作成日
:2026.04.30


2026.04.30 06:05
29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続伸。終値は160.41円と前営業日NY終値(159.62円)と比べて79銭程度のドル高水準だった。「トランプ米大統領はイランの提案を拒否し封鎖継続を表明」「イランが行動を起こさなければトランプ米大統領は軍事行動を検討」との報道が伝わると、WTI原油先物が一時1バレル=108.49ドル前後まで急伸。為替市場では「有事のドル買い」が先行した。米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表後に米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.4318%前後と約1カ月ぶりの高水準を記録すると、全般ドル買いが加速。取引終了間際に160.47円まで上昇し、2024年7月以来の高値を更新した。
なお、米連邦準備理事会(FRB)は今日まで開いたFOMCで市場予想通りFFレートの誘導目標を3.50-3.75%に据え置くことを決めたと発表。声明では「インフレ率は高止まりしている」「中東情勢の展開は、経済見通しに対する高い不確実性の一因」との見解が示された。採決ではミラン理事が0.25%の利下げを主張し、据え置きに反対。ハマック米クリーブランド連銀総裁、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、ローガン米ダラス連銀総裁は据え置きに賛成したものの、声明文に緩和バイアスを盛り込むことに反対した。市場では「タカ派的」と受け止められ、米長期金利の上昇につながった。
なお、パウエルFRB議長はFOMC後の会見で「インフレ率は最近上昇しており、高水準にある」「経済見通しは依然として極めて不確実」と述べたほか、「FRB理事として引き続き職務を務める」「適切だと思う時期にFRBを去るつもりだ」との考えを示した。
ユーロドルは続落。終値は1.1677ドルと前営業日NY終値(1.1712ドル)と比べて0.0035ドル程度のユーロ安水準だった。中東での戦闘終結へ向けた米国とイランの協議が停滞する中、原油高・株安・ドル高が進行。FOMC結果公表後に全般ドル買いが活発化すると、前日の安値1.1677ドルを下抜けて一時1.1661ドルまで値を下げた。
ユーロ円は続伸。終値は187.21円と前営業日NY終値(186.90円)と比べて31銭程度のユーロ高水準。前日の日銀金融政策決定会合後の植田和男総裁の発言を受けて、日銀の早期利上げ期待が後退する中、円売りが出やすい地合いとなった。1時前に一時187.41円と日通し高値を更新した。ただ、ユーロドルの下落につれた売りが出ると伸び悩んだ。
本日の参考レンジ
ドル円:159.52円 - 160.47円
ユーロドル:1.1661ドル - 1.1721ドル
ユーロ円:186.68円 - 187.41円
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2026.04.30
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作成日
:2026.04.30
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最終更新
:2026.04.30
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