Select Language

Bybitの割引購入とは?メリット・デメリットや使い方を解説

Bybitの割引購入とは?メリット・デメリットや使い方を解説

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2025.12.03 13:27
Bybitの割引購入とは?メリット・デメリットや使い方を解説

update 2025.12.03 13:27

2023年11月20日、Bybit(バイビット)は新サービス「割引購入」を公開しました。割引購入は仕組商品の一種で、満期日時の仮想通貨(暗号資産)価格に応じて仮想通貨を割安に買えたり利息をもらえたりします。

ただし、相場状況によっては割高になる点に注意が必要です。本記事では、Bybitの割引購入の仕組みやメリット・デメリット、使い方を解説します。

Bybitの割引購入とは

Bybit(バイビット)の割引購入は仕組商品の一種で、仮想通貨(暗号資産)価格が期待通りに推移すれば割引価格で購入可能です。

point 仕組商品

仕組商品とは各種デリバティブを駆使して作られた金融商品で、仕組債や仕組預金など複数の種類があります。

割引購入の仕組みについて理解する前に、以下4つの用語を確認しましょう。

用語 意味
決済価格 決済時点(取引終了時点)における取引銘柄の価格
ノックアウト価格 仮想通貨を購入するか、「投資元本+APR」を受け取るかの基準となる価格
購入価格 決済時点で仮想通貨を購入する場合の価格
追加APR 元本に加えて追加で受け取れる利率(1年間の単利)
point APR(Annual Percentage Rate)

単利運用した場合の年間利回り。複利運用の場合はAPY(Annual Percentage Yield)と表記します。

point 決済価格の計算方法

決済価格は、決済時点までの30分間における1秒ごとのデリバティブインデックス価格の平均値です。決済時点の市場価格と異なるので注意しましょう。

Bybitの割引購入では、決済価格がノックアウト価格を下回る場合に、あらかじめ決められた購入価格で取引銘柄を購入します。決済価格がノックアウト価格と同じか上回る場合は、元本に加えてAPRを受け取ります。

Bybitの割引購入のイメージ

Bybitの割引購入で考えられる3つのシナリオ

Bybitの割引購入では、決済価格によって以下の3つの取引結果が考えられます。

決済価格の位置 取引結果
ノックアウト価格以上である 元本とAPRを受け取る
購入価格を上回っているが、
ノックアウト価格を下回っている
購入価格で購入
(決済価格と購入価格の差額分だけ割安)
購入価格を下回っている
購入価格で購入
(決済価格と購入価格の差額分だけ割高)

決済価格がノックアウト価格を下回る場合に、あらかじめ決められた購入価格で取引銘柄の現物を購入します。

決済価格が購入価格を上回ると、決済価格と購入価格の差分だけ割引価格で仮想通貨を手に入れられます。ただし、決済価格が購入価格を下回っている場合は、購入価格と決済価格の差分の損になりますので注意が必要です。

決済価格がノックアウト価格を上回る場合は、投資元本に加えてAPRを追加で受け取れます。執筆時点(2024年12月8日)のAPRの利率は、VIPユーザーは20%でVIP以外のユーザーは10%です。

Bybitの割引購入の取引例

以下の状況でBybitの割引購入を取引すると、結果がどうなるのかみていきましょう。

  • 取引銘柄:BTC
  • 投資額:10,000USDT
  • 購入価格:43,100USDT
  • 購入時間:2023年12月8日15:00
  • ノックアウト価格:43,900USDT
  • 決済時間:2023年12月9日8:00
  • ノックアウトAPR:10%(年率)

決済価格が44,000USDTの場合

決済価格が44,000USDTの場合、決済価格がノックアウト価格を上回っているので、投資元本である10,000USDTと約2.7USDT(10,000USDT × 10% ÷ 365)のAPRを受け取れます。

決済価格が43,500USDTの場合

決済価格が43,500USDTの場合、決済価格がノックアウト価格を下回っているので、1BTC=43,100USDTの価格で10,000USDT分のビットコインを購入できます。つまり1BTC=400USDT分お得にビットコインを手に入れられます。

