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HotForexが円建て口座提供 口座開設の条件や口座タイプについて

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update 2024.07.26 16:11
HotForexが円建て口座提供 口座開設の条件や口座タイプについて

update 2024.07.26 16:11

海外FXブローカーのHotForex(ホットフォレックス)は2021年9月8日、日本国内在住者向けの円建て口座の提供を開始しました。これまで要望の多かった円建て口座の提供を開始したことで、日本向けサービスをこれまで以上に重視している姿勢を示したといえます。

この記事では、HotForexが円建て口座リリースに至った経緯や既存ユーザーの注意点などを中心に解説していきます。

HotForexが円建て口座に対応

HotForex(ホットフォレックス)は、取扱銘柄が豊富なことに加え、最大レバレッジ1,000倍、コピートレードなど、XMTrading(エックスエムトレーディング)と並ぶほどの多数の強みがある大手FX業者です。しかし、2017年に日本向けサービスを再開してからも、技術的な問題で円建て口座の提供ができなかったようです。

今回のアップデートで、円建て口座の提供が開始されたことに伴い、主に日本円を利用するユーザーの利便性が向上し、既存のユーザーを含め評価が高くなっています。

今回の変更により、他の大手海外FX業者と比較しても、互角のブローカーになったとの見方ができるでしょう。

4年前から期待されていた円建て口座

HotForexが円建て口座をリリースするという計画は、実は2017年ごろから存在していました。HorForexは、日本の金融庁による規制や金融ライセンスの関係で、2013年に一度日本市場から撤退しています。

2017年、新体制で日本に再進出したものの、実際には技術的な課題がハードルとなり、円建て口座のリリースは実現しませんでした。

その後、何度か円建て口座に対応する計画がなされましたが、結局実装されるには至らなかったのです。そのため、円建て口座の提供は、4年以上前からの計画がようやく達成された形となりました。

HotForexのデメリットが改善された

円建て口座のリリースにより、HotForexの最大の弱点であった部分が一つ解消されたといえます。

もともと、HotForexはボーナスやキャッシュバックなどのシステムが人気で、日本語サポート体制も整っていることからユーザーも一定程度は確保していました。しかし、メインブローカーとするにはハードルが高く感じるユーザーが多かったことも事実です。

その際に問題となったのは、「ドル建て口座は管理が複雑である」という点です。実際に、円建て口座が選択できないことにフラストレーションを感じているユーザーも多く、HotForexの利用を断念し、別のブローカーを選ぶユーザーもいたほどです。

point ドル建て口座のデメリット

ドル建て口座で問題となるのが「確定申告」です。海外FX業者で取引をした際の利益は確定申告をする必要があります。ドル建て口座で取引をしたときの利益は円換算する必要があり、所得税法では原則「取引を行った日の仲値で換算する」となっています。確定申告の際に煩雑になってしまうため、多くのユーザーは円建て口座を選択できるFX業者を選ぶという傾向があります。

今回の変更により、取引するFXブローカーを選択する際に、HotForexが有力な選択肢の一つになりそうです。過去にドル建て口座しか選択できないことが理由で、HotForexから離れていったユーザーの中からも、利用を再開する人が増えると予想されています。

もちろん、これまでと同様にドル建ての口座も提供されていますので、資産をドルで保有しているトレーダーは米ドルで入金することも可能です。

円建て口座の注意点

円建て口座にはいくつかの注意点があります。

  • 円建て口座の利用者は日本国内居住者限定
  • 新規口座・追加口座申し込みの際に、円建て口座を選択可能
  • 入金前限定で開設済みのドル建て口座を円建てに変更可能
  • 入金履歴のある既存顧客はmyWalletのベース通貨の変更不可

