作成日
:2025.09.22
2025.09.24 03:22
本日のNY為替市場のドル円は、プラザ合意40周年を迎える中、重要な経済指標の発表がないことで、欧米英金融当局の高官の講演を見極めつつ、トランプ米大統領の突発的な発言には警戒しておきたい。
またベッセント米財務長官が次期FRB議長候補に対する面接を行っており、関連ヘッドラインには警戒しておきたい。
本日は、欧州中央銀行(ECB)のレーンECB専務理事、ナーゲル独連銀総裁、イングランド銀行のベイリーBOE総裁、ピル英MPC委員、米連邦準備理事会(FRB)のウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、ムサレム米セントルイス連銀総裁、ハマック米クリーブランド連銀総裁、バーキン米リッチモンド連銀総裁、ミランFRB暫定理事らの講演が予定されている。
先週までの欧米英の中銀の金融政策決定を受けて、今後の金融政策への見解に注目しておきたい。
欧州中央銀行(ECB)理事会では、利下げサイクルの停止が打ち出され、イングランド銀行金融政策委員会(MPC)は7対2で据え置きが決定され、米連邦公開市場委員会(FOMC)では、ミランFRB暫定理事が0.50%の利下げを主張したものの、0.25%の利下げが決定されている。
ピル英MPC委員は、今月の政策金利が据え置かれた中銀会合で賛成票を投じた7名の一人だが、量的引き締め(QT)ペースを緩めることへの決定は、年間の国債売却額を1000億ポンドで維持すべきと反対していた。また、インフレの高止まりリスクも指摘し続けており、本日の講演でもタカ派的な見解が予想される。
また、本日は、プラザ合意(1985年9月22日)40周年を迎えるが、トランプ関税にも関わらず、米国の対外貿易赤字が減少していないことで、トランプ米大統領によるドル高是正に関する言及には警戒しておきたい。
想定レンジ上限
・ドル円の上値目処(めど)は、149.14円(9/3高値)
・ユーロドル、19日高値1.1793ドル
・ポンドドル、日足一目均衡表・基準線1.3530ドル
想定レンジ下限
・ドル円の下値目処(めど)は、146.94円(日足一目均衡表・転換線)
・ユーロドル、11日安値1.1662ドル
・ポンドドル、8月22日安値1.3391ドル
(山下)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.09.22
作成日
:2025.09.22
最終更新
:2025.09.24
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
日本でも税率20%でビットコインのトレードが可能?IG証券がIBIT・ETHAのCFD取扱い開始
2025.10.10 19:30
XMTradingが新銘柄GAUUSDを追加!取引コストはGOLDより割高か
2025.10.10 19:00
【要注意】堀江氏・テスタ氏のディープフェイク広告が急増中?国内で詐欺の事例も
2025.10.08 19:00
Exnessがスプレッドを最大30%OFF!仮想通貨・株価指数で大幅縮小
2025.10.02 19:00
SNSでステーブルコイン利息の議論が勃発!Bybitで手軽にUSDT等を高利回り運用
2025.10.01 19:00
Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意
2025.09.29 19:30
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー