BigBoss、MT5と公式アプリをリリースすることを発表

海外FX業者BigBossは2022年3月28日、4月に取引プラットフォームであるMetaTrader5（MT5）とBigBossの公式アプリ「BigBoss QuickOrder」をリリースすることを発表しました。

MT5はMetaTrader4（MT4）よりも機能面で優れており、処理速度の早さや豊富なテクニカル分析ツールなどが特徴です。MT5については4月11日にデモ口座の受付が開始され、4月25日にリアル口座の新規口座開設が申し込めるようになります。

また、公式アプリはBigBossオリジナルのもので、iOSとAndoroid版で提供される見込みです。

BigBoss（ビッグボス）は、最初にMetaTrader5(MT5)のデモ口座を4月11日にリリースする予定です。そして、2週間後の4月25日にMT5のリアル口座およびBigBoss公式取引アプリ「BigBoss QuickOrder」をリリースします。

BigBossが提供する口座タイプのうち、スタンダード口座とプロスプレッド口座で利用できるようになる予定です。

MetaTrader5（MT5）は、MetaTrader4（MT4）の後継ツールとして開発されました。処理速度が速く、テクニカル分析ツールなどが充実しており、海外FX業者全体で導入する動きが加速しています。

MT4/MT5を開発しているMetaQuotes（メタクォーツ）社はMT5への移行を推進しており、既に新規ブローカーへのMT4の提供を停止している状況です。

このため、FXGT（エフエックスジーティー）のように取引ツールがMT5のみというブローカーもあり、今後創立されるFXブローカーはMT5を導入することが基本となります。

MT4は新規機能のアップデートも終了しており、エラー修正などのサポートのみが行われています。

BigBossが4月25日にリリースする公式取引アプリ「BigBoss QuickTrader」は、iOSとAndoroidの両方に対応しています。デザインや機能などの詳細は公表されていませんが、直感的なインターフェースと無料分析ツールが備わっているとのことです。

BigBoss（ビッグボス）は2013年6月に創業したFXブローカーで、ボーナスキャンペーンを実施することも多く、仮想通貨（暗号資産）CFDに注力していることから知名度も徐々に上がっています。

中堅海外FX業者BigBoss（ビッグボス）はMetaTrader5と公式サイトのリリースを発表しました。MT5自体はリリースから10年以上が経過していますが、国内ブローカ－を含むFX業界全体でMT5の導入が急速に進んでいます。

2020年以前、海外FX業者でMT5を導入していたのはXMTrading（エックスエムトレーディング）やExness（エクスネス）といった世界展開している大手FXブローカーが中心でした。

しかし、2020年後半には国内FX業者でも導入が始まり、2021年12月には取引環境に優れている国内FX業者外為ファイネストがMT5を導入しました。

FX業界全体でMT5に注目が集まっているようです。BigBossも業界全体の流れに合わせて、サービスを強化しています。リアル口座・公式アプリのリリースに期待が高まります。