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Exness、ストップレベルをゼロに変更

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update 2024.08.27 11:38
Exness、ストップレベルをゼロに変更

update 2024.08.27 11:38

海外FX業者Exnessは2022年3月、取り扱う全銘柄(FX通貨ペア・貴金属・仮想通貨・エネルギー・株式・インデックス)のストップレベルをゼロに変更しました。ストップレベルゼロを導入することによって、さらにスキャルピングに取り組みやすい海外FXブローカーとなりました。

ストップレベルがゼロになったことにより、狭い利幅を狙うスキャルピング手法を利用するユーザーの制約がなくなることになり、Exnessの取引環境が向上することになります。

Exnessは、これまでにもスプレッドの縮小やレバレッジの引き上げなどのアップデートを実施してきましたが、ストップレベルゼロを導入することによって、さらにスキャルピングに取り組みやすい海外FXブローカーとなりました。

全銘柄のストップレベルがゼロに

ストップレベルがゼロになることによるメリットは以下の2つです。

  • スキャルピングに適した取引環境
  • スキャルピング系EAの誤作動を防止
point ストップレベルとは

ストップレベルとは、指値・逆指値などの注文を行う際に、現在レートから予め定められた値幅以上離れたレートでないと注文ができない仕様のことです。ストップレベルがあることにより現在価格と注文価格に差が生まれるため、主にスキャルピングを行うトレーダーにとってはトレードに制約が生まれてしまいます。

Exness(エクスネス)の全銘柄・全口座タイプでストップレベルがゼロになっていることが、Exnessの公式サイトおよびMT5上で確認できます。

Exness公式サイト link

スキャルピングに適した取引環境

スキャルピング取引をする際に考えるべき重要な要素としては、以下の2つがあります。

  • スプレッド
  • ストップレベル

スキャルピング取引でスプレッドを重視するのはもちろんですが、その他にストップレベルがゼロであることも重要です。ストップレベルがゼロに変更になることで、指値・逆指値(ストップロス注文)を入れる価格帯の制限がなくなり、エントリー価格に関係なく自由に設定できるようになっています。

EAの誤作動を防止

ストップレベルがゼロになることによって、スキャルピング系エキスパートアドバイザー(EA)の誤作動を防止し、EA本来の性能を発揮できるようになります。

スキャルピング系エキスパートアドバイザの中には、数Pipsの値幅で指値・逆指値注文を繰り返すEAが含まれており、ストップレベルがゼロの海外FXブローカーで利用する必要があります。ストップレベルがゼロかつスプレッドが狭いという条件を満たさなければいけません。

Exnessは海外FX業者の中でも狭いスプレッドを提供しており、今回のストップレベルがゼロに変更になったことで、自動売買トレーダーの取引の幅が拡がったことになります。

Exnessはスプレッドが狭い

Exness(エクスネス)は、ボーナスやキャンペーンといったインセンティブはありませんが、ドル円やユーロドルなどの主要通貨ペアで非常に狭いスプレッドを提供しています。

例えば、Exnessのプロ口座では、取引手数料無料にも関わらず、ドル円で0.5Pips、ユーロドルで0.5Pips、ポンドドルで0.6Pipsと海外FX業者の中で最も有利なスプレッド水準となっています。

口座タイプ スタンダード口座
スタンダードセント口座
プロ口座
ロースプレッド口座
ゼロ口座
レバレッジ FX通貨ペア:無制限レバレッジ
株価指数CFD:最大400倍
仮想通貨CFD:最大400倍
エネルギーCFD:最大200倍
取引ツール MetaTrader4(MT4)
MetaTrader5(MT5)
ゼロカットシステム あり
取引銘柄 【FX/通貨ペア】:127
【CFD/貴金属】:11
【CFD/株価指数】:10
【CFD/エネルギー】:3
【CFD/仮想通貨】:29
【CFD/株式】:73
サポート対応 (平日)午後 0:00~午後 8:00(日本時間)

また、Exnessは金(ゴールド)といったCFD銘柄、FX通貨ペアの取引環境向上に力を入れています。

これまでもExnessが提供するスプレッドは、取引環境に力を入れているTitan FX(タイタンエフエックス)よりも狭い水準でしたが、ストップレベルが設定されていたため指値・逆指値注文を多用するEAは利用しにくく、スキャルピング系EAの利用に関してはTitan FXが一歩リードしていた状況でした。

今回のアップデートにより、Exnessの弱点の1つが解消されたことになります。

ドル円のリアルタイムスプレッドを比較しました。

/Exnessにおけるドル円のスプレッドを比較

Exnessのプロ口座は、Titan FXのブレード口座よりも低いスプレッド水準で推移しています。

継続的に取引環境改善

今回、Exness(エクスネス)は、全銘柄のストップレベルをゼロに変更しました。

最近、金(ゴールド)、天然ガスや原油といったコモディティはウクライナ情勢の混迷に伴って2月以降、個人投資家の取引量が増加しています。Exnessは3月に天然ガスの取り扱いを開始し、CFD銘柄を充実させています。

また、4月にドル円は約20年ぶりの円安水準である129円台になり注目されています。他のFX通貨ペアもボラティリティが上昇しており、スキャルピングに取り組みやすい相場環境もそろっています。

Exnessはストップレベルがゼロになったことによって、様々なトレードスタイルのユーザーが制限なく取引に集中できる取引環境に改善されています。


Date

作成日

2022.03.31

Update

最終更新

2024.08.27

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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