分配されます。

point ハッシュレートとは

ハッシュレートとはマイニングに必要な計算能力を示す数値で、数字が大きいほど計算能力が高くなります。単位は50MH/sや100MH/sなどと表記され、それぞれ1秒間に5,000万回・1億回の計算をします。

高性能なマシンを用意できなくても、クラウドマイニングなら気軽に参加できます。

クラウドマイニングに必要なコスト

クラウドマイニングに必要なコストは、ハッシュレートの購入費用です。ただし、業者によってはそれ以外のコストが必要な場合もあります。

例えば、大手仮想通貨取引所のBinance(バイナンス)のクラウドマイニングに参加するためには、ハッシュレート費用と電気代の2つが必要です。

また、実際に発生するコストの大きさに関しても、業者によって大きく異なります。

クラウドマイニングは儲からない?利回りは?

クラウドマイニングで気になるのは、報酬の大きさでしょう。ここでは、Binance(バイナンス)のクラウドマイニングに5万円を投じたと仮定して、得られる予想報酬額を2つのプラン別にシミュレーションします(試算日:2023年4月13日)。

プランA

運用期間 90日間
コスト
ハッシュレート購入費用:約9,900円
電気代:約40,100円
計:約50,000円
予想純利益額 約11,180円
予想利回り 22.3%
運用期間 90日間
コスト
ハッシュレート購入費用:約9,900円
電気代:約40,100円
計:約50,000円
予想純利益額 約11,180円
予想利回り 22.3%

プランB

運用期間 90日間
コスト
ハッシュレート購入費用:約13,700円
電気代:約36,300円
計:約50,000円
予想純利益額 約5,330円
予想利回り 10.6%
運用期間 90日間
コスト
ハッシュレート購入費用:約13,700円
電気代:約36,300円
計:約50,000円
予想純利益額 約5,330円
予想利回り 10.6%

利用するプランによって利回りは異なりますが、90日間の運用で上記の利益額を期待できます。ただし、これはビットコインの採掘難易度や価格が変動しないと仮定した場合の数値です。

実際には採掘難易度や価格は常に変動しており、シミュレーション通りになると考えない方がよいでしょう。とはいえ、クラウドマイニングは高い利回りが期待できると分かります。

大手クラウドマイニング業者の比較

クラウドマイニングは、業者によって運用期間やコストが大きく異なります。ここでは、クラウドマイニングを提供する大手業者をいくつか比較します。

項目 Binance ECOS IQ Mining
契約期間 90日 30ヶ月 12ヶ月
ハッシュレート 1TH/s 2.31TH/s 5TH/s
購入代金 5.859USDT 150USD 56USD

Binance

契約期間 90日
ハッシュレート 1TH/s
購入代金 5.859USDT

ECOS

契約期間 30ヶ月
ハッシュレート 2.31TH/s
購入代金 150USD

IQ Mining

契約期間 12ヶ月
ハッシュレート 5TH/s
購入代金 56USD

業者によってハッシュレートや購入代金が大きく異なることがわかります。また、契約期間も業者間で異なり、一般的にクラウドマイニングの専門業者の方が長くなっています。

反対に、Binance(バイナンス)などの取引所は、期間が短く購入代金も安い傾向があります。長期間の運用というより気軽にクラウドマイニングを始めたい方にとっては、取引所のクラウドマイニングを利用するのが良いかもしれません。

クラウドマイニングのメリット

クラウドマイニングのメリット4つを紹介します。

  • 手軽にマイニングに参加できる
  • マイニングマシンの維持管理が不要
  • 分散投資として効果的
  • 少額・短期間で契約できる

手軽にマイニングに参加できる

クラウドマイニングは、専門知識や設備投資が不要です。ハッシュレート購入後、残高を確認するだけなので誰でも気軽に参加できます。

マイニングマシンの維持管理が不要

マイニングマシンの維持管理が不要なのもメリットです。ユーザーは代金を支払うだけで参加できます。

point 設備の維持管理が不要

クラウドマイニングでは、自分でマイニング機器を用意しないため、維持管理が不要です。マイニングマシンの設置場所や、温度管理などの手間が不要な点はクラウドマイニングの大きな特徴の一つです。

分散投資として効果的

仮想通貨で利益を上げるには、短期売買で差益を得る方法や、長期保有で値上がり益を狙う方法などがあります。そして、クラウドマイニングはそのどちらとも異なり、資金を投入するだけでリターンを得られます。

少額・短期間で契約できる

クラウドマイニングは、一般的に少額で始められます。必要な資金は運用(契約)期間の長さによって変わり、運用期間が長いほど利益を得やすい傾向があります。また、短期間の契約でも高い年利になる点も魅力です。

ただし、クラウドマイニング業者によっては、契約期間が1年からなど長期のプランのみというケースもあるので、事前に確認が必要です。

クラウドマイニングのデメリット

クラウドマイニングに参加する前に、デメリットも把握しておく必要があります。

  • 期待通りの利回りが出ないことがある
  • カウンターパーティーリスクがある
  • マイニングできる仮想通貨の種類は限られる

期待通りの利回りが出ないことがある

各クラウドマイニングでは、静態的年間利回りなどの形式で利回りが表記されています。静態的年間利回りが示す数値は、以下の3つの条件が変わらないと仮定した上で算出されています。

  • マイニング報酬
  • マイニング難易度
  • 対象となる仮想通貨の価格

仮想通貨価格やマイニング難易度は常に変化しているため、表記通りの利回りを得られるとは限りません。

例えば、クラウドマイニングで採掘している仮想通貨の価格が暴落すると、初期費用を回収できないケースも考えられます。また、近年のビットコインのハッシュレートは右肩上がりに上昇しているため、採掘難易度は年々高くなっています。

カウンターパーティーリスクがある

クラウドマイニングのデメリットとして、カウンターパーティーリスクもあります。

クラウドマイニングは、基本的に特定の企業によって運営されています。そのため、運営企業が経営破綻すると、元本の回収が難しくなります。また、中には異常な高利回りを提示して顧客を誘導する詐欺業者も存在するようですので、注意が必要です。

point カウンターパーティーリスクとは?

取引相手(カウンターパーティー)の債務不履行や詐欺などのリスクを指します。FTXの経営破綻以降、中央集権型取引所などのカウンターパーティーリスクへの警戒感が高まっています。

マイニングできる仮想通貨の種類は限られる

クラウドマイニングでは、採掘できる仮想通貨の種類は多くありません。コンセンサスアルゴリズムにPoW(プルーフ・オブ・ワーク)を採用する仮想通貨でのみ可能です。

また、クラウドマイニングは、ビットコインやイーサリアムクラシックなどの主要銘柄にのみ対応しているケースが多いです。

クラウドマイニングのやり方

以下、Binance(バイナンス)のクラウドマイニングのやり方をご紹介します。手軽にできるのがメリットです。

手順1

以下のボタンをクリックして、Binanceの公式ページにアクセスします。

Binanceの公式ページへ link

手順2

画面上部の「Earn」にカーソルを合わせ、「Binance Pool」をクリックします。

バイナンスの資産運用メニュー バイナンスの資産運用メニュー

手順3

画面が切り替わったら、画面上部の「Cloud Mining」をクリックします。

バイナンスプールの画面 バイナンスプールの画面

手順4

販売中のマイニングプランが表示されるので、希望する商品の「Buy Now」ボタンをクリックします。

バイナンスのクラウドマイニングのプラン

手順5

購入するハッシュレートの数値を入力します。クラウドマイニングの利用規約にもチェックを入れたら、最後に「Confirm」ボタンをクリックします。

バイナンスのクラウドマイニングの設定方法

手順6

購入が完了すると、Cloud MiningのページにあるMy Ordersで収益などの状況を確認できます。

バイナンスのクラウドマイニングの状況確認画面

クラウドマイニングは手軽に始められる

クラウドマイニングは自分でマイニングマシンを準備する必要がないため、誰でも簡単に参加できます。

また、Binance(バイナンス)などの取引所が提供するクラウドマイニングサービスを使えば、少額かつ短期間の契約も可能です。年々、個人でのマイニングが難しくなってきている状況を考えると、今後もクラウドマイニングは大きな注目を集めていくと考えられます。


Date

作成日

2023.03.29

Update

最終更新

2024.02.27

Myforex編集スタッフー仮想通貨担当ー

2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。

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