決済価格が43,000USDTの場合

決済価格が43,000USDTの場合、決済価格がノックアウト価格を下回っているので、1BTC=43,100USDTの価格で10,000USDT分のビットコインを購入します。決済価格が購入価格を下回っており、1BTC=100USDT分だけ損です。

Bybitの割引購入のメリット

Bybit(バイビット)の割引購入のメリットは以下の通りです。

  • 割安に購入可能
  • ノックアウト価格を上回っても損しない

割安に購入可能

決済価格がノックアウト価格と購入価格の間に収まると、仮想通貨(暗号資産)を割引価格で購入できます。

執筆時点(2023年12月8日)において、決済まで約1日の商品を取引する場合、購入価格とノックアウト価格の差は以下の通りです。

  • ビットコインは約800ドル
  • イーサリアムは約55ドル

ノックアウト価格を上回っても損しない

決済価格がノックアウト価格を超えても、投資額を失わずAPRを追加で受け取れます。

Bybitの割引購入のデメリット

Bybit(バイビット)の割引購入にはデメリットもあるので、確認しておきましょう。

  • 損する可能性
  • 取引銘柄は2種類のみ

損する可能性

決済価格が購入額を下回る場合、割高な価格で仮想通貨を購入しなければなりません。

また、決済価格がノックアウト価格を上回る場合、得られる利益はAPRのみです。決済価格が暴騰しても、利益はあらかじめ決められています。この場合、機会損失は多額になります。

point 機会損失

適切に行動すれば得られたはずなのに、適切でなかったために得られなかった利益を指します。

取引銘柄は2種類のみ

Bybitの割引購入で取引できる銘柄は、ビットコインとイーサリアムの2種類です。また、割引購入を利用するには、USDTが必要な点にも注意しておきましょう。

Bybitの割引購入の使い方

Bybit(バイビット)で割引購入を始める方法を解説します。なお、割引購入を利用するにはKYCレベル1以上が必要です。本人確認手続きがまだの方は、本人確認書類の提出を済ませておきましょう。

point KYCとは

KYCとは「Know Your Customer」の略称です。金融犯罪などのリスクを回避するために、金融機関が顧客に個人情報の提出を求めます。

手順1

以下のリンクより、Bybitへアクセスし、ログインします。

手順2

上部メニューの「ファイナンス」から「資産運用」を選択し、「割引購入」をクリックします。

Bybitトップページ
Bybitトップページ

手順3

投資プラン一覧から購入する銘柄を選択します。

Bybit割引購入の投資プランを選択 Bybit割引購入の投資プランを選択

手順4

投資額を入力して、「今すぐ購入」をクリックします。1取引あたりの投資額は100USDT~1,000,000USDTまでです。購入価格・ノックアウト価格・ノックアウトAPRも記載されているので確認しておきましょう。

Bybit割引購入の取引画面

手順5

確認画面にて「確認」をクリックすると、購入は完了です。

Bybit割引購入の取引完了

APRを受け取る場合、決済時間から15分以内に資金調達アカウントに入金されます。また、取引後の注文変更やキャンセルはできないので注意しましょう。

相場に合った投資商品を選ぶ

Bybit(バイビット)の割引購入で、仮想通貨(暗号資産)を割安価格で購入可能です。決済価格がノックアウト価格を上回った場合は、仮想通貨を購入できないものの、リターンとしてAPRを受け取れます。

ただし、相場が期待通りに推移しない場合、損失が膨らむ可能性があるので注意が必要です。Bybitでは、ボラティリティ投資など自動で仮想通貨を取引できる投資商品が用意されているので、相場状況やお好みに合わせて利用できます。


Date

作成日

2024.01.16

Update

最終更新

2025.12.03

Myforex編集スタッフー仮想通貨担当ー

2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXにおける国内銀行送金のリスクが高まっており、海外FXユーザーは入出金手段の見直しを迫られています。そんな中、代替手段として注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXとの仮想通貨入出金の方法や送金ルート、注意点などを解説します。
update2026.06.02 19:00

【朗報】XMが国内銀行送金の「負け越し出金問題」についに対応!入金履歴リセットを実施

XMTradingが国内銀行送金などの入金履歴をリセットする特別措置の実施を発表しました。これにより、過去の銀行入金分も仮想通貨(暗号資産)など別ルートでの出金が可能になりました。本記事では、今回のリセット措置について解説するとともに、7月1日以降の入出金に関する注意点をお伝えします。
update2026.07.02 19:00

【SNSで話題】海外FXへのウォレット経由での仮想通貨送金で口座凍結に?国内取引所からの直接送金も焦点に

SNS上では「国内取引所からウォレットを経由して海外FXに送金すると、国内取引所が凍結される」という投稿が話題です。また、ウォレット経由の送金で口座凍結される現状から、一部のユーザーが国内取引所から海外FXに直接送金するルートにも言及しています。
update2026.06.26 19:30

「海外FXは終わり」は誤解!規制後もトレードを続けるには

海外FXが終わりといわれている背景には法改正によるクロスボーダー収納代行規制があります。たしかに規制によって国内銀行送金による入出金は難しくなるとみられていますが、海外FXというサービス自体が終わるわけではありません。本記事では、今後も海外FXを使い続けるために最低限やっておくべき準備について解説します。
update2026.06.01 19:00

HFMへ仮想通貨入金してみた!早い・安い・簡単の三拍子ルートを検証

HFMへ早く・安く・簡単に仮想通貨入金するならXRPがおすすめです。実際の操作画面の画像付きで最短1分・手数料数十円の入金方法を分かりやすく解説します。リアルな感想もぜひ参考にしてください。
update2026.04.16 19:00

XMTradingのアプリがなくなった!?独自アプリが利用不可に

XMTradingのスマートフォン向け独自アプリが、4月15日から利用できなくなりました。本記事では、今回のXMTradingの独自アプリ廃止に関する詳細のほか、代替手段について説明します。
update2026.04.17 19:00

bitwalletを不安視する声がSNSで増加?安全性や運営会社変更を指摘する投稿も

X上ではbitwallet(ビットウォレット)の信頼性を不安視する声が広がっています。本記事では、SNS上でのbitwallet関連の投稿内容や、bitwalletからの乗り換え先候補となるオンラインウォレットなどを紹介します。
update2026.06.26 19:00

HFMがKATANA(カタナ)口座をリリース!Exnessキラーになるか?

HFMがハイスペック口座であるKATANA口座をリリースしました。最大の特徴は、無制限レバレッジと低スプレッドという、2つの要素を兼ね備えている点です。本記事では、KATANA口座のスペック・特徴を解説するほか、ExnessやXMTradingと条件を比較します。
update2026.05.07 19:00

PeskaがUSDTでの入出金に対応!仮想通貨取引所・個人ウォレットへの送金が可能に

PeskaがUSDTによる入出金に対応しました。2026年6月に改正資金決済法が施行されたことで、海外FXユーザーの間では規制によって、「国内銀行送金を利用できなくなるのでは」という懸念が広がっていました。PeskaがUSDTに対応した背景には、こうしたユーザーの懸念を払拭する狙いがあるとみられます。本記事では、PeskaでUSDT送金を利用する際の条件や注意点を解説します。
update2026.06.15 19:00

【仮想通貨対応】BXONEとPeskaを徹底比較!海外FXの入出金に使うならどちらがお得?

本記事では、仮想通貨(暗号資産)での入出金に対応しているオンラインウォレットのBXONE(ビーエックスワン)とPeska(ペスカ)を比較し、どちらが海外FXでの入出金に使いやすいのか解説します。
update2026.06.25 19:30

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

当社コンテンツの著作権は当社に帰属します。当社が提供する共有機能や、SNSシェアや引用など、適切な範囲でのご利用は歓迎しております。ただし、商用利用や内容改変を伴う転載、当社と競合するサイトへの転載等、不正な再使用はご遠慮ください。なお、当社が不適切または不正な利用と判断した場合、当該コンテンツの削除その他必要な措置を講じる場合があります。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル