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バイナンス、独自NFTプラットフォームの立ち上げを発表

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update 2022.04.20 12:27
バイナンス、独自NFTプラットフォームの立ち上げを発表

update 2022.04.20 12:27

安価な手数料で利用可能なマーケットプレイスを提供

世界最大の仮想通貨(暗号資産)取引所であるBinance【以下、バイナンスと称す】が、独自NFT(Non-Fungible Token)プラットフォームであるBinance NFTを立ち上げ、2021年6月から運用を開始することを発表した。[1]

これによりバイナンスのユーザーはBinance NFTを通じ、NFTの作成および取引を行う「Trading Market」、アーティストとのコラボレーションやコレクション関連のNFTを販売する「Premium Event」にアクセスすることが可能になるという。将来的にバイナンスはBinance NFTで幅広い分野のNFTを取り扱い、アーティストやクリエーター、仮想通貨愛好家を始めとする人々が直感的でシームレスに利用できるマーケットプレイスを提供することを目指しているようだ。

Binance NFTの事業責任者であるHelen Hai氏は、同プラットフォームがBinance Chainを基礎に構築されており、安価なコストでの取引を実現できると説明した。バイナンスはTrading Marketの利用者から決済手数料として1%、Premium Eventのアーティストから販売手数料として10%を徴収する予定だという。

昨今、日本国内でゲーム向けNFTのエンジンコインが上場されるなど、NFTのトレンドは世界的に拡大しているが、Binance NFTのローンチがどのような影響を及ぼすのか、今後も仮想通貨市場での展開を見守っていきたい。

release date 2021.04.29

ニュースコメント

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飛躍的な成長を見せるバイナンス


大手取引所のFTXでCEOを務めるSam Bankman-Fried氏によると、2021年第1四半期におけるバイナンスの売上は10億ドルを超え、通期換算では40億ドル規模に達した可能性もあるという。先日、ナスダック(Nasdaq)に上場を果たしたコインベースの売上が年間約7億ドルから13億ドル程度であることを考えると、この推計が正しければ、バイナンスの売上規模は圧倒的なレベルにあると言えるだろう。いずれにせよ、バイナンスは飛躍的に業績を伸ばしており、同取引所の独自仮想通貨であるバイナンスコイン価格も過去最高値を更新して上昇を続けている。バイナンスはBinance Smart Chainと呼ばれる独自ブロックチェーンをローンチし、分散型アプリ(dApps)および分散型金融(DeFi)関連サービスを強化する方針を示しているが、次はどのような動きに出るのか、今後も同取引所の取り組みに注目していきたい。


Date

作成日

2021.04.29

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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