作成日
:2026.05.04


2026.05.04 13:43
本日の欧州タイムでは、イラン情勢を巡る急展開がユーロドルの方向感を左右しそうだ。トランプ米大統領は週末、ホルムズ海峡で立ち往生する船舶を4日から護衛・誘導する「プロジェクト・フリーダム」の開始を表明。これを受けて原油先物相場は早朝に急落するも、その後は前営業日比プラスの水準まで切り返した。和平への期待と軍事的緊張の再燃が入り交じるなか、「有事のドル買い」への警戒は根強い。
今回のトランプ米大統領による護衛表明を、そのまま情勢改善の材料と受け取るのは早計だろう。作戦自体がホルムズ海峡の封鎖を解くものでもないからだ。イランは先週、封鎖解除や戦闘終結を含む14項目の和平案を提示したが、トランプ氏はその内容に否定的な見方を示した。核開発の放棄を求める米国とそれを拒むイランとの隔たりはなお大きい。中東情勢の最悪の展開はひとまず回避できたとしても、楽観的な見方はまだ広がり難いか。
金融政策の不透明感もユーロの方向感をつかみづらくさせている。戦争の長期化はインフレ高進と景気悪化を同時にもたらすリスクがあり、欧州中央銀行(ECB)の判断の幅が狭まっている。前回理事会では据え置きを選びつつ、6月の利上げ検討を視野に入れた。市場は、6月も含めて年内2回の利上げをほぼ確実視し、3回目も織り込みつつある。
本日は複数のECB当局者が相次いで講演に臨む。シムカス・リトアニア中銀総裁から始まり、ビルロワドガロー仏中銀総裁、コッハー・オーストリア中銀総裁、デギンドスECB副総裁が発言予定。また、NY午後にはナーゲル独連銀総裁の発言も見込まれる。エネルギー高を背景に引き締め姿勢が鮮明になれば、ユーロの支えとなり得る。ただ、成長の下振れを強調する発言が増えれば、上値を抑える材料に転じやすいだろう。
なお、英国は本日、アーリーメイバンクホリデーで休場。
想定レンジ上限
・ユーロドル、4月21日高値1.1791ドル
想定レンジ下限
・ユーロドル、4月30日安値1.1655ドル
(小針)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2026.05.04
![]()
作成日
:2026.05.04
![]()
最終更新
:2026.05.04
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]

メタマスクからBitgetに送金してみた!送金手数料や反映時間は?
2026.05.01 19:00

STICPAYの出金が遅いとの投稿が増加|国外でも多数の遅延報告
2026.04.23 19:30

コインチェックからBitgetには直接送金できない!ウォレット経由の送金ルートを解説
2026.04.23 19:00

JPYCをUSDTに交換する方法は?スワップ手順や注意点などを解説
2026.04.21 19:00

XMTradingのアプリがなくなった!?独自アプリが利用不可に
2026.04.17 19:00

HFMへ仮想通貨入金してみた!早い・安い・簡単の三拍子ルートを検証
2026.04.16 19:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー