Milton Marketsがフレックス口座の取引条件を変更｜ロスカット率が50％に

海外FX業者のMilton Markets（ミルトンマーケッツ）が、フレックス口座の取引条件を変更することを発表しました。Milton Marketsは、取引の安全性を高めるために取引条件を変更するとしています。

今回の仕様変更では、ストップアウト率やマージンコール率、レバレッジなどの条件が変更されます。取引スタイルや普段の取引量によっては、これまでのように取引できなくなる可能性もあります。

フレックス口座ユーザーは、変更点をしっかり確認しておきましょう。

Milton Markets（ミルトンマーケッツ）では、スマート口座とフレックス口座という2種類の口座を提供しています。スマート口座は最大1,000倍のレバレッジが適用される口座です。

フレックス口座の最大レバレッジはスマート口座より低く設定されていますが、安定した約定力や狭いスプレッドなど、優れた取引環境を提供しています。スマート口座は取引環境を重視するトレーダーに向いている口座といえるでしょう。

フレックス口座の取引条件が変更されます。新しい条件は、2023年10月1日のマーケットオープンより適用されます。変更されるフレックス口座の条件は以下の通りです。

ストップアウト率とマージンコール率が引き上げられます。ストップアウト率とは強制決済が執行される水準です。新しい条件では証拠金維持率が50％を下回ると、保有中のポジションが自動的に決済されます。

マージンコールとはこれ以上損失が膨らむと、ストップアウトが執行される可能性があることをトレーダーに知らせる機能です。変更後は証拠金維持率が100％を下回った段階で、マージンコールの対象となります。

従来のフレックス口座のレバレッジは500倍に固定されていました。条件の変更後は口座残高に応じて変化する仕組みが導入されます。口座残高が100万円未満の場合は、従来通り500倍のレバレッジで取引可能です。

しかし、口座残高が100万円以上になると、レバレッジが200倍に制限されます。100万円未満で取引を開始し、利益によって口座残高が100万円を超えると、途中からレバレッジが変わるため注意が必要です。

1ポジションあたりの最大ロット数が引き上げられます。従来のフレックス口座では1ポジションにつき50ロットが上限になっていました。新しい取引条件では100ロットで取引できるようになります。

取引条件の変更と同じタイミングで、新規口座ボーナスキャンペーンも開催されます。

Milton Markets（ミルトンマーケッツ）では、日本語によるサポートに加えて、スリッページ保証も提供しています。

参照：Milton Markets（ミルトンマーケッツ）

口座残高によっては今回の条件変更で、従来よりも低いレバレッジが適用されます。また、マージンコール率やストップアウト率は引き上げられるため、少額・ハイレバレッジで取引している場合は以前よりも強制ロスカットが執行される可能性が高くなっています。

マージンコールやストップアウトは、トレーダーの資金を保護するための安全装置です。今回の仕様変更は、フレックス口座の安全性を高めることに繋がります。トレードスタイルによっては、不満を感じるユーザーも一定数出てくるものと考えられますが、ハイリスクな取引を避けているユーザーが影響を受けることはないでしょう。

また、最大ロット数は引き上げられるので、大きな資金を動かしているトレーダーにとって取引条件の変更は、歓迎すべきニュースといえるでしょう。