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作成日
：2017.12.12
12月10日、米国最大のオプション取引所である、シカゴ・ボード・オプション（Chicago Board Options Exchange )【以下、CBOEと称す】のCBOE先物取引所（Cboe Futures Exchange ,CFE）にて、ビットコイン先物が上場され、初日には4,127件の取引が行われた。
米国の主要取引所への初の上場に、大きな注目が集まったためか、CBOEのウェブサイトにはアクセスが殺到し、一時的にサイトにつながりにくい状態が発生した。また、取引開始後は買いが殺到し、二度にわたり取引が停止されたという。しかし、その後は順調な取引が行われ、15,000ドル（約170万円）から始まったビットコイン先物の1限月は、18,545ドルに達している。現物のビットコイン（BTC/USD）の世界的な平均価格は16,900～17,200ドルとなっており、上場初日は、ビットコイン先物が現物を8％以上も上回る結果となっている。
CBOEは以前、12月末まで取引手数料を免除することを発表しており、12月11日の取引には、20社の商社が積極的に参加したという。ビットコインの時価総額は、ここ5年間で10億ドル未満から2620億ドル以上に増加しており、12月8日は、1日で210億ドルも上昇している。また、現在の仮想通貨全体の時価総額は約4237億ドルとなっている。
release date 2017.12.12
