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101.40円 売り小さめ

101.20円 売り小さめ

101.00円 売り

100.80円 売り・超えるとストップロス買いやや小さめ

100.40-60円 売り

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99.90円 売り

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99.50-60円 売り・超えるとストップロス買い小さめ


99.30円 4/16 21:44現在(高値99.43円 - 安値98.91円)


98.60-90円 買い・ストップロス売り混在

98.40-50円 買い

98.20円 買い

98.00円 買い

97.80円 買いやや小さめ

97.60円 OP16日NYカット

97.50円 買い

97.20円 買いやや小さめ

97.00円 買い


※オプション(OP)設定水準の手前では防戦の売買が、抜けたところではストップロスの売買が活発化しやすい。また、期限(カットオフタイム)に向けて設定水準に収れんする動きを見せる場合もある。


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2024.04.16

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Date

作成日

2024.04.16

Update

最終更新

2024.04.16

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DZHフィナンシャルリサーチ

株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
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update2024.05.02 (木) 20:00
暗号資産 話題のニュース

仮想通貨SUIのステーキング利率は?やり方やリスクを解説

仮想通貨(暗号資産)SUIは、レイヤー1ブロックチェーンSuiのネイティブトークンです。Suiでは、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)の派生系であるDPoS(デリゲーテッド・プルーフ・オブ・ステーク)を採用しており、この仕組みによってSUIのステーキングが可能となります。この記事では、SUIをステーキングする方法や利率、リスクなどをご紹介します。目次[非表示]SUIとは?SUIのステーキングの仕組みSUIをステーキングする方法バリデーターになるデリゲーターになるリキッドステーキングを行う取引所のステーキングサービスを使うSUIのステーキング利率ステーキングする上でのリスク一定期間は仮想通貨を動かせないことがあるカウンターパーティーリスクデペッグリスクSUIのステーキングのやり方Bybitでステーキングする方法ステーキングによって利回りを得られるSUIとは?画像引用:SuiSuiは、アメリカに拠点を置くMysten Labs社が開発するレイヤー1ブロックチェーンです。ネイティブトークンのSUIは、取引手数料(ガス代)の支払いに使用されるほか、ステーキングにも対応しています。イーサリアム(Ethereum)は多くの仮想通貨(暗号資産)の基盤となっていますが、取引の処理速度の遅さなどが課題として指摘されてきました。これに対してSuiは、高い処理能力を持っているのが特徴です。処理できるトランザクション数は1秒あたり最大およそ30万件で、各トランザクションの決定時間(ファイナリティ)の平均はおよそ400ミリ秒と、1秒もかかりません。Suiのトランザクション処理性能は、イーサリアムだけでなくソラナ(Solana)やアバランチ(Avalanche)といった主要ブロックチェーンと比べても大幅に上回っています。画像引用:Suiまた、Mysten Labs社は独自ウォレットのSui walletも開発しています。Sui walletでは保有しているSUIを保管できるほか、DApps(分散型アプリケーション)に接続したりできます。DAppsとはDApps(分散型アプリケーション)は「Decentralized Applications」の略称で、管理者不在で自律的に稼働する非中央集権のアプリケーションのことをいいます。ブロックチェーンを利用したサービスなどを提供するアプリケーションの総称であり、中央管理ではなく分散管理であるためサーバーダウンによるサービス停止の心配も少ないといった特徴を持ちます。SUIのステーキングの仕組みステーキングとは、仮想通貨(暗号資産)を保有することでブロックチェーンネットワークの安定稼働に貢献し、その対価として報酬を得られる仕組みです。ステーキングは、特定のコンセンサスアルゴリズムを採用している仮想通貨で行うことができます。ステーキングに対応するコンセンサスアルゴリズムの例として、「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」や、PoSから派生した「DPoS(デリゲーテッド・プルーフ・オブ・ステーク)」が挙げられます。コンセンサスアルゴリズムとはコンセンサスアルゴリズムとは、ブロックを生成するためのルールです。PoWやPoSに加え、DPoS(デリゲーテッド・プルーフ・オブ・ステーク)やPoI(プルーフ・オブ・インポータンス)などが存在します。それぞれ長所や短所があり、開発思想などの違いによって採用するコンセンサスアルゴリズムが変わってきます。PoS(プルーフ・オブ・ステーク)とはPoSはブロック生成ルールの1つです。ビットコイン(BTC)などが採用するPoW(プルーフ・オブ・ワーク)と比較して、電力消費が少ない点や拡張性が高い点などで注目されています。SuiではDPoSが採用されているため、SUIのステーキングが可能です。DPoSでは、仮想通貨の保有量に応じて投票権を割り当て、投票によって選ばれた代表者(バリデーター)がブロックを承認します。ブロックチェーンネットワークに貢献したバリデーターにはステーキング報酬が支払われ、そのバリデーターに投票したユーザーにもステーキング報酬が分配されます。バリデーターとは一般的な意味でのバリデーターとは、ブロックチェーンのブロック生成やトランザクション(取引)データの内容が正しいのかを検証し承認するノード(端末)のことを指します。主にコンセンサスアルゴリズムにPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用する仮想通貨で採用されており、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)でマイニングを行うマイナーと同様の役割を担っています。仮想通貨の保有量に応じてブロックの承認権が付与されるPoSと比べると、DPoSは消費電力の抑制やブロック生成時間の短縮といったメリットがあります。SUIをステーキングする方法SUIをステーキングする方法はいくつか存在し、具体的には以下4つが挙げられます。バリデーターになるデリゲーターになるリキッドステーキングを行う取引所のステーキングサービスを使うそれぞれの方法について見ていきましょう。バリデーターになる投票によってバリデーターに選出された場合、ブロックチェーン上にSUIを預け入れることでステーキング報酬を獲得できます。ただし、バリデーターになるには3,000万SUI(2024年4月25日時点で約57億円) をステーキングしなければならないことに加え、常に2,000万SUI(2024年4月25日時点で約38億円)以上のステーキング額を維持する必要があります。このステーキング額を踏まえると、バリデーターになってステーキング報酬を獲得するのは、個人ユーザーにとってあまり現実的ではないといえます。デリゲーターになるステーキングをバリデーターに委任する「デリゲーター」になることでも、ステーキング報酬を得られます。デリゲーターになるための手続きはシンプルで、Sui Walletの画面から、投票するバリデーターを選択してSUIを預ければ手続きが完了します。委任が承認されるとバリデーターになることができ、委任したトークンの量とステーキング期間に応じて、ステーキング報酬を受け取れる仕組みです。委任額の最低条件は定められておらず、SUIの最小単位である1MISTから委任できます。また、委任手数料率の最低条件は明らかになっていないものの、バリデーターは委任手数料率を自由に設定できます。たとえば、バリデーターが10%の委任手数料率を設定した場合、デリゲーターはステーキング報酬の10%を支払う必要があります。リキッドステーキングを行うSuiは2023年7月より、リキッドステーキング機能のサポートを開始しました。これにより、開発者はSuiでステーキングを行うためのDAppsを開発できるようになりました。リキッドステーキングとはリキッドステーキングを利用すると、預け入れた仮想通貨の額に合わせて、リキッドステーキングトークンと呼ばれるトークンをもらえます。このリキッドステーキングトークンは他のサービスで運用したり、送金したりできます。ユーザーはSUIを預け入れることで、SUIと連動するリキッドステーキングトークンを獲得できます。ステーキング報酬を受け取るだけでなく、獲得したリキッドステーキングトークンを市場で売買したりDeFiで運用したりして、運用益を得ることも可能です。Sui Foundationは、リキッドステーキング機能の開発に関するイベント「スイ・リキッド・ステーキング・ハッカソン」を実施し、優秀なリキッドステーキングプロジェクトとして以下を表彰しました。Aftermath FinanceHaedal ProtocolVoloたとえばAftermath Financeでは、SUIをステーキングすると「afSUI」と呼ばれるリキッドステーキングトークンが配布されます。取引所のステーキングサービスを使うSuiで直接ステーキングをするほかに、仮想通貨(暗号資産)取引所のステーキングサービスを使う方法もあります。SUIのステーキングサービスを提供している取引所にSUIを預けるだけで、簡単にステーキングできるのが魅力です。SUIのステーキングに対応しているのは、海外取引所のほうが多いですが、OKCoin Japanのような国内取引所も存在します。SUIのステーキング利率当記事執筆時点(2024年4月30日)における、仮想通貨(暗号資産)取引所やリキッドステーキング、バリデート、デリゲートの利率は次のとおりです。名称年率Binance・フィックス(30日間):3.9%(60日間):5.9%(120日間):9.6%Bybit・払い戻し自由:1%OKCoin Japan・フレキシブル:1.88%・30日:2.88%・60日:4.28%(*1)Aftermath Finance・3.49%バリデート・平均3.28%デリゲート・2.952%(*2)(*1)2024年4月30日現在、申請上限に到達しています。(*2)バリデートの利率が3.28%、委任手数料率が10%と仮定した場合上にあるとおり、利用するステーキング方法や取引所によって利率は大きく変わります。Binance(バイナンス)は高い利率を提供していますが、トークンのロック期間があるため注意が必要です。Bybit(バイビット)はいつでも自由に払い戻しができますが、その代わりに利率は比較的低めに抑えられていると言えます。OKCoin Japanは、いつでも引き出せる「フレキシブル」のほかに「30日」「60日」のロック期間が定められたステーキングサービスを提供しており、投資スタイルに合わせた柔軟な選択が可能になっています。リキッドステーキングについては、リキッドステーキングプロトコルAftermath Financeを例に挙げると、ステーキング利率は3.49%です。また、デリゲーターの利率は2024年4月30日現在でおよそ2.952%となっています。ロック期間はない代わりに、取引所のロック期間ありの場合に比べるとやや低めの利回りになっています。トークンを一定期間に渡って引き出す予定がない場合は取引所でロック期間ありの運用を、より柔軟に対応したい場合は他の選択肢を選ぶのがよいかもしれません。ステーキングする上でのリスクステーキングによって安定的に利益を狙える一方、リスクも存在します。具体的には次の3つが挙げられます。一定期間は仮想通貨を動かせないことがあるカウンターパーティーリスクデペッグリスクそれぞれについて詳しく見ていきましょう。一定期間は仮想通貨を動かせないことがあるステーキングサービスの中には、仮想通貨(暗号資産)を一定期間ロック状態にしなければならないものがあり、その期間は仮想通貨を自由に動かせません。この仕組みゆえ、たとえば仮想通貨が暴落して損切りしたいと思ったときにすぐに対処できない可能性があります。その結果、仮想通貨が売れないまま資産額が減ってしまうことが起こりえます。反対に、ロック状態のときに仮想通貨の価格が上昇して売りたいと思っても、すぐには売却できず機会損失となることもあります。このようなリスクを避けつつ、それでもステーキングを行いたい場合は、ステーキングの最低期間が定められていないステーキングサービスなどを使う必要もあるでしょう。カウンターパーティーリスク中央集権取引所が提供するステーキングサービスを使うときに注意したいのが、カウンターパーティーリスクです。カウンターパーティーとは「取引相手」を意味します。カウンターパーティーリスクとは取引相手(カウンターパーティー)の債務不履行や詐欺などのリスクを指します。FTXの経営破綻以降、中央集権型取引所などのカウンターパーティーリスクへの警戒感が高まっています。取引所の経営破綻などにより、資産を失う可能性があることは押さえておきましょう。実際に過去には、世界最大規模の取引所がハッキングによって巨額の仮想通貨が流出したことで倒産し、いまだにユーザーへの補償が行われていない事例もあります。デペッグリスクSUIのステーキングのリスクとして、リキッドステーキングトークンの価格がネイティブトークンの価格と乖離してしまう(デペッグする)リスクも挙げられます。基本的にリキッドステーキングトークンはネイティブトークンと1:1の価格になるように連動します。しかし、売り圧力の上昇などの理由でデペッグが発生することがあります。実際に、リキッドステーキングプロトコルのLido(ライド)が発行するリキッドステーキングトークンstETHが、ネイティブトークンETHの価格から乖離したことがあります。これは、大手仮想通貨レンディングサービスCelsius Networkの経営破綻が噂となった2022年6〜7月にかけて、早期売却の動きが強まったことが理由とされています。画像引用:CoinMarketCapSUIのステーキングのやり方様々なステーキング方法があるSUIですが、ここでは個人でも比較的簡単に利用できるBybitでのステーキング方法を解説します。Bybitでステーキングする方法手順1以下のリンクをクリックして、Bybitの公式サイトにアクセスします。Bybitの公式ページへ手順2「ファイナンス」の中にある「資産運用」にカーソルを合わせ、表示される「Bybitステーキング」をクリックします。手順3検索欄に「SUI」と入力して検索をします。SUIの欄にある、「ステーキングする」ボタンをクリックします。手順4「金額」欄にステーキングしたい金額を入力し、サービス規約に同意(チェック)の上、「ステーキングする」をクリックします。「資金調達アカウント」に残高が必要ステーキングに参加するには、資金調達アカウント内に資金が必要です。現物アカウントやデリバティブアカウントから振替で入金できます。手順5以下の画面が表示されたら、SUIのステーキングは完了です。あとは毎日、報酬が口座に振り込まれるのを待ちます。ステーキングによって利回りを得られるSuiではDPoSと呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを採用しているため、SUIのステーキングが可能です。ステーキングする方法や利用できるプラットフォームは複数存在し、それぞれ利率やロック期間、リスクの高さなどが異なります。SUIのステーキングを検討している場合は、利率の高さだけでなくご自身のリスク許容度も踏まえて、ステーキング方法や利用するプラットフォームを選んでみてはいかがでしょうか。
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update2024.05.01 (水) 20:00
暗号資産 話題のニュース

仮想通貨REZの将来性は?イーサリアムのリステーキングプロトコルRenzoについて解説

仮想通貨(暗号資産)REZは、リステーキングプロトコルRenzoのネイティブトークンです。Renzoは、イーサリアム(ETH)のリステーキングを簡単に実行できるプラットフォームとして機能します。2024年4月23日には、大手取引所のBinance(バイナンス)がローンチプールでのREZの取り扱いを発表し、SNS上でも注目が集まっています。当記事では、仮想通貨REZの将来性やX(旧Twitter)での評判、トークンの使い道などを解説します。目次[非表示]仮想通貨REZがBinanceローンチプールに登場仮想通貨REZとはイーサリアムやLSTをリステーキングできるEigenLayerのインターフェースとして機能高いリスクリワード比率を追求仮想通貨REZの価格チャートX(旧Twitter)での評判仮想通貨REZの将来性合計640万ドルの資金調達に成功業界経験の豊富なチームTVLは30億ドル超え仮想通貨REZのトークノミクスREZの分配先と比率REZの使い道RenzoのリスクezETHのデペッグコミュニティの不信感仮想通貨REZの買い方BitgetでREZを購入する方法イーサリアム相場の波に乗れるか仮想通貨REZがBinanceローンチプールに登場2024年4月23日、仮想通貨(暗号資産)取引所のBinance(バイナンス)は、ローンチプールでのREZの取り扱いを発表しました。画像引用:BinanceBinanceのローンチプールとは、指定の仮想通貨を預けると特定のトークンがもらえるイベントです。2024年4月24日から4月30日にかけて仮想通貨をステーキングすると、報酬としてREZを獲得できます。ステーキング可能な仮想通貨はBNB・FDUSDの2種類で、毎日約4,166万REZ、合計2億5,000万REZが配布されました。その後、REZは2024年4月30日にBinanceに上場しています。仮想通貨REZとは仮想通貨(暗号資産)REZは、イーサリアムのリステーキングプロトコルRenzoのネイティブトークンです。REZは、Renzoプラットフォームにおけるガバナンストークンとして機能します。画像引用:Renzoガバナンストークンとはガバナンストークンとは、DeFi(分散型金融)のサービスにおいて、プロジェクトの新しい機能の追加・削除・変更や、開発などの方針の提案(投票)を行う権利を持つトークンのことです。ガバナンストークンを多くの利用者に配ることは、プロジェクトの分散化を目的としており、保有者はDeFiサービスの運用に関わることができます。イーサリアムやLSTをリステーキングできる画像引用:RenzoRenzoはイーサリアムホルダー向けのプラットフォームで、イーサリアム(ETH)をリステーキングして報酬を獲得できます。保有するイーサリアムを積極的に運用して、報酬を得たいユーザー向けといえるでしょう。また、イーサリアムだけでなく、wBETHやstETHなどのリキッドステーキングトークン(LST)をリステーキングすることも可能です。リステーキングとはリステーキングとは、イーサリアム本体でステーキングしつつ、別のプロジェクトでも再度ステーキングする仕組みのことです。リステーキングすることで、通常のステーキング報酬よりも多くの報酬を獲得でき、資金効率を高められます。リキッドステーキングとはリキッドステーキングとはその名前のとおり「流動性のあるステーキング」です。通常のステーキングでは、預け入れた仮想通貨がロックされる一方、リキッドステーキングでは、それと等価のリキッドステーキングトークンの現金化や送金、運用などができます。ステーキングの流れユーザーはRenzoのウェブサイトにて、リステーキングを開始できます。イーサリアムやLSTを預けると、RenzoのリキッドリステーキングトークンであるRenzo Restaked ETH(ezETH)を受け取れます。ezETHは、Renzoにおけるリステーキングのポジションを表すトークンです。ezETHは一般的なリキッドステーキングトークンのように、分散型取引所(DEX)で他のトークンと交換したり、各種DeFi(分散型金融)プロトコルで運用したりできます。リキッドステーキングトークンとはリキッドステーキングトークンとは、ステーキング期間に引き出しできない仮想通貨について、流動性を確保するために独自に発行されるトークンです。Lidoの「stETH」やRocket Poolの「rETH」などが該当します。画像引用:RenzoユーザーはezETHを保有するとezPointsというポイントを獲得でき、ポイント数に応じてREZのエアドロップを受け取れます。また、EigenLayer(アイゲンレイヤー)エコシステムへの貢献度を表す、EigenLayer Pointsも同時に得られます。Renzoに預け入れたイーサリアムやLSTは、2024年5月より引き出し可能となる予定です。EigenLayerのインターフェースとして機能Renzoは、EigenLayerのインターフェースとして機能しています。EigenLayerは、イーサリアム(ETH)上で構築されたリステーキングプロトコルです。画像引用:EigenLayerRenzoは、EigenLayerの複雑な仕組みを簡略化し、ユーザーがシンプルな操作でリステーキングを行うための窓口として機能します。リステーキングを行うことで、イーサリアムを単体でステーキングするよりも、高い利回りを得られるとしています。高いリスクリワード比率を追求Renzoは、リステーキングしたユーザーが高いリターンを享受できるような戦略を実行します。具体的には、リステーキング資産の預け先であるAVS(Actively Validated Services)を、ユーザーに代わって選択します。AVSは、サイドチェーンやブリッジなどの分散型サービスで、ステーカーはどのAVSにトークンを預けるかを選択しなければなりません。AVSの数は多く、それぞれリスクやリワード(報酬)が異なるため、最適な組み合わせを決定するのは容易ではありません。Renzoは、ユーザーに代わって最適なAVSを選択し、高いリスクリワード比率を実現することを目指しています。仮想通貨REZの価格チャート画像引用:CoinMarketCap仮想通貨(暗号資産)REZは、2024年4月30日の上場直後、約40円の価格を記録しました。しかし、その後は右肩下がりに価格下落が続いており、当記事執筆現在(2024年5月1日)では20円前半の価格帯を推移しています。まだ上場から間もない状況ではありますが、今後価格を上昇していけるのか注目です。X(旧Twitter)での評判仮想通貨(暗号資産)REZは、Binance(バイナンス)のローンチプールで取り扱いされたこともあり、X(旧Twitter)上で話題になっています。中には「Renzoには強気だ。このようなトレードチャンスをずっと探し求めていた」と期待するユーザーも見受けられました。仮想通貨REZの将来性仮想通貨(暗号資産)REZの将来性に関して、以下の点が挙げられます。合計640万ドルの資金調達に成功業界経験の豊富なチームTVLは30億ドル超え合計640万ドルの資金調達に成功Renzoの運営チームは、これまでに合計640万ドルの資金調達に成功しています。Binance LabsやOKX Venturesに加え、仮想通貨ベンチャーキャピタルのMaven 11などが出資しました。画像引用:Renzoまた、大手取引所Bybit(バイビット)の支援を受けているプロジェクト、Mantle(マントル)もRenzoに出資しています。業界経験の豊富なチームRenzoの創業メンバーであるLucas Kozinski氏は、レンディングプロトコルMoonwellの創業メンバーとしてだけでなく、トークンローンチプラットフォームのTokenSoftにて戦略立案を担当していた経歴を持っています。同じく創業メンバーのKratik Lodha氏は、Web3投資ファンドのWoodstockにてリサーチャーとして活躍していたようです。このことから、Renzoの運営チームには、仮想通貨業界で豊富な経験を持つメンバーが在籍していると考えられます。TVLは30億ドル超え当記事執筆現在(2024年5月1日)、Renzo公式サイトによると、プロトコルのTVL(預かり資産)は約31億ドルを記録しています。DeFiLlamaのデータでは、直近2ヶ月の間にTVLが約5倍に拡大していることがわかります。画像引用:DeFiLlamaTVLとはTVLはTotal Value Lockedの頭文字をつなげた言葉で、ブロックチェーンやDAppsに預け入れられた仮想通貨の総額を示します。この金額は人気のバロメーターとしても使用されます。これからRenzoやEigenLayerにより注目が集まれば、リステーキングするユーザーが増加し、さらなるTVLの成長が期待できるかもしれません。仮想通貨REZのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)REZの総供給量は100億枚で、Binance上場後はそのうちの11.50%が放出される予定です。REZの配分比率は、エアドロップに12.00%を分配しており、エコシステム貢献者への報酬配布を行う予定です。一方で、投資家およびアドバイザーに31.56%、チームに20.00%と大きな割合を配分している点には注意が必要です。REZの分配先と比率仮想通貨REZの分配先と比率は、下の表の通りです。番号説明12.50%がBinanceローンチプールに割り当てられています。212.00%がエアドロップに割り当てられています。331.56%が投資家・アドバイザーに割り当てられています。420.00%がチームに割り当てられています。512.44%がプロジェクト基金に割り当てられています。620.00%がDAOトレジャリーに割り当てられています。71.50%が流動性提供に割り当てられています。チームのトークンは、1年のロック期間を経た後、2年かけて徐々にロック解除されます。Renzoの運営チームは、プロジェクト運営を長期目線で考えていることがわかります。また、投資家に割り当てられたトークンは、1年のロック期間を経た後、1年かけて徐々にロック解除されるスケジュールが組まれています。REZの使い道仮想通貨REZは、Renzoプラットフォームにおけるガバナンストークンとして機能します。REZホルダーは投票を通じて、プラットフォームの運営方針などに影響を及ぼすことができます。具体的には、以下のようなガバナンス事項について投票を行います。リスク管理の枠組みデポジット、担保資産オペレーターのホワイトリスト登録AVS(Actively Validated Services)のホワイトリスト登録トレジャリーおよびコミュニティ助成金RenzoのリスクRenzoプロトコルのリスクとして、以下の項目などが挙げられます。ezETHのデペッグコミュニティの不信感ezETHのデペッグユーザーがイーサリアムやLSTをRenzoに預けると、リキッドリステーキングトークンのezETHを受け取れます。ezETHはあくまでレシートトークンであり、イーサリアムとは異なります。そのため、イーサリアム価格とデペッグ(価格乖離)を起こす可能性があります。実際に2024年4月24日、ezETHの価格は一時的にイーサリアムと大きなデペッグを記録しました。以下はCoinMarketCapのETH建ての価格チャートですが、ezETH価格の急落が発生したことがわかります。その後、価格は徐々に回復しつつあります。画像引用:CoinMarketCapデペッグとはデペッグとは、特定の法定通貨等と固定的な価格関係(ペッグ)にある仮想通貨において、価格が基準値から逸脱することです。デペッグが発生する原因は様々ですが、売り圧力の上昇や担保資産不足などの噂が流れることで、デペッグが起こる可能性があります。今後、もしezETHのデペッグが再度起こり、価格を戻せないような状況が発生した場合、ガバナンストークンのREZにも影響が及ぶ可能性があるかもしれません。コミュニティの不信感2024年4月25日、Renzoの運営チームはコミュニティからの抗議により、トークノミクスやエアドロップ要件の一部変更を余儀なくされました。騒動の発端は、チームや投資家へのREZ配分が多いことや、トークン配分表が誤解を招くデザインだったことなどが原因と推測されます。複数の仮想通貨(暗号資産)インフルエンサーがXで指摘したことで、コミュニティの中で物議を醸しました。今回の件をポジティブに捉えると、Renzo運営はコミュニティのフィードバックを取り入れ、迅速に対処したといえます。しかし、今後も同じような問題を起こしてしまった場合、コミュニティからの信頼を取り戻すのは難しいかもしれません。仮想通貨REZの買い方2024年5月1日現在、仮想通貨(暗号資産)REZは、日本国内の取引所では取り扱われていません。そのため、取引は海外取引所で行います。各海外取引所におけるREZの取り扱い状況(USDT建て現物・デリバティブ)は下記の通りです。仮想通貨取引所現物デリバティブ(バイビット)××(バイナンス)〇〇(ゲート)〇×(メクシー)〇〇(ビンエックス)〇〇(ビットゲット)〇〇(コインイーエックス)〇〇Bybit(バイビット)現物デリバティブ××Binance(バイナンス)現物デリバティブ〇〇Gate.io(ゲート)現物デリバティブ〇×MEXC(メクシー)現物デリバティブ〇〇BingX(ビンエックス)現物デリバティブ〇〇Bitget(ビットゲット)現物デリバティブ〇〇CoinEX(コインイーエックス)現物デリバティブ〇〇海外の取引所であれば、日本語対応が充実しているBitget(ビットゲット)がおすすめです。BitgetでREZを購入する方法Bitgetでは、2つの手順でREZを購入できます。購入ページにアクセス購入条件を入力手順1まずは以下のリンクをクリックし、REZの購入ページ(REZ/USDT)にアクセスします。BitgetのREZ購入ページへなお、Bitgetを利用するには、口座を開設しておく必要があります。手順2ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でREZを購入するには、以下のように操作をして「購入:REZ」をクリックします。番号項目名説明1「買い」または「売り」通貨ペアの左の通貨を買って右の通貨を売るなら「購入」、左の通貨を売って右の通貨を買うなら「売却」を選びます。2注文方法「成行」を選びます。3出来高購入したい数量を入力します。「購入:REZ」をクリックすると、即座に注文が実行されます。なお、REZはUSDTで購入します。そのためUSDTの残高が十分でない場合は、入金や両替が必要です。イーサリアム相場の波に乗れるかイーサリアムは全仮想通貨(暗号資産)の中でも、ビットコインに次ぐ時価総額を誇ります。今後、米国でイーサリアムの現物ETFが承認されれば、再び盛り上がりを見せるかもしれません。Renzoはイーサリアムのリステーキングプラットフォームとして、中心的なポジションを築けるかが勝負どころになりそうです。今後の動向を注視していきましょう。
update2024.04.30 (火) 20:30
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リピート注文その1|最良の取引戦略の1つリピート注文とは

FXで利益を得ることは可能です。さすがに熟練のトレーダーでも未来予測はできませんが、彼らは優位性のある手法を使って利益を生み出しています。しかし、優位性のある手法を習得することは簡単ではありませんし、時間を要するでしょう。現在トレードで成功している人も、長い期間、熱心に勉強をしてプロフェッショナルといわれる領域に至っています。その過程で大きな損失を出している可能性もあります。このようにFXは厳しい世界ですが、比較的簡単に理解し実践できるシンプルな手法があります。それがリピート注文(グリッドトレード)です。現在の取引方法で成果が出ていない場合や新しい手法を探している場合は、本記事が参考になるかもしれません。目次[非表示]なぜリピート注文が効果的といえるのか?リピート注文とは?買いでエントリーする場合リピート注文で得られる値幅売りでエントリーする場合リピート注文のメリット・デメリットメリットデメリットFX初心者にとっても比較的扱いやすいなぜリピート注文が効果的といえるのか?まずは、なぜリピート注文(グリッドトレード)が効果的な手法といえるのかについて記載します。i-NET証券は、リピート注文型の自動売買サービス「ループイフダン」で有名な日本のFXブローカーです。同社は2018年4月から2023年3月までのユーザーの取引結果を発表しました。上記の「91万円」という数値は、期間中にループイフダン口座で運用中のユーザーを対象とし、2018年4月1日と2023年3月31日の各口座の損益額を平均した値です。成績上位のユーザーの平均損益ではなく、すべてのユーザーの平均損益が91万円の利益なのです。また、5年間の平均損益である点もポイントでしょう。短い期間で大きな利益を上げるということであれば、相場が自分にとって有利に動くことにより実現するかもしれません。しかし、長期にわたって大きな利益を生み出すことは偶然にはできません。リピート注文とは?リピート注文(グリッドトレード)では、広い価格帯に複数の注文を同時に仕込んでおき、あらかじめ決められた価格で繰り返し売買を行います。この手法は為替や株式、仮想通貨(暗号通貨)などの様々な金融商品の取引で利用できます。買いでエントリーする場合上記のチャートを用いて、リピート注文の流れを紹介します。まずは価格に基づいてチャートを均等に分割します。この例では間隔は100pipsで、1.0900と1.0800、1.0700、1.0600に買いの指値注文を入れておきます。ユーロドルが1.0900に到達すると指値注文が執行され、さらに価格が下がると1.0800や1.0700、1.0600の指値注文も同様に執行されていきます。エントリーの指値注文の執行後は、各ポジションに対応する決済の指値注文が出されます。1.0900の買いポジションを保有している場合、価格が1.1000に達したときに決済することになり、このとき100pips分の利益が得られます。同様にユーロドルが1.0600を下回る水準で底を打って上昇し、決済注文が執行されると各ポジションから利益を得ることができます。そして決済注文が執行されると、次の値動きに備えてエントリーの指値注文が新規で設定されます。エントリー水準を決めておくリピート注文では売買を行う水準が固定されています。例えば、1.1000と1.0900で買うことを決めた場合、常に同じ水準でエントリーすることになります。リピート注文での成功率を高めるには、事前にしっかりとエントリー水準を決めておくことが重要だといえます。MT4やMT5で自動売買プログラム(EA)を利用すると、ユーロドルが1.0600から1.1000までのレンジで動いている間に自動で売買するといったことが可能です。もちろん、手動で注文を入れることもできます。損失のリスクを抑えるには損失のリスクを抑えるには、同じ価格で取得したポジションを同時に複数持っている、という状況を避けることが重要です。上記のチャートでは1.0700(①)で買いエントリーをした後に、価格が1.0700(②)に戻っています。しかし、②の地点では新規の買いエントリーを見送っています。再び1.0700でエントリーしているのは、③でのポジション決済後である④のポイントです。②のような地点で新しくポジションを持つことも可能です。しかしそうする場合、未決済のポジションが過剰に増え、大きな損失を出してしまう恐れがあるため注意が必要です。同時に複数の注文を設定する理由リピート注文は一定の範囲内で繰り返される値動きに焦点を当てた手法です。底値で買って高値で売ることは目指しません。上のチャートのように底で買って高値で売ることは、経験豊富なトレーダーにとっても困難です。一定の範囲で繰り返される値動きを捉えるリピート注文は、多くのトレーダーにとって扱いやすい手法といえるでしょう。リピート注文で得られる値幅リピート注文で得られる値幅は、レンジの幅や期間によって変化します。上記のチャートでは間隔が100pipsであり、価格が2往復する間にポジションが6回決済されているので、合計600pipsの利益を得られたことになります。100 pips × 6回 = 600 pips横ばいの通貨ペアを見つけるリピート注文では、横ばいに動く通貨ペアを見つけることが重要です。チャート上の価格が横ばいに動いており、トレンドが発生していないことを確認しましょう。売りでエントリーする場合売りエントリーでリピート注文を行う例も確認しておきましょう。上記の例では1.1000と1.0900、1.0800、1.0700と100pips間隔で、売りの指値注文が設定されています。ユーロドルが1.0700に達すると指値注文が執行され、値動きによっては1.0800や1.0900、1.1000の指値注文も執行されることになります。エントリーの指値注文が執行されると、各ポジションに対応する決済の指値注文が出されます。その後に値動きが反転して下降すると決済注文が執行され、利益を得ることができます。また、決済注文が執行されるとエントリーの指値注文が新しく設定されます。リピート注文のメリット・デメリットすべての取引手法には長所と短所があります。リピート注文(グリッドトレード)のメリット・デメリットを確認しておきましょう。メリットリピート注文を使う主なメリットは以下の通りです。インディケータを使用する必要がないコンセプトを理解しやすい取引のストレスが少なくなる可能性がある損切りしても利益を残せる可能性があるインディケータを使用する必要がないインディケータを使いこなすのは容易ではありません。基礎的なインディケータである単純移動平均線(SMA)でさえ、上手く活用することは難しいものです。ゴールデンクロスで買って、デッドクロスで売るという利確の方法はよく知られていますが、これが損失につながるケースも珍しくありません。さらに、複数のインディケータを同時に使用するのが推奨される場面もあります。また、上手く活かすにはバックテストが不可欠です。これに対してリピート注文では、インディケータについて学ぶ必要がありません。リピート注文で重要になるのは、サポートラインとレジスタンスラインを理解することです。拠り所とするサポートライン・レジスタンスラインが決まれば、注文を配置する価格を決定できます。チャート上に強力なサポートライン・レジスタンスラインが存在する場合、価格がより長く横ばいで推移する可能性が高くなるため、リピート注文に適した環境といえます。コンセプトを理解しやすいリピート注文では、インディケータではなくサポートライン・レジスタンスラインを拠り所とします。また取引を開始した後は、基本的にエントリー・エグジットの価格を見直す必要がありません。シンプルかつ効果的な手法のため、多くのトレーダーに使用されています。日本では少なくとも9つのブローカーが、リピート注文のサービスを提供しています。先述の通り、i-NET証券のユーザーは5年間で平均して91万円の利益を上げています。なお、MT4やMT5で自動売買プログラム(EA)を使用すれば、海外FX業者でもリピート注文に基づいた自動売買を行えます。また、好きなEAを使って取引することができる点もMT4やMT5を使うメリットです。取引のストレスが少なくなる可能性がある基本的にリピート注文ではエントリーとエグジットの価格を設定した後は、「次の注文価格をどうするか」などと考える必要がありません。価格がレジスタンスラインを超えたり、サポートラインを下回ったりした場合に取引を止めるというオペレーションで、他の手法と比較してストレスを軽減しやすく、長期的に取引に取り組みやすいでしょう。一方で裁量取引では、値動きによってエントリーとエグジットの水準が変化します。特定の値動きにあまり詳しくない場合やインディケータに不慣れな部分がある場合、取引のシグナルが出ていても取引をためらってしまうこともあるでしょう。このような状況では大きなストレスを感じる可能性があり、適切な判断を下せなくなってしまう恐れがあります。具体的な状況をイメージしやすいように、典型的な裁量取引の手法を例に挙げてストレスを感じやすいケースについて記載します。上記のチャートは、上昇する前に価格が横ばいに動いていたことを示しています。このチャートにある値動きがある場合、どのタイミングで買い注文を入れようと考えるでしょうか。教科書的なブレイクアウト系の手法では、上記のオレンジの点の辺りでエントリーします。横ばいの相場では同じような水準で値動きが反転して、水平なレジスタンスライン(青い線)が形成されます。一般的にはそのレジスタンスラインを価格上に抜けたら、買い注文のチャンスとなります。しかし、この考え方にはいくつか問題があります。第一に、価格が横ばいに推移しており、上記の赤い長方形の範囲内に収まっているときは取引ができません。価格がレジスタンスラインを明確に上に抜ける状況を待たなければいけません。レンジが続く状況下では取引ができず、それがストレスの増加につながることがあります。また、未来の値動きを正確に予測することは不可能です。エントリー後は、期待した方向に価格が動くのを待つしかありません。期待に反してエントリー後に価格が戻ってくると、含み損を抱えることになります。これはFXではよくあることで、過去に同じようなパターンを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。一方で、ここまで見てきた値動きの中で複数回利益を得たい場合、リピート注文は有望な取引手法となるでしょう。ブレイクアウトを狙った裁量取引を行う場合とは異なり、リピート注文であれば、上記画像のように4度利食いをすることもできます。損切りしても利益を残せる可能性があるリピート注文では、損失が発生しても利益を残せる可能性があります。上記のチャートは、2つの買いポジション(AとB)を保有した後に、価格が一定水準まで下がったことで両方のポジションを損切りしたという場面です。損切りになってはいますが、価格がレンジで推移している間に4回利益を得ているため、トータルでは利益を残せる可能性があります。損失が発生してもそれまでに積み上げた利益があるため、トータルの損益はプラスになるケースもあるのです。リピート注文は、トレンドフォローのブレイクアウト手法などのように1回の取引で大きな利益を上げることにはあまり向いていないでしょう。しかし、為替相場はレンジで推移することも多いため、リピート注文戦略を適切に実行できればコツコツと利益を重ねていき、損切りによって生じた損失を差し引いても利益を残せる可能性があります。デメリットリピート注文の典型的なデメリットは以下の通りです。・取引の初期段階では含み損のほうが多くなる・利益を積み上げていくのに時間がかかる取引の初期段階では含み損のほうが多くなるリピート注文の仕組みで取引をする場合、特に取引の初期段階では利益よりも含み損のほうが大きい状態が続きます。上記のチャートでは1.0900で買い始め、さらに価格が下がったため1.0800や1.0700、1.0600でも買い注文が執行されました。価格が1.0600を下回った場合、4つのポジションで含み損が発生します。仕組み上、リピート注文では含み損を抱えた状態になりがちです。しかし、価格が想定レンジを抜けずに上昇してきたら、ポジションが抱えていた含み損は含み益に変わり、いずれは利益を得られることになるでしょう。このプロセスを繰り返しながら利益を積み重ねることで、利益が含み損の合計額を上回るようになります。含み損を抱えたくない場合は、以下のチャートのように価格が底値に達したときにエントリーする必要があります。しかし、これは可能でしょうか。先に解説したように、経験豊富なトレーダーにとっても底や天井を正確に捉えることは困難でしょう。底や天井を捉える必要がない点が、リピート注文の利点ともいえます。サポート・レジスタンスの強さを見極めるリピート注文では十分な利益を得る前に損切りになると、損益がトータルでマイナスになる可能性があります。リピート注文で利益を生み出していく上では、強いサポートラインやレジスタンスラインを見つけることが重要です。利益を積み上げていくのに時間がかかる上記のチャートは、最大4つのポジションを保有する場合の例です。100pipsごとに1ロットの買い注文を設定するとき、合計で最大4ロットのポジションを保有することになります。4ロットが大きすぎると感じる場合は、各価格での注文のロット数を減らすことを検討することになります。ただし、ロット数を減らすと利食いによって得られる利益額も減少します。リピート注文では同時に複数のポジションを保有することを前提としています。注文1回あたりのロット数を抑えることになり、成績の良い裁量取引手法よりも利益を積み上げていくのに時間がかかります。FX初心者にとっても比較的扱いやすいリピート注文(グリッドトレード)は、インディケータに関する知識を必要としないシンプルな手法です。注文を設定した後は、単純なルールに従って行動するだけです。もちろん利益が得られることの保証はできませんが、i-NET証券の事例はリピート注文が有効な手法である可能性を示しています。リピート注文は学ぶ価値のある手法だといえるのではないでしょうか。
update2024.04.26 (金) 21:00
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メタマスク(MetaMask)のエアドロップ確認機能とは?特徴や使い方を解説

2024年4月9日、分散型ウォレットのメタマスク(MetaMask)に、エアドロップ確認機能が追加されたことが発表されました。これにより、エアドロップの受け取り資格をメタマスク上で簡単に確認できるようになっています。当記事では、エアドロップ確認機能の特徴や、対応しているブロックチェーン、使い方を解説します。目次[非表示]メタマスクのエアドロップ確認機能とはエアドロップ確認機能の特徴メタマスクポートフォリオに機能追加NFT提案機能も追加対応ブロックチェーンの種類エアドロップ確認機能の使い方PC版メタマスクでの使い方スマホ版メタマスクでの使い方エアドロップ確認機能で便利にメタマスクのエアドロップ確認機能とは画像引用:MetaMaskメタマスク(MetaMask)のエアドロップ確認機能は、ユーザーがエアドロップの受け取り資格を持っているかどうかを、メタマスク上でまとめて確認できる機能です。エアドロップとはエアドロップとは仮想通貨の無償配布を指します。知名度向上などを目的として新規プロジェクトが実施する例が多く、仮想通貨をもらうには公式ツイッターをフォローすることなど一定の条件がつく場合もあります。エアドロップ確認機能は、オンチェーンAPIを提供するサービス「Daylight」との連携によって実現しています。APIとはAPIは、アプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programming Interface)の略称です。ブロックチェーンとアプリを繋ぐ窓口としての役割を果たします。APIを活用して、第三者企業のアプリを比較的容易にエコシステムに取り込むことができます。エアドロップ確認機能の特徴エアドロップ確認機能の大きな特徴は、複数のプロジェクトのエアドロップ受け取り資格をメタマスク上で管理できる点です。従来、エアドロップの受け取り資格の有無は、各プロジェクトのサイトにアクセスして確認する必要がありました。しかし、複数のサイトを確認するのは手間がかかるうえ、スキャムサイトにウォレットを接続してしまうリスクもあります。今回の機能追加によって、メタマスク上でワンストップで確認できるようになり、利便性や安全性が向上しました。メタマスクポートフォリオに機能追加メタマスクのエアドロップ確認機能は、メタマスクポートフォリオ(MetaMask Portfolio)の「Explore」機能の1つとして追加されました。受け取り資格があることがわかった場合は、そのまま請求作業に移ることも可能です。メタマスクポートフォリオとは、メタマスク上の仮想通貨(暗号資産)やNFTを一元管理できるサービスです。画像引用:MetaMaskメタマスクポートフォリオにウォレットを接続することで、以下のようなさまざまな機能を利用できます。Dashboard(ダッシュボード)Explore(調べる)Buy(購入)Sell(売却)Swap(スワップ)Bridge(ブリッジ)Stake(ステーキング)Send & Receive(送受信)NFT提案機能も追加今回、エアドロップ確認機能とあわせて、NFT提案機能も追加されました。NFT提案機能では、ユーザーの以下のようなオンチェーンアクティビティにもとづいて、おすすめのNFTが提案されます。ユーザーがアローリストに登録されているNFT獲得に必要なトークンを保有している過去にミントしたことのあるクリエイターによるNFTFarcasterでフォローしている人がミントしたNFTNFTコレクションの1次販売では、アローリストがユーザーに事前配布されることがあります。配布方法は、X(旧Twitter)などで応募者を集め、その中からランダムに当選者を選んで配布するやり方が一般的です。アローリストとはアローリストは、NFT市場における優先購入権を意味する言葉です。ホワイトリストとも呼ばれています。また、Farcasterは、分散型SNSプロトコルです。実際にプロトコルを使用するためには、iOSとAndroidに対応しているアプリ「Warpcast」が必要になります。おすすめのNFTは、エアドロップ確認機能と同じく、メタマスクポートフォリオの「Explore」に表示されます。NFT提案機能により、自分の興味に合ったNFTを見つけやすくなり、コレクションを広げるきっかけになるでしょう。対応ブロックチェーンの種類メタマスク(MetaMask)は、イーサリアムブロックチェーン、およびEVM互換性のあるブロックチェーンに対応しています。EVMとはEVMはEthereum Virtual Machineの略称で、日本語でイーサリアム仮想マシンと訳します。この技術を使って、スマートコントラクトの実行や管理が可能になります。EVMを実装すると、ブロックチェーン間の仮想通貨の移動や、DApps(分散型アプリケーション)の移植などが容易になります。執筆時点(2024年4月25日)で、エアドロップ確認機能とNFT提案機能が対応しているブロックチェーンの種類は、以下のとおりです。イーサリアムオプティミズムアービトラムベースゾラポリゴンエアドロップ確認機能の使い方メタマスク(MetaMask)のエアドロップ確認機能は、PCとスマホアプリの両方で使えます。それぞれの使い方を解説します。PC版メタマスクでの使い方スマホ版メタマスクでの使い方PC版メタマスクでの使い方まずは、PC版メタマスクでのエアドロップ確認機能の使い方です。手順1メタマスクを開き、「Portfolio」アイコンをクリックします。手順2ブラウザに表示されたメタマスクポートフォリオの左側のメニューから、「Explore」をクリックします。手順3Explore画面を下にスクロールすると、「Eligible Airdrops」エリアがあります。エアドロップ受け取り資格がある場合、情報が表示されます。また、「Trending NFT Mints」エリアには、NFT提案機能による、おすすめNFTが表示されます。各カードの「Mint details」をクリックするとNFTの詳細を確認でき、ミントページに移行可能です。スマホ版メタマスクでの使い方続いて、スマホ版メタマスクでのエアドロップ確認機能の使い方です。手順1メタマスクのアプリを起動し、「Portfolio」ボタン、または下段のコンパスのアイコンをタップします。手順2表示されたメタマスクポートフォリオ画面で、右上の「≡」をタップします。手順3メタマスクポートフォリオのメニューから、「Explore」をタップします。手順4Explore画面を下にスクロールすると、「Eligible Airdrops」エリアがあります。エアドロップ受け取り資格がある場合、情報が表示されます。また、「Trending NFT Mints」エリアには、NFT提案機能による、おすすめNFTが表示されます。各カードの「Mint details」をタップするとNFTの詳細を確認でき、ミントページに移行可能です。エアドロップ確認機能で便利にメタマスクにエアドロップ確認機能が追加され、エアドロップの受け取り資格をまとめて確認できるようになりました。これにより、各プロジェクトのサイトにアクセスする手間が省け、利便性が向上しています。一方で、エアドロップには個人情報流出や詐欺被害のリスクもあります。信頼できるプロジェクトかをしっかりと確認して参加を判断するようにしましょう。
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