作成日
:2026.03.28


2026.03.28 06:04
27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4日続伸。終値は160.31円と前営業日NY終値(159.81円)と比べて50銭程度のドル高水準だった。米国・イスラエルはこの日、イラン国内の複数の核関連施設と製鉄所を空爆した一方、イランもペルシャ湾岸地域全体への攻撃を継続し、トランプ米大統領の要求を受け入れない姿勢を示した。また、イラン革命防衛隊(IRGC)は「原油輸送の要衝ホルムズ海峡を閉鎖した」とし、同海峡を通過しようとする船舶に「厳しい措置」を取ると警告した。
アラグチ・イラン外相は「イスラエルはイランの最大級の製鉄所2カ所、発電所、原子力施設を含むその他インフラを攻撃」「この攻撃は、外交のための期限延長に矛盾する」「イスラエルの犯罪に対して重い代償を課す」と表明した。
米国・イスラエルとイランの停戦合意に向けた協議が難航し、軍事衝突が長期化するとの不安が高まる中、WTI原油先物価格が1バレル=101ドル台まで急伸し、ダウ平均は一時900ドル近く急落。為替市場では「有事のドル買い」が優勢となった。心理的節目の160円を上抜けると目先のストップロスを巻き込んで一時160.41円まで上値を伸ばした。市場では「160円突破を狙った仕掛け的な買いが観測された」との声も聞かれた。
なお、160円台に乗せるのは政府・日銀が為替介入に踏み切った2024年7月11日以来約1年8カ月ぶり。
ユーロドルは小幅ながら4日続落。終値は1.1509ドルと前営業日NY終値(1.1527ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。この日のニュースはイラン紛争の拡大を意識させる内容で、原油高・株安・ドル高の様相が強まった。21時30分前には一時1.1502ドルと日通し安値を更新した。
「米当局者らは、イランとの協議が前進していると慎重ながらも楽観視している」との一部報道を受けて、足もとで進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢になると、0時30分過ぎに一時1.1548ドルと日通し高値を付ける場面があった。ただ、買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。2時30分過ぎには1.1506ドル付近まで押し戻された。
ユーロ円は反発。終値は184.52円と前営業日NY終値(184.22円)と比べて30銭程度のユーロ高水準。21時過ぎに一時183.87円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ドル円が160円台に乗せたタイミングで一時184.65円と2日以来の高値を更新した。
本日の参考レンジ
ドル円:159.46円 - 160.41円
ユーロドル:1.1502ドル - 1.1548ドル
ユーロ円:183.87円 - 184.65円
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2026.03.28
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作成日
:2026.03.28
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最終更新
:2026.03.28
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