Select Language

OASYX(オアシックス)とは?Oasys(オアシス)初のNFTプロジェクトの将来性

OASYX(オアシックス)とは?Oasys(オアシス)初のNFTプロジェクトの将来性

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2023.03.23 16:13
OASYX(オアシックス)とは?Oasys(オアシス)初のNFTプロジェクトの将来性

update 2023.03.23 16:13

OASYX(オアシックス)がNFTコレクション第一弾を公開しました。大物クリエイターが参画していることもあり、国内外の仮想通貨(暗号資産)コミュニティで注目を集めています。

当記事では、OASYXの概要や将来性などについて解説していきます。

OASYXとは

OASYXのロゴ

画像引用:OASYX

OASYXはOasys(オアシス)ブロックチェーンで開発されているNFTプロジェクトです。ゲーマー向けのNFTプロジェクトであり、業界の伝説的なゲームクリエイターを招いてNFTコレクションを公開予定です。

Oasysブロックチェーンとは

Oasysはゲーム特化のブロックチェーンで、シンガポールに拠点を置くOasys Pte. Ltdが開発しています。

日本人が主に開発していることもあり、日本の大手ゲーム企業と積極的にパートナーシップを結んでいます。当記事執筆時点(2023年3月19日)で、スクウェア・エニックスやセガなどがブロックチェーン運用に参画しています。

下の一覧は、Oasysのバリデーター一覧です。バリデーターはブロックチェーンの維持に必要不可欠な中枢機能であり、有名企業が参加していることが分かります。

Oasysのバリデーター

画像引用:Oasys

また、2022年12月にメインネットが立ち上げられ、「CryptoSpells」や「My Crypto Heroes」などの人気ゲームを公開しています。OASYXで発行されたNFTは、Oasys上のゲームやOASトークンと連動して使えるようになる見込みです。

豪華クリエイターが参画

OASYXはレジェンドクリエイターとコラボしており、以下のクリエイターが参画しています。

鈴木裕

鈴木裕(すずきゆう)氏は、大手ゲーム会社セガで人気格闘対戦ゲーム「バーチャファイター」を手がけたことで有名です。OASYX第一弾の世界観を監修しています。

GODTAIL

GODTAIL(ごっどている)氏は20年以上のキャリアを持つクリエイターで、ゲームやアミューズメントなどを幅広く手がけています。OASYXにはキャラクターデザイナーとして参画しています。

古代祐三

古代祐三(こしろゆうぞう)氏はゲームミュージック界のレジェンドとして知られています。「湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE」や「イース」など人気タイトルの実績があります。OASYXにはメインテーマクリエイターとして参画しています。

OASYX第一弾のNFT

OASYX第一弾のイメージ画像

画像引用:OASYX

2023年3月16日、OASYXは初のNFTコレクションを公開しました。ゲーマー向けのNFTを公開しており、第一弾はdoublejump.tokyoのプロジェクトです。「サイバーx和」のテイストでデザインされた個性豊かなキャラクターが、NFTとして登場しています。

point doublejump.tolyoとは

doublejump.tolyoはブロックチェーンゲームやNFT開発を手がける日本のスタートアップ企業です。スクウェア・エニックスやバンダイナムコなどの大手ゲーム会社とパートナーシップを締結しています。

なお、OASYX第一弾のNFTは「玉繭 ~MAYU~」と呼ばれる状態で2023年1月に発行されました。今回はそれらが進化した「AU」と呼ばれる状態でリビールされています。

point NFTのリビール(reveal)

NFTは、画像等が非公開のまま発行されることがあります。発行後に画像等を公開することをリビール(reveal)と呼びます。revealとは英語で公開するという意味です。

バーチャファイターとのコラボ

OASYXは「バーチャファイター」「バーチャファイター2」「バーチャファイター3」の3作とのコラボを発表しました。

OASYXとバーチャファイターのコラボ画像

画像引用:Oasys

バーチャファイターはセガで鈴木裕氏が手がけた人気格闘ゲームです。1990年代前半に大ブームとなり、今も根強いファンを抱えています。2021年には11年ぶりとなる新作の「Virtua Fighter esports」をリリースしています。

NFT公開へ向けた情報

OASYXはNFTコレクションを2023年3月中に配布し、続く4月中にリビールします。このコラボ作品では、バーチャファイターの3作品から以下11人のキャラクターが登場します。

  • 結城 晶
  • パイ・チェン
  • ラウ・チェン
  • ウルフ・ホークフィールド
  • ジェフリー・マクワイルド
  • 影丸
  • サラ・ブライアント
  • ジャッキー・ブライアント
  • リオン・ラファール
  • 舜帝
  • デュラル

OASYXの使い道

OASYXのNFTは、Oasysのエコシステム内での活用が想定されています。

プロフィール画像

TwitterなどのSNSでは、プロフィール画像にNFTを設定できます。

knowledge TwitterのNFT文化

Twitterの仮想通貨コミュニティでは、NFTをプロフィール画像に設定することがひとつの文化となっています。

メタバースのアバター

Oasysはメタバースを構築する予定で、NFTをアバターとして利用できる見込みです。

point メタバース

メタバースとは、インターネット上に構築された三次元空間を指し、主にコミュニケーションツールやゲームとして利用されています。

ブロックチェーンゲーム

将来的に、Oasysで展開されるゲーム内でOASYXのNFTを利用できる見込みです。

抽選会

抽選会

画像引用:OASYX

OASYX保有者を対象に、2023年1月と2月に抽選会が開催されました。ロードマップには2回の抽選会が掲載されており、今後も何らかのイベント開催を期待できそうです。

OASYXの購入方法

OASYXは、日本発のNFTマーケットプレイス「tofuNFT」で購入できます。

tofuNFT

tofuNFTはGameFiに特化したNFTマーケットプレイスです。OASYXのNFTを購入するには、メタマスクなどのウォレットとOASトークンを準備します。

point GameFiとは

GameFiとは、遊んでお金を稼ぐこと、または、そのようなゲームを指します。ゲームで遊ぶとNFTや独自仮想通貨などの報酬を得られます。

OpenSeaでの詐欺に注意

人気が出ると、それを狙った詐欺も登場します。OASYXは詐欺ページへの警戒を呼びかけています。OpenSeaに追加された詐欺ページ(下の画像)には、OASYXがポリゴン(MATIC)のプロジェクトであると説明していますが、これは嘘です。

OpenSeaにおけるOASYXの詐欺ページ

画像引用:OASYX

その他、Twitterにも詐欺ツイートがあります。購入する前に、公式ウェブサイトやSNSアカウントなどで正確な情報を確認しましょう。

OASYXの将来性

OASYXの将来性は、NFTコレクションの人気と使い道に影響されると考えられます。

大物クリエイターが参画

OASYXは今後も大物クリエイターとコラボし、ゲーマー向けのNFTコレクションを継続的にリリースする予定です。

第一弾はセガのレジェンド鈴木裕氏がNFTを監修しましたが、第二弾、第三弾も大物クリエイターの参画が期待されています。

次期NFTコレクションでも大物クリエイターが参画すれば、OASYXの注目度が高まっていくと考えられます。

オアシスのエコシステム拡大

オアシスは比較的新しいブロックチェーンで、順調にエコシステムを拡大しています。

日本の大手ゲーム会社はもとより、世界的なゲーム会社や開発プラットフォーム、ブロックチェーン企業などとパートナーシップを締結しています。パートナー数は合計20社以上となっており、オアシスでの開発活動への貢献が期待されています。

また、ブロックチェーンの性能が高いことから、ブロックチェーンゲームが移植される可能性もあります。例えば、人気ブロックチェーンゲームCryptoSpellsは、イーサリアム(ETH)からオアシスに移植されています。

オアシスのエコシステムが拡大すれば、OASYXが発行するNFTの使い道も増える可能性があります。

日本産コンテンツの底力はいかに

コンテンツ大国の日本にとって、NFT市場は強みを発揮しやすい場だと考えられています。特にゲーム分野は、1990年代ごろから日本企業が世界トップを走っており、魅力的なタイトルを数々とリリースしてきたことから、NFT市場で価値となるコンテンツがたくさんあります。

OASYXは日本のゲームコンテンツとNFTをつなぐ試みでもありますが、どのように評価されるのでしょうか。今後もOASYXの動向に注目です。


Date

作成日

2023.03.23

Update

最終更新

2023.03.23

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨KAITOの将来性は?AI活用のWeb3情報プラットフォームKaito AIの特徴や評判を解説

仮想通貨KAITOは、Web3の情報アクセスを変革する次世代プラットフォーム「Kaito AI」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨KAITOの概要や将来性、Kaito AIが提供するYapsの仕組み、SNSでの評判などを解説します。
update2025.02.19 19:00

FXGTでの出金拒否報告が増加中、これまでとは違う危険な兆候とは?

FXGTの出金拒否の報告・原因のほか、ユーザーの流出状況などをまとめました。SNS上ではここ数ヶ月の間に出金拒否に関する投稿が増加しており、ユーザーの間では「自分も出金拒否されるのでは」「FXGTがつぶれるのでは」といった不安が広がっています。
update2025.02.14 19:30

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

仮想通貨SOSOの将来性は?AI活用の投資分析プラットフォームSoSoValueがトークン発行

仮想通貨SOSOは、中央集権型金融の効率性と分散型金融の透明性を組み合わせた投資分析プラットフォーム「SoSoValue」のガバナンストークンです。当記事では、仮想通貨SOSOの将来性やSNSでの評判、SoSoValueの特徴などを解説します。
update2025.01.24 19:30

Bybitからビットフライヤーに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

Myforex編集部では、実際にBybitからビットフライヤー(bitFlyer)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、送金手順のほか、送金手数料やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2025.02.19 19:30

【全て無料】MT4/MT5を日本時間にできるインディケータのおすすめが決定!

MT4/MT5に表示されている時間は、インディケータを使えば簡単に日本時間へ変えられます。MT4/MT5を日本時間表示にしておくと、各市場のトレンドを把握しやすくなったり、経済指標の発表時間に合わせた取引がしやすくなったりと、何かと便利です。
update2024.12.04 20:00

VPSではMT4・EAは何個起動できる?複数稼働は可能なのか?

スペック別のEAの起動数の目安のほか、VPSの負担を軽くする方法を説明します。同時に起動するEAの数が多すぎると、MT4が動かなくなる可能性があるので注意が必要です。VPSを使っているならば、MT4やEAをいくつ起動できるかを把握しておくことが大切です。
update2025.01.23 19:00

MacのMT4/MT5はダウンロードしても使えない?文字化けや起動しない時の対策方法や最終手段を紹介!

Mac版のMT4やMT5は不具合が良く発生するため、自分の使い方が悪いのか不安を感じている人もいるのではないでしょうか。本記事では、Mac版のMT4・MT5のトラブルや解決方法を解説します。
update2024.12.04 20:30

コインチェックからBybitに送金してみた!送金手数料や反映時間についても解説

コインチェック(Coincheck)からBybitに仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験やSNSでの口コミなども交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.11.29 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル