Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

CoinbaseがBITトークンの上場を発表、その将来性と値動きは?

CoinbaseがBITトークンの上場を発表、その将来性と値動きは?

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2023.03.16 15:54
CoinbaseがBITトークンの上場を発表、その将来性と値動きは?

update 2023.03.16 15:54

2022年6月7日、米大手仮想通貨(暗号資産)取引所のCoinbaseが、BIT/USDとBIT/USDTの取引サービスを開始すると発表しました。BITは大手取引所のBybitから支援を受けており、現時点でその将来性はどうなっているでしょうか。

BITはどんな仮想通貨?

BITは、BitDAOのガバナンストークンです。BitDAOはDAO(自律分散型組織)の一つであり、2021年6月に立ち上げられました。主に、DeFi(分散型金融)関連プロジェクトへの支援を目的としています。

BITの発行上限は100億BITに設定されている一方、当記事執筆時点(2022年6月)の供給量は6億BIT弱となっています。時価総額は250億ドル程度となっており、仮想通貨市場全体では300位以内にランクインしています。DAO関連の仮想通貨としては、主要な存在だといえるでしょう。

point DAOとは

DAOは、Decentralized Autonomous Organizationの略で、日本語で「自立分散型組織」と訳されます。つまり、中央管理者が存在しなくとも、参加者の活動によって機能する組織を指します。DAOは、中央集権型の組織と比較して、より民主的で透明性の高い存在と見なされており、ブロックチェーンの普及で広く採用され始めています。

BITの使い道は様々ですが、主に以下のような使い方が可能です。

BitDAOの運営に参加

BIT保有者は、出資者としてBitDAOの運営に参加可能です。具体的には、BitDAOに対して提案が可能で、その提案はコミュニティ全体の投票を通じて採否が決められます。投票は1人1票でなく、BIT保有数が投票数となるので、より多く保有しているほど有利になります。小規模な個人などは「デリゲート」と呼ばれる手続きを通じて投票に参加可能です。

トークンホルダーによる投票を示したイメージ図

Bybitのサービスで使用

BitDAOは、Bybitから大きな支援を受けています。このため、BybitのサービスでもBITを利用可能です。例えば、ローンチパッドやローンチプールに参加するには、主にBITを使用します。ローンチパッドとは、新規上場直前にトークンを買えるサービスであり、ローンチプールとは、新規上場トークンを無償でもらえるサービスです。

その他、積立ステーキングや、デュアル資産投資などでも使用できます。

BITの価格動向

過去のBIT価格を振り返りますと、トークンが公開されてから順調に上昇しました。2021年10月から11月にかけて、史上最高値となる約3ドルの価格帯にまで一気に上昇しています。その後、ビットコイン(BTC)価格の下落に同調する形で、安値を切り下げながら下落しています。当記事執筆時点(2022年6月)では、0.4ドル前後で推移しています。

BITトークンと米ドルの価格チャート

画像引用:CoinMarketCap

今回、Coinbaseに上場したことから、Coinbase効果による価格上昇が期待されました。しかし、大きな値動きは観測されていません。仮想通貨市場全体が低迷しており、マイナス要因を無効化するほどポジティブな材料にならなかった模様です。

point Coinbase効果とは

Coinbase効果とは、Coinbaseへの上場を契機として価格が上昇する現象を指します。他の大手取引所でも、同様の現象が見られます。過去には、分散型のマーケットプレイス「District0x(DNT)」やID承認サービス「Civic(CVC)」などが、Coinbase効果で大幅上昇しました。

BitDAOとBITの将来性

2021年8月、BitDAOはIDOで約4億ドルの資金調達に成功しました。これに加え、ヘッジファンド等から巨額の資金を獲得するだけでなく、Bybitからも継続的に支援を受けています。このような背景から、BitDAOは運用資産を拡大させており、その総額は10億ドルを超えています。

BIT価格の長期的な上昇は、BitDAOの運用成績にかかっています。BitDAOは、今後成長が期待されるDeFiやWeb3.0分野に投資する方針であり、投資先プロジェクトの成功に期待がかかります。

point Web3.0とは

Web3.0とは、分権化された次世代のインターネット環境を指します。現代の中央集権型インターネット環境(Web2.0)は、大手IT企業が強い影響力を持っています。その一方、Web3.0では、個々のユーザーが重要な役割を担います。

BitDAOの投資実績

これまで、BitDAOは様々なプロジェクトに大規模な投資を行なってきました。下の表は、例です。

プロジェクト名 内容
zkDAO イーサリアムにおけるレイヤー2の開発
EduDAO 大学教育などの支援
Game7 ブロックチェーンゲームの開発
PleasrDAO NFTアートへの投資

その他、取引所FTXの独自仮想通貨「FTT」や、イーサリアムなどを保有しています。

point レイヤー2とは

メインとなるブロックチェーンであるレイヤー1に対して、それを基礎に構築され、情報処理を手助けする副次的なブロックチェーンをレイヤー2と呼びます。レイヤー2は、レイヤー1のスケーラビリティ問題を緩和します。すなわち、取引承認の遅延や手数料高騰などを回避します。イーサリアムにおけるレイヤー2は、それぞれが独立したプロジェクトとして存在しています。

BitDAOのロードマップ

BitDAOは、開発計画であるロードマップを公開しています。

その中で、ガバナンスや財政管理を優先するとしながらも、将来的に独自ブロックチェーン開発の可能性を示しています。加えて、イーサリアムを基盤とするBITを複数のブロックチェーンに対応させることも示されています。BitDAOは投資を主目的としていますが、これらの開発計画が現実になれば、BITへの好影響を期待できます。

