Select Language

Market Equity、従業員の昇進要件にMT5認定プログラムを採用

Market Equity、従業員の昇進要件にMT5認定プログラムを採用

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.04.20 12:27
Market Equity、従業員の昇進要件にMT5認定プログラムを採用

update 2022.04.20 12:27

従業員の知識維持やトレーニングとして同プログラムを活用

バヌアツを拠点とする海外FXブローカーのMarket Equityが、2020年1月にロシアのソフトウェア会社MetaQuotes Software Corp.【以下、MetaQuotesと称す】が開始したMetaTrader5【以下、MT5と称す】認定プログラムの公式認定証取得を、社員の昇進要件の一つとして定め、同取引プラットフォームに関連した知識拡充とスキル向上を進めている。[1]

Market Equityのオペレーションディレクターを務めるAdnan Khalaf氏は、有益な情報源となるMT5認定プログラムが、従業員の知識維持やトレーニングに役立つと言及している。同プログラムを昇進要件に加えた同社では、認定証を取得した経験豊富な従業員がチームリーダーに、そして新入社員がプロフェッショナル社員へと昇進を果たしているという。

MetaQuotesのMT5認定プログラムは、多くの海外FXブローカーから高い支持を得ている模様だ。既に従業員が試験に合格している企業によると、プログラムの受講及び認定証の取得には、従業員のトレーニングや新たな知識の習得、高い専門性の認定といったベネフィットがあるという。例えば、FBS(エフビーエス)を運営するFBS Markets Inc【以下、FBSと称す】のMaxim Apanaskevich氏は、MT5の環境設定を行う機会がないものの、MT5認定プログラムは包括的な領域をカバーしており、様々なタスクに対応できるようになるとのことだ。また、海外FXブローカーのFXTMやAlpariを運営するExinity GroupのRoman Kovalenko氏は、同プログラムの受講を通じて新たな知識を習得し、日々の業務に活用できているという。

尚、MT5認定プログラムは、取引プラットフォーム管理スタッフ向けのMT5アドミニストレーターと、顧客管理スタッフ向けのMT5マネージャー、取引オペレーション管理スタッフ向けのMT5ディーラーという3種類に分類されている。試験は2段階で構成されており、第1次のオンラインテストは80項目にわたり、合格ラインは70%になる。受講者は2回無料でテストを受けることが可能だ。第2次のビデオ面談は30分ほどを要し、300ドルの費用がかかる。最終的に試験に合格した者には、MetaQuotesから公式認定証が授与される仕組みとなっている。

Market EquityはMT5認定プログラムの活用を通じ、従業員のスキルアップを図ることで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

release date 2021.04.12

ニュースコメント

comment

MT5を活用したサービス提供を進める海外FXブローカー


高機能が付帯したMT5への需要が高まる中、多くの海外FXブローカーが同取引プラットフォームを活用したサービスを拡充している。例えば、ハイスペックな取引環境を構築するExnessはMT5上で株式CFD取引サービスを開始した。これにより、同社ではFXや仮想通貨(暗号資産)、金属、インデックス、コモディティに次ぐ新たなアセットクラスを取引できるようになったという。また、最大レバレッジ1,000倍を提供するHotForexはMT5でCFD取引を開始し、トレーディングエクスペリエンスの向上に努めている。尚、同社では2020年5月4日から2021年5月31日までの期間において、余剰証拠金に対して年利1.5~3%の利息が付与される10周年記念プロモーションを実施中だ。直近では、4月9日よりFBSがチャリティーボーナスキャンペーンを実施しており、チャリティーボーナス口座の取引プラットフォームにMT5を採用している。更に、同社は設立12周年を記念して2021年2月1日から7月1日までの期間において、総額120万ドルの豪華賞品が当たるトーナメントキャンペーンを実施中だ。MetaQuotesが継続的に同取引プラットフォームの機能を拡張する中、サービス強化を模索する海外FXブローカー各社が、MT5の活用を進めると予想される。


Date

作成日

2021.04.12

Update

最終更新

2022.04.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

XMTradingの入出金で銀行口座凍結?海外FX禁止の銀行に注意

SNS上では「XMTradingの出金で銀行口座が凍結された」とする投稿が一部で見受けられます。銀行によっては海外FXとの取引を禁止しているため注意が必要です。本記事では凍結リスクが高い銀行や仮想通貨送金の注意点を説明します。
update2025.09.03 19:00

【要注意】Axi口座から不正出金被害、セキュリティ対策に不安の声

海外FX業者のAxiで、不正出金の被害が海外フォーラムなどで報告されています。国内で同様の被害は確認されていませんが、日本人ユーザーも無関係ではありません。この記事では、報告されている不正出金の事例やセキュリティの問題点のほか、現状でユーザーがとれる対策を説明します。
update2025.09.29 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

話題のDCJPYとJPYCの違い|海外FXの入出金に使えるのは?

DCJPYというデジタル通貨が話題となっています。一方で、海外FXユーザーの間ではJPYCへの期待も高まっています。本記事では、DCJPYとJPYCの特徴や違いを比較し、海外FXトレーダーにとってどちらが送金手段の選択肢となるのかを解説します。
update2025.09.26 19:30

Exnessがスプレッドを最大30%OFF!仮想通貨・株価指数で大幅縮小

海外FX業者のExnessが主要銘柄のスプレッドを縮小しています。BTCUSDは16%、ETHUSDでは23%の縮小が確認されています。本記事では縮小後のExnessスプレッドを主要なブローカーと比較しました。
update2025.10.02 19:00

【独自】海外FX利用で銀行口座が凍結・解約された一部始終!「自分には関係ない」は危険かも

みんなの銀行の口座を実際に凍結・解約されたトレーダーから当サイトに寄せられた情報をもとに、解約までの流れを一部始終紹介します。海外FXユーザーにとって、銀行口座凍結は決して他人事ではありません。海外FX利用時に注意すべき送金パターンも説明します。
update2025.08.12 19:00

XMのビットコインスプレッドはExnessの2倍広い!それでも「ナシ」ではない理由とは?

Myforex編集部では、2025年1月10日〜4月10日の3ヶ月間にわたり、XMTradingにおけるビットコインのスプレッドを独自調査。その結果、狭い業者と比べて2倍以上の差があることが分かりました。
update2025.09.05 19:00

Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意

PeskaはFX業者とのコラボキャンペーンなどをきっかけに、急速にユーザーを増やしているオンラインウォレットです。しかし、新興サービスのため利用すべきか迷うという人も少なくありません。この記事ではPeskaの安全性や評判、オンラインウォレット業界が抱えるリスクなどを説明します。
update2025.09.29 19:30

Exnessのスワップフリーが突然解除?!条件をサポートに直接聞いてみた

「Exnessのスワップフリーが解除された」という投稿がSNSの一部で話題になっていますが、解除の具体的な条件は公式サイトにも掲載されていません。そこで当サイトではサポートに直接条件を質問してみました。
update2025.08.25 19:00

SNSでステーブルコイン利息の議論が勃発!Bybitで手軽にUSDT等を高利回り運用

ここ最近、SNS上ではステーブルコインの利回りに関する活発な議論なども見られます。本記事では、SNSで話題となった議論を整理しつつ、Bybitでのステーブルコインの運用方法や、海外FXとの仮想通貨入出金ルートの全体像などをまとめます。
update2025.10.01 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル