作成日
:2022.08.15
2023.06.27 16:49
バラエティ豊富な口座タイプと無制限レバレッジで人気のFX業者のExness(エクスネス)は、一部インデックス銘柄のスプレッド引き下げを発表しました。対象となる銘柄のスプレッドが15%引き下げられます。
また、ボラティリティが高い一部の銘柄のスプレッドの安定性の向上も発表しました。対象銘柄のスプレッドの安定性が15%向上したとしています。Exnessでは今回のスプレッド引き下げを、ユーザーの市場での優位性を高めるために実施したとしています。
Exnessでは、2022年4月にも仮想通貨CFDとエネルギーCFD、貴金属CFDの一部銘柄のスプレッド縮小を発表していました。Exnessの発表では、取引コストが20~67%削減できるとしています。
今回、スプレッドの引き下げ対象となる銘柄は、3種類のインデックスCFDです。前述の通り、対象銘柄のスプレッドが15%引き下げられます。
スプレッド引き下げの対象銘柄は、ニューヨークダウ平均株価と米国S&P株価指数500、ナスダック100指数の3種類です。
ニューヨークダウ平均株価(US30) | 米国を代表する30種類の株式銘柄で構成される株式指数です。構成銘柄はダウジョーンズ社によって選定されます。 |
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米国S&P株価指数500(US500) | 米国を代表する500種類の株式銘柄で構成される株式指数です。構成銘柄はスタンダード&プアーズ社によって選出されます。 |
ナスダック100指数(USTEC) | 世界最大規模の新興企業向け株式市場のナスダックに上場する非金融企業トップ100社で構成される株式指数です。 |
いずれも米国の株価指数で、世界的な注目度が高い銘柄です。Myforexのリアルタイムスプレッド比較ツールでは、Exnessのプロ口座のニューヨークダウ平均株価の平均スプレッドは0.6pipsとなっています。
Exnessのスプレッドは海外FX業者全体でみればかなり低いといえるでしょう。
スプレッド引き下げの対象銘柄の取引時間は、日本時間の月曜7:30から土曜5:00までです。しかし、スプレッドの引き下げは、常時適用されるわけではありません。スプレッド縮小が適用される時間帯は、日本時間の17:00から翌5:00までの12時間です。
上記以外の時間帯は、通常のスプレッドが適用されます。加えて、毎日5:00から7:30までの時間帯は、取引できない点にも留意しておきましょう。
今回のサービス改善では、高ボラティリティ銘柄のスプレッドの安定性の向上も発表されています。対象銘柄は、ゴールド(XAUUSD)と原油(USOIL)、ポンドドル(GBPUSD)です。
ボラティリティが高い銘柄は、スプレッドが大きく変動する傾向にありますが、改善後はスプレッドの安定性が15%向上したとしています。スプレッドの安定化が図られたことで、思わぬスプレッドの拡大による取引コストの増大に悩まされる場面も少なくなるでしょう。
なお、Exnessのスプレッドは元々比較的安定しています。突発的に高くなるタイミングを除けば、ゴールドではほとんどの時間帯で1.3(プロ口座・ロースプレッド口座)、1.6(ゼロ口座)のスプレッドを維持しています。
Exnessは、低スプレッドと無制限レバレッジが特徴のFX業者です。資金効率の良さや取引コストの低さがユーザーに評価されています。
一方で、Exnessでは入金ボーナスなどは基本的に提供していないため、ユーザーによっては他の業者と比較して口座開設時のお得感は低いと感じるでしょう。
口座タイプ | スタンダード口座 スタンダードセント口座 ロースプレッド口座 ゼロ口座 プロ口座 |
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最大レバレッジ | FX:無制限 貴金属:無制限 仮想通貨:400倍 エネルギー:200倍 株式:20倍 インデックス:400倍 |
取扱銘柄 | 【FX/通貨ペア】:98 【CFD/貴金属】:10 【CFD/株価指数】:10 【CFD/エネルギー】:3 【CFD/仮想通貨】:35 【CFD/株式】:100 |
取引ツール | MetaTrader4 MetaTrader5 |
ゼロカットシステム | あり |
サポート対応 | メール・チャット・電話 月曜8:00~土曜0:00 |
CFD取引対応のExness口座は5種類ありますが、スタンダードセント口座では貴金属CFD以外のCFD銘柄は取引できませんので注意しましょう。
無制限レバレッジが適用されるCFD銘柄は貴金属に限定されていますが、FXの取引がメインでCFDにも興味があるというユーザーであれば、不便さを感じることはないでしょう。
Exnessではボーナスを提供していない反面、低水準のスプレッドでトレーダーに有利な取引環境を提供しています。銘柄が限定されてはいるものの、インデックス銘柄のスプレッド引き下げによって、同社の口座の使い勝手がさらに向上したといえるでしょう。
また、高ボラティリティ銘柄のスプレッド安定化も、取引コストの削減につながります。これからFXやインデックス取引に挑戦する方はもちろん、既存のExnessユーザーにとっても歓迎すべきニュースといえるでしょう。
Exnessユーザーとしては、今後は他のインデックス銘柄にもスプレッド縮小が適用されるのか気になるところでしょう。
作成日
:2022.08.15
最終更新
:2023.06.27
FXトレード歴7年で、海外FX業者の利用経験が豊富。テクニカル分析を用いた短期トレードが得意で、日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA)を取得。テクニカル分析からFX業者比較まで、FX関連の幅広い記事の執筆を行う。
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