作成日
:2026.03.10


2026.03.11 06:23
9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、「トランプ米大統領はイラン攻撃の早期終結を示唆した」との報道で157.64円まで下落した。ユーロドルは1.1638ドルまで上昇した。ユーロ円は183.48円まで上昇した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、トランプ米大統領の発言「戦争は間もなく終わる可能性」の続報を見極める展開となる。
昨日のドル円は、東京市場で中東有事のドル買いと原油価格上昇による円売りにより158.90円まで上昇していたが、ニューヨーク市場では、トランプ米大統領が「戦争は間もなく終わる可能性がある」と述べたことで、157円台まで反落している。
ドル円のテクニカル分析では、ダブル・ボトム(152.10円・152.27円)が完成し、1月の高値159.45円を起点とする三角保ち合いの上値抵抗線を上抜けたことで、上昇トレンドに弾みが付いて158.90円まで続伸していたものの、トランプ米大統領発言で上昇は打ち消されたことで「ダマシ」となっている。
昨日は、イランの最高指導者にハメネイ師の次男で反米強硬派のモジタバ・ハメネイ師が選出されたとの報道に対して、トランプ米大統領が「大きな間違い」と不満を表明したことで、イラン戦争の長期化が懸念されていた。その後、トランプ米大統領は、自身が当初想定していた4-5週間というイランへの攻撃期間について、はるかに前倒しで進んでいるとの認識を示し、イラン戦争の終結間近と述べている。
本日は、トランプ米大統領のイラン戦争終結発言が、単なる希望的な発言なのか、それともイラン政府がトランプ米大統領による無条件降伏を受け入れたのか、続報を見極めていくことになる。
リスクシナリオは、トランプ米大統領のイラン戦争終結発言が、個人的な希望的観測だった場合であり、市場は、昨日の東京市場でのドル高、原油高、円安、株安、債券安が再燃することになるため、トランプ米大統領のSNSでの発言などには警戒しておきたい。
もし、イラン戦争が終結するのならば、中東有事のドル買いや原油価格上昇による円売り材料がなくなり、残る材料は高市政権の「責任ある積極財政政策」を背景にした「高市トレード」だけとなる。そして、158円台は日米通貨当局が協調してレートチェックを行ってドル高・円安を抑制した水準ということを改めて意識せざるを得なくなるのかもしれない。
昨日のWTI原油先物価格は、1バレル=119.48ドルまで急騰した後、「G7が原油備蓄の協調放出を議論」との報道で反落し、トランプ米大統領発言で81.20ドル前後まで急落している。G7の協議は結論に至らなかったが、本日も協議が続けられるとのことである。
WTI原油先物価格の過去最高値は2008年7月の1バレル=147.27ドルだが、背景にはイランやナイジェリアでの緊張の高まり、ブラジルでの石油関連労働者のストライキ計画などがあったことで、今後もイラン情勢には要警戒となる。
(山下)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2026.03.10
![]()
作成日
:2026.03.10
![]()
最終更新
:2026.03.11
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]

GMOコインからBitgetに送金してみた!送金手数料や反映時間も解説
2026.03.10 19:00

JPYCに登録して発行・償還してみた!買い方や注意点などを解説
2026.03.09 19:00

XMTradingへ仮想通貨入金をしてみた!安く・早く送金できるルートはどれ?
2026.03.03 19:00

日本撤退の布石?Exnessがコピートレードの段階的廃止を発表
2026.03.02 19:00

【3/1まで】仮想通貨デビューにぴったり!Vantage Tradingが仮想通貨限定100%入金ボーナスキャンペーンを開催
2026.02.26 19:00

【EA開発者向け】REAL TRADEの使い方|使ってわかった限界から考える別ルート
2026.02.25 19:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー