作成日
:2026.04.08


2026.04.08 13:40
本日のロンドン為替市場では、トランプ米大統領が2週間の停戦を発表したことを受けて緊迫化したイラン情勢が和らいだとはいえ、引き続き同情勢が中心テーマとなることが予想される。
朝方の同米大統領の発言を受けて「有事のドル買い」を巻き戻す動きが活発化したのは既報の通りである。イラン国営メディアは、イランの最高安全保障委員会がパキスタン経由で米国に10項目の提案を提出したとし、米側との協議がパキスタンの首都イスラマバードで10日に始まると報じている。協議は最大15日間続くとされており、その間に双方が受け入れ可能な停戦案をまとめられるか注目したい。
だが、米・イラン共に2週間程度の期限を設定している点には注意が必要である。万一停戦協議が不調に終わる場合は戦闘状態が再開してしまう恐れもある。足もとで世界的なインフレ懸念をもたらした原油相場の動向と共に、行方を注視したい。
一方、ユーロ相場への影響という観点では、昨日、ベルギー中銀のウンシュ総裁のタカ派発言を受け、一部で早ければ今月30日のECB理事会で利上げに踏み切るとの見方が浮上している。中東情勢に対する過度な懸念が和らいでいるとはいえ、WTI原油相場は東京市場で急落後は主に96ドル前後での推移が続いている。これはイラン攻撃開始前(2月末の60ドル台後半)から比べて4割近く上昇した水準である。イラン情勢が和らいだとしても原油相場の高止まりが続くようならば、ECBの利上げ期待を背景にユーロに買いが入る展開も想定される。
本日の経済イベントは、序盤に独2月製造業新規受注や仏2月経常・貿易収支、中盤にユーロ圏2月の卸売物価指数(PPI)や小売売上高などが発表予定となっている。なお、主要な要人発言は予定されておらず、東京市場に続いてトランプ米大統領や原油相場など、イラン情勢の動向に左右される展開が続く見込みだ。
想定レンジ上限
・ユーロドル、日足・一目均衡表の雲下限1.1735ドル
想定レンジ下限
・ユーロドル、現時点での本日安値1.1590ドル
(川畑)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2026.04.08
![]()
作成日
:2026.04.08
![]()
最終更新
:2026.04.08
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]

海外FXの国内銀行送金で同時多発的に口座が凍結される?情報共有システム導入による影響とは
2026.04.07 19:00

海外FXの入出金におすすめの仮想通貨ウォレットは?選び方や注意点も解説
2026.04.02 19:00

海外FXで出金できなくなる?収納代行規制で「詰む」トレーダーとは
2026.03.30 19:00

JPYC対応のおすすめウォレットは?海外FXユーザー向けの選び方や注意点を解説
2026.03.16 19:00

BitgetからGMOコインに送金してみた!送金手数料や反映時間は?
2026.03.13 19:30

【注意】海外FXユーザーなら誰もが攻撃対象に!?「アドレスポイズニング」による攻撃の実態とは
2026.03.13 19:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー