作成日
:2026.07.28
2026.07.28 13:43
本日のロンドン為替市場では、引き続き中東情勢を睨みながらの展開になりそうだ。もっとも前日は原油先物が急落したにもかかわらず、ユーロドルの上値は重い展開となった。本日から開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、市場は原油よりも米国と欧州の金利差を意識し始めているもよう。当面はユーロ圏と米国の長期金利動向を見極める展開が続きそうだ。ポンドは、英国のバーナム新政権への期待と財政不安のせめぎ合いが焦点となる。
中東情勢では、米国が週末にかけて対イラン攻撃を停止し、外交協議への期待がにわかに高まった。ただし、ホルムズ海峡の閉塞状態は解消されておらず、またサウジアラビアではイラン系とみられる民兵による石油施設への攻撃が報告されたほか、親イラン武装組織フーシ派はバベルマンデブ海峡でも同様の海上封鎖戦略を展開しようとしているとの分析も出ている。中東の地政学リスク払拭にはまだ時間がかかりそうだ。
為替市場が重要視するのは、やはりFOMCだ。市場はすでに利上げの方向感を織り込みつつあり、焦点はいつ金利を引き上げるかに移っている。日本時間30日未明に発表される声明文やウォーシュFRB議長の会見が、利上げ時期を前倒しさせるようなタカ派的な内容になるかが注目される。原油相場が下落したことでインフレ懸念は和らいだものの、欧米金利差がドルに有利な構図が崩れない限り、ユーロドルの反発力は限られやすい。
一方の英国では、労働党が支持率を1年3カ月ぶりにリフォームUKから奪還するなど、バーナム新政権に追い風が吹いている。バーナム首相による電気料金の引き下げやバス運賃の上限設定など、生活密着型の施策が相次ぎ好感される形だ。しかしながら、財源の裏付けが乏しいとの指摘もあり、財政規律への懸念が昨日のポンド安を招いた。今週の英中銀金融政策委員会(MPC)を控え、支持率上昇と財政不安という綱引きが、ポンドの方向感を左右しそうだ。
想定レンジ上限
・ユーロドル、日足一目均衡表・転換線1.1420ドル
・ポンドドル、27日高値1.3364ドル
想定レンジ下限
・ユーロドル、6月24日安値(年初来安値)の1.1325ドル
・ポンドドル、6月30日安値1.3213ドル
(小針)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2026.07.28
![]()
作成日
:2026.07.28
![]()
最終更新
:2026.07.28
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]

Bitgetに日本撤退の噂?Bitgetの代わりとなる代替取引所を紹介
2026.07.24 19:00

【スクープ】なぜBigBossは突如「人気1位」になったのか?数千万円規模の巨額資金でランキング買収か
2026.07.23 19:30

Bitgetから海外FXへの送金は個人ウォレット経由でやるべき?ウォレット経由の注意点も解説
2026.07.23 19:00

【徹底比較】XMとHFMのスプレッドを検証!ボーナス重視ならどちらも微妙?
2026.07.20 19:00

【2026年7月】海外FXの仮想通貨入出金はどのルートを使えばいい?主要7ルートの現状を整理
2026.07.14 19:00

【独自調査】主要海外FX業者の規制への対応状況まとめ|国内銀行送金が止まっても出金できるか確認してみた
2026.07.13 19:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
当社コンテンツの著作権は当社に帰属します。当社が提供する共有機能や、SNSシェアや引用など、適切な範囲でのご利用は歓迎しております。ただし、商用利用や内容改変を伴う転載、当社と競合するサイトへの転載等、不正な再使用はご遠慮ください。なお、当社が不適切または不正な利用と判断した場合、当該コンテンツの削除その他必要な措置を講じる場合があります。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー