作成日
:2025.08.07
2025.08.08 08:09
本日のロンドン為替市場では、英中銀(BOE)の金融政策委員会(MPC)に注目が集まりそうだ。市場予想は政策金利の0.25%引き下げとなっている。
今回のポイントとして、MPC委員の投票行動に注目したい。前回6月は6対3で金利据え置きが決定したが、今回は何人が金利据え置きを支持するか確認しておきたい。一方で0.50%利下げを主張した委員が出た場合、他の委員との兼ね合いでポンド先安観につながる恐れがある点には注意したい。
足もとの経済指標は、消費者物価指数は前年比でインフレ目標上限の3%を3カ月連続で上回っている一方、月次GDPは2カ月連続でマイナスとなるなど、スタグフレーションが懸念される状況である。そうした中、議事録やベイリーBOE総裁の会見で今後の景気やインフレ見通しについてどのような見解が示されるか確認しておきたい。
今回に関しては、9月に発表が予定されている保有英国債の縮小ペースに関して、何らかのアナウンスがあるかも気になるところ。
それ以外では、欧州序盤には7月スウェーデン消費者物価指数(CPI)が発表予定。市場予想は総合・コアともに前月比は伸び鈍化、前年比では伸び加速が見込まれている。現時点では、金利先物市場で見たスウェーデン中銀(リクスバンク)の利下げ確率について、年末に0.25%が織り込まれている。万一、予想外に弱い結果となった場合は利下げ前倒し観測が浮上するかもしれない。結果に注目したい。
想定レンジ上限
・ポンド円:21日移動平均線198.12円
・スウェーデン・クローナ(SEK)円:7月31日高値15.44円
想定レンジ下限
・ポンド円:4・5日安値195.04円
・スウェーデン・クローナ(SEK)円:6日安値15.24円
(川畑)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.08.07
作成日
:2025.08.07
最終更新
:2025.08.08
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
XMTradingの入出金で銀行口座凍結?海外FX禁止の銀行に注意
2025.09.03 19:00
海外FXへの仮想通貨送金にはBybitがおすすめ!FXトレーダーに最適なBybitの使い方
2025.08.29 20:00
ExnessがIB報酬を改定!収益が減少するIBパートナーは?
2025.08.29 19:00
日本円ステーブルコインJPYCが発行へ!海外FXの入出金に活用できるか
2025.08.28 19:00
【15,000円付与】FXON口座開設ボーナスキャンペーン
2025.08.26 19:00
Exnessのスワップフリーが突然解除?!条件をサポートに直接聞いてみた
2025.08.25 19:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー