Select Language

Bybitのローンチパッドに「DLC」が登場!参加方法を解説

Bybitのローンチパッドに「DLC」が登場!参加方法を解説

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2023.03.16 15:30
Bybitのローンチパッドに「DLC」が登場!参加方法を解説

update 2023.03.16 15:30

2022年9月6日、仮想通貨(暗号資産)取引所のBybit(バイビット)は、トークン「DLC」をローンチパッドで配布すると発表しました。

DLCトークンは、IDO(分散型取引所でのトークンの新規公開)プロトコルである「Diamond Launch」のネイティブトークンです。また、Bybitのローンチパッドは、上場予定の仮想通貨を先行購入できるサービスです。

DLCのローンチパッドは、2022年9月10日午前9時から始まります。ローンチパッドを活用すれば、上場直前に通貨を購入して、上場直後の上昇を狙って売り抜けることも可能です。

​​Diamond Launch(DLC)とは

Diamond Launch(DLC)とは、ブロックチェーン上に構築された分散型のローンチパッドです。新規プロジェクトの中でも、安全で期待値の高い案件に投資できる機会の提供を目的としています。

BNBチェーンやポリゴン(MATIC)、OKXチェーンで利用でき、それぞれのブロックチェーンでIDOが可能です。既に、トークン「Vibing」のIDOを実施した実績があります。

point ローンチパッド

ローンチパッドは、仮想通貨関連プロジェクトが資金調達目的で使用するツールです。プロジェクトはローンチパッドでトークンを新規に販売し、ユーザーはそれを購入します。ローンチパッドの運営形式としては、Binanceなどの取引所が管理する中央集権型のものと、DEX(分散型取引所)が主導する分散型のものが存在します。

point IDO

IDOとは、分散型取引所でトークンを新規公開することです。類義語として「IEO」があり、これは中央集権型取引所でトークンを新規公開することを指します。

Diamond LaunchでIDOに参加するには、2つの方法があります。1つは、パブリックセールです。パブリックセールでは、誰でもIDOに参加できます。もう1つの方法は、プライベートセールです。こちらは、あらかじめホワイトリストに登録した人だけが参加できます。

IDOにおけるホワイトリストとは、「参加申し込み」のようなものです。参加申し込みに必要な条件は、プロジェクトごとに異なります。参加したいIDOがありましたら、条件を確認しましょう。

IDOへの参加手順の説明画像

DLCの使い道

DLCは、Diamond Launchのネイティブトークンとして発行され、ガバナンストークンとしての役割を持っています。

DLCを保有すると、Diamond Launchの意思決定に関与できます。具体的には、Diamond Launchで次に実施するIDOプロジェクトの選定などが含まれます。

その他、ステーキングで報酬を得ることも可能です。また、IDOに参加するには、DLC保有が条件になる場合があります。全般的に、トークンはIDOでの上場時に値上がりするケースが多いので、値上がりを期待して参加することも可能です。

ローンチパッドの詳細と参加方法

Bybit(バイビット)のローンチパッドは、以下の2種類いずれかの方法で参加可能です。

預け入れトークン トークン購入方法
BIT 自分と他のユーザーのBIT数量の比率によって、購入可能数量が決まる
USDT 抽選に当たったら購入できる

預け入れトークンとトークン購入方法

BIT 自分と他のユーザーのBIT数量の比率によって、購入可能数量が決まる
USDT 抽選に当たったら購入できる

なお、ローンチパッドに参加するには、Bybitのアカウントと本人確認レベル1(KYC)が必要です。

BITを使って購入する

1つ目の参加方法は、BITトークン(BIT)をBybitに預け入れて、自分と他のユーザーの預け入れたBITの比率によって購入可能額が決定します。

ローンチパッドの開催期間は、日本時間の2022年9月10日午前9時から2022年9月15日午後8時59分までです。期間は3つに分かれており、それぞれで必要な手続きが異なります。

計測期間 2022年9月10日午前9時~2022年9月15日午前8時59分
コミット期間 2022年9月15日午後0時30分~午後7時59分
配布期間 2022年9月15日午後8時~午後8時59分

計測期間とは、DLCをどれだけ購入する資格があるかを決定する期間です。そして、コミット期間中に、得られた資格の範囲内でDLC購入に使用したいBIT数量を入力します。

以下、各期間で必要な手続きを解説します。

計測期間

5日間にわたって、保有しているBITの数量を計測します。計測対象になるのは、Bybitの現物アカウント・デリバティブアカウント・資産運用アカウント・資金調達アカウントです。日々の残高は、日本時間の午後0時に更新されます。

point 計測対象外に注意

資産運用アカウントに入金されているBITのうち、ローンチプールと積立ステーキングの残高が集計対象になります。デュアル資産投資(旧二重資産マイニング)など、他のサービスに預け入れているBITは計測されません。

計測期間前または期間中に、Bybitの現物取引でBITを購入して参加できます。

コミット期間

コミットできるBIT数量の上限は、計測期間中の日次平均BIT残高に応じて異なります。つまり、コミット期間が始まる日だけBITを保有していても、期待通りの数量でコミットできない可能性があります。

コミット期間になると、ローンチパッドのページで「今すぐコミット」ボタンが押せるようになります。そこで、「コミット」と書かれたオレンジ色の枠内にある「今すぐコミット」ボタンを押して、交換するBITの量を入力します。コミットするためには、現物アカウントにBIT残高が必要です。

今すぐコミットボタン 今すぐコミットボタン
caution 片方のみ選択できる

参加方法は2種類ありますが、どちらか片方のみ参加できます。希望する参加方法の「今すぐコミット」ボタンを押してください。

なお、「今すぐコミット」ボタンは、コミット期間以外は灰色で表示されており、押すことができません。

コミット期間に関する注意点は、以下の2つです。

  • コミット期間は7時間半のみであること
  • コミットしたBITはロックされ、期間終了まで出金や取引を含む全ての操作ができなくなること

配布期間

コミットしたBITの量に応じて、DLCが配布されます。なお、獲得できる最大数量は1人あたり15,000 DLCであり、以下の計算式に基づいて算出されます。

(獲得できるDLCの数量) =
(自分がコミットしたBIT ÷ 参加者全員がコミットしたBIT) × (本イベントに割り当てられたDLC数量)

獲得できるDLCの数量が決定すると、コミットしたBITから対応する数量が差し引かれます。1DLC=0.02米ドルとして計算され、DLCとBITの交換レートはコミット期間開始時に確定します。

BITトークンとの引き換え

獲得できるDLCの数量は、他の参加者がコミットしたBITに対する割合に応じて決まります。自身がコミットした数量でない点に注意が必要です。ただし、より多くのBITをコミットすると、より多くのDLCを購入できます。DLCを多く獲得したい人は、積極的にBIT保有量を増やすと良いでしょう。

なお、ローンチパッドとは、新規上場の仮想通貨を購入できる制度です。すなわち、株式で考えると新規株式公開にあたります。ローンチパッドも新規株式公開と同様に、先行購入では安く買え、価格が上がりやすい傾向があります。以前開催されたローンチパッドに登場したトークン「KASTA」は、上場から1週目の平均収益率が2,089%を記録しました。

過去の高利回りプロジェクト

USDTを使った抽選で購入

もう1つの参加方法は、USDTを預け入れて、購入の権利を抽選で得る方法です。抽選券を獲得したユーザーの中から、ランダムで当選者が決定されます。

参加条件 計測期間中のUSDTの日次平均残高が100USDT以上
コミット金額 100USDT
当選者数 6,000人
割り当て 300DLC

参加条件は、計測期間中のUSDTの日次平均残高が100USDT以上であることです。

抽選券は、100USDTのコミットで1人1枚まで獲得可能です。当選者数は6,000人と定められており、当選すれば300 DLCを購入できます。仮に50,000人が参加した場合、当選確率は約12%です。

なお、トークン「APEX」を使った過去のローンチパッドでは、BIT利用の参加者数は5万名以上、USDTでの参加者は1万2,000人台でした。そのため、当選確率も39%と高めになり、お得なキャンペーンでした。

USDTを預け入れて抽選に参加する場合も、以下3つの期間に分かれています。

計測期間 2022年9月10日午前9時~2022年9月15日午前8時59分
コミット期間 2022年9月15日午後0時30分~午後7時59分
配布期間 2022年9月15日午後8時~午後8時59分

計測期間

5日間にわたって、ユーザー保有のUSDTの数量を計測します。計測対象となるのは、Bybitの現物アカウント・デリバティブアカウント・資産運用アカウント・資金調達アカウントです。記録された日々の残高は、日本時間の午後0時に更新されます。

5日間のUSDTの日次平均残高が100USDT以上であれば、参加条件を満たします。BIT預け入れの場合とは異なり、100USDT以上あれば、日次残高の額そのものはいくらでも構いません。

point 計測対象外に注意

資産運用アカウントに入金されているUSDTのうち、ローンチプールと積立ステーキングの残高が集計対象になります。デュアル資産投資(旧二重資産マイニング)など、他のサービスに預け入れているUSDTは計測されません。

コミット期間

コミット期間になると、ローンチパッドのページで「今すぐコミット」ボタンが押せるようになります。そこで、「抽選」と書かれた緑色の枠内にある「今すぐコミット」ボタンをクリックします。コミットするためには、現物アカウントにUSDT残高が必要です。

