作成日
:2025.09.24
2025.09.26 05:16
本日のロンドン為替市場では、手掛かり材料が少なめの中、ユーロは独経済指標に注目することになるか。
冒頭で触れたとおり、本日の欧州時間には主だったユーロ圏金融当局者の発言が予定されていないなど、経済イベントはやや少なめ。そうした中、9月独Ifo企業景況感指数が発表される。昨日発表された独9月購買担当者景気指数(PMI)速報値が強弱まちまちの結果だったこともあり、注目が集まりやすいと見る。市場予想は89.4と前月の89.0を上回る見通し。予想を上回ると23年5月以来の高水準となるため、昨日は1.18ドルを挟んで方向感の定まらなかったユーロドルの上昇を後押しするか気になるところ。
テクニカル面では、ユーロドルは日足・一目均衡表で三役好転が点灯しているものの、基準線が横ばいと今一つ力強さに欠ける。そうした中、転換線は上向きとなっており、18日高値1.1848ドルを上抜けるようだと、上昇トレンドが再開して17日高値1.1919ドルを目指して上値を伸ばす展開もあるだろう。下げた場合は本日1.1735ドル付近に位置する21日移動平均線がサポートになるか見極めたい。
それ以上に気になるのは、ユーロ円の行方だろう。東京午前に174.54円まで上昇して昨年7月以来の高値を付けた。日足・一目均衡表で三役好転が点灯する中、日通し高値を更新すると昨年7月11日に付けたユーロ導入来の高値175.43円まで主だった目処が見当たらないこともあり、目先は心理的節目の175円が意識されると見る。
想定レンジ上限
・ユーロドル:18日高値1.1848ドル。超えると17日高値1.1919ドル
・ユーロ円:心理的節目の175円
想定レンジ下限
・ユーロドル:21日移動平均線1.1735ドル。割り込むと11日安値1.1662ドル。
・ユーロ円:日足・一目均衡表の転換線173.54円
(川畑)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.09.24
作成日
:2025.09.24
最終更新
:2025.09.26
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