ゴールド、上昇フラッグ出現で1,700ドル超えの可能性

欧州時間入りを控え、ゴールドは、前日より0.18%値を下げた1,713ドル前後で下押し圧力にさらされている。ここ2か月で最も急激に上昇した後、その勢いを弱めているものの、30分足で強気のチャートパターンである上昇フラッグが出現しており、さらに上昇する可能性がある。

上昇フラッグだけでなく、200日単純移動平均線を上回る堅調推移を見せていることや、MACDの弱気傾向が勢いを失っていることも、上昇を示唆している。

しかし、昨年11月の最安値圏である1,765ドル付近への回復を目指すには、1,720ドルを明確に上抜ける必要がある。上昇を継続した場合、1,740ドルで一旦停滞する可能性がある。