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金融安定理事会、仮想通貨市場を監視するための枠組みを発表

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update 2021.08.31 15:22
金融安定理事会、仮想通貨市場を監視するための枠組みを発表

update 2021.08.31 15:22

今週末に開催予定のG20サミットに向け新枠組みを公表

国際金融の安定を推進する機関である、金融安定理事会(Financial Stability Board)【以下、FSBと称す】は、今週末にアルゼンチンにて開催予定のG20サミットに向け、BIS決済・市場インフラ委員会(Committee on Payments and Market Infrastructures) の協力のもと、仮想通貨市場を監視するための新しい枠組みを公表した。

FSBは、仮想通貨が世界的な金融安定に重大なリスクをもたらす可能性は少ないとする一方で、市場の発展速度が急速であることから、厳正な監視を要するという見解を示しており、新しい枠組みへ、FSBが金融システムの脆弱性を評価する一環として仮想通貨市場の監視を強化するための測定基準を設けた。具体的には、仮想通貨市場の規模や成長速度、取引量、価格、仮想通貨デリバティブの登場、レバレッジ取引、ICOなどが挙げられる。

また、世界的な金融安定に関する全ての懸念についても時期を逃さず明らかにし、必要に応じてG20でアップデートしていくとして、G20諸国の財務大臣や、中央銀行総裁宛てに同枠組みに関する書簡を送付している。

仮想通貨市場の変化は急速で、ボラティリティの変動も激しく、各国の規制当局は投資家へ警告を出す必要に迫られている。今年の3月に開かれたG20サミットでは、各国統一の仮想通貨規制案の提出を7月までと決定したが、今回公表された新たな枠組みがカギを握ることになりそうだ。今週末開催されるG20サミットでどのように進展するのか注目していきたい。

release date 2018.7.17


Date

作成日

2018.07.17

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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