Select Language

Markets.com、富裕層向け新サービスのリリースを計画

Markets.com、富裕層向け新サービスのリリースを計画

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.07.18 16:56
Markets.com、富裕層向け新サービスのリリースを計画

update 2022.07.18 16:56

新ブランド「MarketsX」を立ち上げる

オンラインゲーム業界と金融業界のビッグカンパニーであるPlaytech(本社:St. George's Court 2nd Floor Upper Church Street Douglas, Isle of Man)が運営する海外FXブローカーのMarkets.comが、新ブランド「MarketsX」を立ち上げたことが明らかになった。

MarketsXは、富裕層をターゲットとしたサービスで、提供銘柄を複数組み合わせて、独自のETFを作成できるほか、インバウンド顧客へのオンデマンドサービスや、各種分析ツール、アナリストとのライブセッションを含む高度な市場分析、MarketsXの顧客間での交流などが提供される予定だ。また、MarketsXは自社プラットフォームのIndigoやMetaTrader 4などを介して提供されるという。

Playtechは、オンラインゲーム分野においては、B2Bにおける技術とサービス力の拡大を打開するため、大規模な金融政策を構築しており、最近ではイタリアのカジノ企業であるSnaitechを846万ユーロで買収するなど、オンラインゲーム顧客への販路を拡大している。また、金融部門においては、リクイディティプロバイダーであるCFH Groupと、マーケットメーカーであるAlpha Capitalを買収し、TradeTechグループを作り上げ、金融サービスの強化を図ったものの、Markets.comの経営はその後も伸び悩んでいた。

そのため、Playtechは、2016年に大規模な組織再編成を実施し、あらゆるIBと関係を断ち、社員の給与を出来高制から定額給与に変更するなどし経営再編を行った。その一環として、PlaytechはB2BビジネスやMarkets.comを再編成することを目的に、今年初め、これまでにThinkMarketsやETX Capitalの管理職を務めたJoe Rundle氏をCEOとして迎え入れた。Rundle氏は経営陣の後押しを受け、B2Bビジネスで高い利益を生み出す戦略として、プロトレーダーをターゲットにした新サービスMarketsXを開発し、再度B2Bビジネスでの成功を目指すようだ。

Rundle氏は、今後の計画について以下のようにコメントしている。

Markets.comのミッションの一環として、トレーダー向けのホームであるということを目指していますが、MarketsXは、最先端の製品、ツール、価格を提供する新しいプラットフォームとして機能します。我々は、非常に健全なバランスシートを誇りに思います。また、ロンドンの主要市場に上場しているFTSE 250の企業であるPlaytechの支援を受けていますが、これはつまり、Markets.comにとってまったく新しい市場を獲得するための適切な技術に投資する財源力を意味します。社内取引技術と、TradeTechグループの流動性および決済パートナーのサポートにより、我々は巨大な市場で即時実行と最高価格を提供することが可能になるでしょう。
我々は、ハイバリューでプロフェッショナルなクライアントのためのプラットフォームを開発しました。チャートパッケージとツールソフトウェアは、経験豊富なトレーダーのニーズを満たすために大幅にアップグレードされています。社内チームやサードパーティーから洞察と分析を得ることができる新しい知識データベースなど、Markets.com特有の強力な取引ツールと商品は、あらゆるトレーダーの経験を強化することでしょう。これはつまり、トレーダーがプラットフォームと取引をよりコントロールすることが可能になるということです。MarketsXを使用することで、トレーダーは独自のETFを構築したり、アナリストとライブセッションをしたり、ヘッジファンドのポジショニングについての洞察を得たりすることができるほか、DAXをロースプレッドにてデイトレードすることも可能になります。MarketsXの顧客は、プロトレーダーとして指定する必要はありません。MarketsXは、リスクモデルと規制の枠組みに基づくレバレッジ要件を提供します。

Joe Rundle, CEO of Markets.com

尚、MarketsXの顧客に分類されるための資格要件や、その他取引に関する詳細については後日発表されるとのことだ。

release date 2018.5.31


Date

作成日

2018.05.31

Update

最終更新

2022.07.18

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

XMTradingの入出金で銀行口座凍結?海外FX禁止の銀行に注意

SNS上では「XMTradingの出金で銀行口座が凍結された」とする投稿が一部で見受けられます。銀行によっては海外FXとの取引を禁止しているため注意が必要です。本記事では凍結リスクが高い銀行や仮想通貨送金の注意点を説明します。
update2025.09.03 19:00

【要注意】Axi口座から不正出金被害、セキュリティ対策に不安の声

海外FX業者のAxiで、不正出金の被害が海外フォーラムなどで報告されています。国内で同様の被害は確認されていませんが、日本人ユーザーも無関係ではありません。この記事では、報告されている不正出金の事例やセキュリティの問題点のほか、現状でユーザーがとれる対策を説明します。
update2025.09.29 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意

PeskaはFX業者とのコラボキャンペーンなどをきっかけに、急速にユーザーを増やしているオンラインウォレットです。しかし、新興サービスのため利用すべきか迷うという人も少なくありません。この記事ではPeskaの安全性や評判、オンラインウォレット業界が抱えるリスクなどを説明します。
update2025.09.29 19:30

Exnessがスプレッドを最大30%OFF!仮想通貨・株価指数で大幅縮小

海外FX業者のExnessが主要銘柄のスプレッドを縮小しています。BTCUSDは16%、ETHUSDでは23%の縮小が確認されています。本記事では縮小後のExnessスプレッドを主要なブローカーと比較しました。
update2025.10.02 19:00

話題のDCJPYとJPYCの違い|海外FXの入出金に使えるのは?

DCJPYというデジタル通貨が話題となっています。一方で、海外FXユーザーの間ではJPYCへの期待も高まっています。本記事では、DCJPYとJPYCの特徴や違いを比較し、海外FXトレーダーにとってどちらが送金手段の選択肢となるのかを解説します。
update2025.09.26 19:30

SNSでステーブルコイン利息の議論が勃発!Bybitで手軽にUSDT等を高利回り運用

ここ最近、SNS上ではステーブルコインの利回りに関する活発な議論なども見られます。本記事では、SNSで話題となった議論を整理しつつ、Bybitでのステーブルコインの運用方法や、海外FXとの仮想通貨入出金ルートの全体像などをまとめます。
update2025.10.01 19:00

海外FXへの仮想通貨送金にはBybitがおすすめ!FXトレーダーに最適なBybitの使い方

海外FXの入出金によく使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBybitがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBybitの使い方を紹介します。
update2025.08.29 20:00

【独自】海外FX利用で銀行口座が凍結・解約された一部始終!「自分には関係ない」は危険かも

みんなの銀行の口座を実際に凍結・解約されたトレーダーから当サイトに寄せられた情報をもとに、解約までの流れを一部始終紹介します。海外FXユーザーにとって、銀行口座凍結は決して他人事ではありません。海外FX利用時に注意すべき送金パターンも説明します。
update2025.08.12 19:00

Exnessのスワップフリーが突然解除?!条件をサポートに直接聞いてみた

「Exnessのスワップフリーが解除された」という投稿がSNSの一部で話題になっていますが、解除の具体的な条件は公式サイトにも掲載されていません。そこで当サイトではサポートに直接条件を質問してみました。
update2025.08.25 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル