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作成日
：2018.06.18
ロシアのソフトウェア会社MetaQuotes Software Corp.【以下、MetaQuotesと称す】は、MetaTrader 5【以下、MT5と称す】からデモ口座を開設する際に表示されるダイアログを変更したことを発表した。
新しいダイアログには、利用可能なブローカー名やロゴが表示されるようになり、ユーザーはMT5からブローカー名やサーバー名称を検索してデモ口座を開設することが可能となる。
さらに、ダイアログには、ユーザーが選択した口座の概要や利用に伴うリスクが表示されるようになっており、海外FXブローカーを初めて利用するユーザーも、詳細を確認した上で簡単に口座が開設できるようになった。
加えて、ダイアログには口座開設に関連する契約内容やデータ保護ポリシーへのリンクが含まれており、EUにて5月25日から施行された一般データ保護規則 （General Data Protection Regulation,GDPR）にも対応している。
さらに、これまでモバイル版のMT5アプリケーションのみ可能であった書類の送付機能が、デスクトップ版のMT5にも追加された。口座開設に必要な書類の送付に関する問題が解消されることで、ユーザーはよりスムーズにリアル口座の開設を行えるようになるが、ブローカーはプラットフォームから顧客の雇用や所得状況、取引経験などの情報が入手できるようになり、第二次金融商品市場指令（Markets in Financial Instruments Directive II, MiFID II）を遵守しやすくなった。
今回のアップデートにより、ブローカーは、データフィードや流動性ソリューションなど、さまざまなアプリケーションをMT5から直接アクセスできるようになる。現在、16のソフトウェアプロバイダーから80のアプリケーションが提供されている。
release date 2018.6.18