円建て口座を開設できるのは、日本国内に居住しているトレーダーが対象です。海外に住所を持つ人は、日本国籍であっても円建て口座の利用はできません。

円建て口座を使いたい場合、マイページから新規口座・追加口座を申し込む際に円建て口座を選択します。既存のドル建て取引口座は、入金履歴がない場合に限り、口座の基本通貨の変更ができます。

myWalletの通貨は変更不可

注意したいのは、これまでHotForexを利用していた既存ユーザーです。

HotForex(ホットフォレックス)の入金は、一旦、myWallet(お財布口座)に入金され、そこから取引口座へ資金移動をする仕組みになっています。

HotForexの入金の流れ

このような仕組みのため、円建ての取引口座を保有していても、myWalletがドル建てのままであれば、取引口座への資金移動時に両替が発生してしまいます。つまり、日本円で入金した資金を一旦ドルに替えてmyWalletに入金し、その後、再度円に替えて円建ての取引口座に入金する流れになるということです。

円建ての取引口座を利用するのであれば、myWalletも円建てにするのが便利ですが、残念ながら円建てのmyWalletを開設できるのは、新規ユーザー(入金履歴がないユーザー)のみとなっています。入金履歴のある既存ユーザーは、myWallet口座の基本通貨の変更はできず、ドル建てで反映されます。

為替レート変動により入金額が変動してしまうことを避けるためには、myWalletへの入金日と同日に取引口座に資金移動させる必要があります。こうすれば、為替レートが同一のため、入金額と同額を円建て口座に入金することができます。

point 同日中は為替レート固定

HotForexの為替レートは、サーバー時間の午後18時(日本時間:午前0時(夏時間)、午前1時(冬時間))にアップデートされるため、リアルタイムの為替変動の影響は受けないようになっています。ただし、サーバーのアップデート時間をすぎると、為替レートがアップデートされるため、為替差損益が発生することになります。

円建て口座の提供は3種類

HotForex(ホットフォレックス)には全部で6種類の口座がありますが、円建て口座に対応したのは、「マイクロ口座」「プレミア口座」「ゼロスプレッド口座」の3種類です。

マイクロ口座

マイクロ口座は、最低入金額が低く、最大レバレッジ1,000倍を提供しています。最大合計取引ロットが7ロット(70万通貨)に制限されているものの、ハイレバレッジを重視するトレーダーに支持されています。

各口座タイプのレバレッジはこちらにまとめています。

口座タイプ 最大レバレッジ
マイクロ口座 1,000
プレミアム口座 500
ゼロスプレッド口座 500

また、取引プラットフォームがMetaTrader4(MT4)であれば、50%ウェルカムボーナスの対象です。50%ウェルカムボーナスは、他のボーナスと異なり、ボーナスのみを証拠金として取引することが可能です。50%ウェルカムボーナスを適用した場合、最大レバレッジが500倍に制限されます。

プレミアム口座

最もスタンダードな口座タイプで、ボーナスを重視するトレーダーに支持されています。他の海外FX業者のスタンダード口座に該当するのが「プレミアム口座」です。100%スーパーチャージボーナス、100%クレジットボーナスを受け取れます。

ボーナスの詳しい要件については公式ホームページでご確認下さい。

ボーナスの詳しい要件はこちら link

ゼロスプレッド口座

スプレッドが最も狭い口座タイプで、スプレッド重視のトレーダーが主に利用しています。ボーナスなどは付与されませんが、スプレッドが狭く、スキャルピングに有利な口座タイプです。

HotForexのプレミアム口座や、スプレッドの狭さに定評のあるTitan FX(タイタン FX)と比較してみます。

プレミアム口座のスプレッドは広めに設定されていますが、ゼロスプレッド口座のスプレッドは、Titan FX(タイタンエフエックス)のブレード口座と同じ水準に設定されています。

caution 円建て対象外の口座タイプ

HFコピー口座・オート口座・PAMM口座は円建て口座を提供していません。

HotForexのサービスが充実

2017年から計画され何度も中止になった経緯があるため、円建て口座のリリースを待ちわびていたユーザーも多いでしょう。

もともと、HotForex(ホットフォレックス)は1,200種類という豊富な取扱商品数やボーナスなどで知名度があり、世界中にユーザーを持つ大手ブローカーです。機能面も充実しており、裁量からコピートレードまで、6種類の口座で運用を行える自由度の高さにも定評があります。

HotForexは、円建て口座を提供することにより、日本国内ユーザーを重視する姿勢を示しました。今後も日本のトレーダーが利用しやすいサービス設計をしていくと期待されています。


Date

作成日

2021.11.30

Update

最終更新

2024.07.26

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