BITの買い方

日本国内の取引所はBITを取り扱っていません。そのため、BITを購入するなら、Bybit(バイビット)やGate.io(ゲート)などの海外取引所を利用することになります。

日本語対応の海外取引所における、BITの取り扱い状況(USDT建て現物・デリバティブ)は下記の通りです。

取引所 現物 デリバティブ
Binance(バイナンス) × ×
Bybit(バイビット)
Gate.io(ゲート)
CoinEX(コインイーエックス) ×
MEXC(メクシー)
BingX(ビンエックス) ×
Bitget(ビットゲット) × ×

Binance(バイナンス)

現物 デリバティブ
× ×

Bybit(バイビット)

現物 デリバティブ

CoinEX(コインイーエックス)

現物 デリバティブ
×

MEXC(メクシー)

現物 デリバティブ

BingX(ビンエックス)

現物 デリバティブ
×

Bitget(ビットゲット)

現物 デリバティブ
× ×
bybit gate.io mexc bingx

海外取引所は日本語対応が充実しているBybit(バイビット)がおすすめです。

DAOとしての真価を発揮できるか

近年、仮想通貨市場ではDAOの運用が一種のトレンドとなっています。中央集権型の組織と比較して、DAOには様々な面で優れた点があるためです。この流れは拡大していくでしょうか。BitDAOは代表的なDAOであり、仮想通貨市場の期待を背負っているだけに、その成功例として真価を発揮することが望まれています。


Date

作成日

2022.06.10

Update

最終更新

2023.03.16

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

【実測】海外FXのゴールドスプレッドを徹底比較|データで分かった「狭い」だけではダメな理由

Myforex編集部では2026年、今ゴールドのスプレッドが一番狭い海外FX業者はどこなのか調査しました。XMTradingやExnessなど人気5社を含めて実測値を比較。平均値だけでなく早朝や指標時の「スプレッド拡大」も徹底検証しています。
update2026.01.16 19:00

XMTradingへ仮想通貨入金をしてみた!安く・早く送金できるルートはどれ?

XMTradingへの仮想通貨入金に安く・早く送金できるルートを検証しました。XRP(リップル)を使えば、手数料は約40円、最短1分で送金が可能です。すぐに試せるように具体的な手順も詳しく解説しています。
update2026.03.03 19:00

Galaxy DAOが運営停止を発表|GEMFOREXユーザーの資金回収が一層困難に

Galaxy DAOが運営を停止することを発表しました。GEMFOREXユーザーの資金返還を巡っては不透明な対応が続いていましたが、今回の発表により、元ユーザーが資金を取り戻すことはさらに困難になる可能性があります。本記事では、Galaxy DAOの運営停止の理由やGBONDの扱いについて説明します。
update2026.02.11 19:00

有名アカウントによるMoonshot FXコピトレへの誘導が物議|「中の人交代疑惑」も浮上

Xフォロワー数1万人超のFX系インフルエンサーが、Moonshot FXのコピートレード案件を紹介していることが話題になっています。同社の公式サイトには怪しい点が多く、実体のある業者なのか疑問視する声も上がっています。この記事では、Moonshot FX公式サイトの不審な点や、海外FXユーザーが同社を警戒する理由などを説明します。
update2026.03.12 19:00

JPYCで海外FXに入金してみた!試してわかったメリット・デメリット

海外FXにおける国内銀行送金や銀行口座凍結のリスクが高まる中、新たな入出金手段として日本円建てステーブルコインのJPYCが注目を集めています。本記事では、実際にJPYCを発行して海外FXへ入金するまでの手順や、試してわかったメリット・デメリットなどを紹介します。
update2026.01.08 19:00

XMTradingの利益出金で新たな懸念?負け越しがあるユーザーは収納代行規制後も出金できるのか

「XMで負け越しているトレーダーは利益を出金できなくなるのでは」という懸念が一部のXMTradingユーザーの間で広がっています。背景にはXMTradingの出金ルールと金融庁によるクロスボーダー収納代行規制があります。本記事では、なぜ仮想通貨送金に切り替えても規制後に利益を出金できなくなる可能性があるのか説明します。
update2026.02.19 19:00

Bitgetからbitbankに送金してみた!送金手数料や反映時間も解説

Myforex編集部では、Bitgetからbitbankに仮想通貨を送金してみました。送金してみた率直な感想は、アドレスの入力ミスなどに気をつければ送金作業自体は特に難しくないというものでした。この記事では送金手順や送金手数料、おすすめの送金通貨などを紹介します。
update2026.02.20 19:00

GMOコインからBitgetに送金してみた!送金手数料や反映時間も解説

Myforex編集部では、GMOコインからBitgetに仮想通貨を送金してみました。感想としては、送金自体は難しくなく、手数料無料で使いやすいものの、通貨によっては最低送金額が高いケースがあると感じました。この記事では、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2026.03.10 19:00

bitwallet利用で国内銀行口座が凍結?将来的に出金できなくなるリスクあり

2025年12月現在、bitwalletの入出金が直接的な理由となって、国内銀行口座が凍結されたと断定できる情報は確認されていません。しかし、海外FX業者と国内銀行を取り巻く環境は大きく変わりつつあり、「これまで問題がなかったから今後もbitwalletは安全」とは言い切れない状況になっています。本記事では改正された資金決済法がbitwalletに与える影響や将来的なリスクについて説明します。
update2025.12.29 19:00

ビットフライヤーからBitgetに送金してみた!送金手数料や反映時間も解説

Myforex編集部では、実際にビットフライヤーからBitget(ビットゲット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、ビットフライヤーからBitgetに送金してみた感想や送金手順の詳細、おすすめの送金通貨などを紹介します。
update2026.01.30 19:30

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル
close
promotion
今すぐ参加する

次回から表示しない