今すぐコミットボタン 今すぐコミットボタン

なお、「今すぐコミット」ボタンは、コミット期間外は灰色で表示され、押すことができません。

caution 片方のみ選択できる

参加方法は2種類ありますが、どちらか片方のみ参加できます。希望する参加方法の「今すぐコミット」ボタンを押してください。

コミット期間に関する注意点は、以下の2つです。

  • 期間が7時間半のみであること
  • コミットしたUSDTトークンはロックされ、期間終了まで出金や取引などを含むいかなる操作もできなくなること

配布期間

抽選に当選した場合、配布期間中に300DLCが自動的に現物アカウントに付与され、コミットした100USDTから300DLC分のUSDTが差し引かれます。残ったUSDTは、現物アカウントに払い戻されます。

なお、抽選に当選しなかった場合、コミットした100USDTは全額現物アカウントに払い戻しされます。

USDTを使った抽選が人気

もともとはBITを使って参加するユーザーが多数派でしたが、USDTを使って参加する人の比率が高まっています。前回のOKSE・前々回DEFYのローンチパッドでは、いずれもUSDTによる参加の方が人気でした。

まとまった数量のBITを保有している場合は、BITを利用するとDLCをたくさん購入できます。一方、BITを持っていない、または少額のみ保有している場合は、USDTの抽選で参加する方が有利になります。ご自身の状況を踏まえつつ、参加方法を選択できるのがメリットです。

Bybitでは、資産運用や取引に関するさまざまなキャンペーンが随時実施されています。


Date

作成日

2022.09.08

Update

最終更新

2023.03.16

Myforex編集スタッフー仮想通貨担当ー

2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

XMTradingの入出金で銀行口座凍結?海外FX禁止の銀行に注意

SNS上では「XMTradingの出金で銀行口座が凍結された」とする投稿が一部で見受けられます。銀行によっては海外FXとの取引を禁止しているため注意が必要です。本記事では凍結リスクが高い銀行や仮想通貨送金の注意点を説明します。
update2025.09.03 19:00

【要注意】Axi口座から不正出金被害、セキュリティ対策に不安の声

海外FX業者のAxiで、不正出金の被害が海外フォーラムなどで報告されています。国内で同様の被害は確認されていませんが、日本人ユーザーも無関係ではありません。この記事では、報告されている不正出金の事例やセキュリティの問題点のほか、現状でユーザーがとれる対策を説明します。
update2025.09.29 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

話題のDCJPYとJPYCの違い|海外FXの入出金に使えるのは?

DCJPYというデジタル通貨が話題となっています。一方で、海外FXユーザーの間ではJPYCへの期待も高まっています。本記事では、DCJPYとJPYCの特徴や違いを比較し、海外FXトレーダーにとってどちらが送金手段の選択肢となるのかを解説します。
update2025.09.26 19:30

Exnessがスプレッドを最大30%OFF!仮想通貨・株価指数で大幅縮小

海外FX業者のExnessが主要銘柄のスプレッドを縮小しています。BTCUSDは16%、ETHUSDでは23%の縮小が確認されています。本記事では縮小後のExnessスプレッドを主要なブローカーと比較しました。
update2025.10.02 19:00

【独自】海外FX利用で銀行口座が凍結・解約された一部始終!「自分には関係ない」は危険かも

みんなの銀行の口座を実際に凍結・解約されたトレーダーから当サイトに寄せられた情報をもとに、解約までの流れを一部始終紹介します。海外FXユーザーにとって、銀行口座凍結は決して他人事ではありません。海外FX利用時に注意すべき送金パターンも説明します。
update2025.08.12 19:00

XMのビットコインスプレッドはExnessの2倍広い!それでも「ナシ」ではない理由とは?

Myforex編集部では、2025年1月10日〜4月10日の3ヶ月間にわたり、XMTradingにおけるビットコインのスプレッドを独自調査。その結果、狭い業者と比べて2倍以上の差があることが分かりました。
update2025.09.05 19:00

Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意

PeskaはFX業者とのコラボキャンペーンなどをきっかけに、急速にユーザーを増やしているオンラインウォレットです。しかし、新興サービスのため利用すべきか迷うという人も少なくありません。この記事ではPeskaの安全性や評判、オンラインウォレット業界が抱えるリスクなどを説明します。
update2025.09.29 19:30

Exnessのスワップフリーが突然解除?!条件をサポートに直接聞いてみた

「Exnessのスワップフリーが解除された」という投稿がSNSの一部で話題になっていますが、解除の具体的な条件は公式サイトにも掲載されていません。そこで当サイトではサポートに直接条件を質問してみました。
update2025.08.25 19:00

SNSでステーブルコイン利息の議論が勃発!Bybitで手軽にUSDT等を高利回り運用

ここ最近、SNS上ではステーブルコインの利回りに関する活発な議論なども見られます。本記事では、SNSで話題となった議論を整理しつつ、Bybitでのステーブルコインの運用方法や、海外FXとの仮想通貨入出金ルートの全体像などをまとめます。
update2025.10.01 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル