作成日
:2025.08.11
2025.08.11 19:48
本日のNY為替市場のドル円は、米国で主だった経済イベントや要人発言は見込まれていないものの、15日に予定されている米露首脳会談を前に関係者の発言に注意しつつ、米株や米長期金利をながめる展開が見込まれる。
まず米露首脳会談について、事前報道では「軍事侵攻中にロシアが占拠した地域の支配を既成事実化する取引を軸に進められている」など、ロシア有利の内容が伝えられている。しかし、ウクライナのゼレンスキー大統領は戦争終結のための領土割譲に反対しているほか、欧州も同調していることから、依然として双方の隔たりは大きく、会談は難航が予想される。関係者の発言には要注意だが、会談までまだ時間があるため、目新しい内容が伝わらないと様子見ムードとなることも考えられる。
また、引き続きトランプ大統領を始め米政府サイドからの関税を始めとする突発的な発言への警戒は怠らないようにしたい。特に大統領の発言についてはこれまでも二転三転しているが、米連邦準備制度理事会(FRB)に対する利下げ要求は一貫している。前週7日には、来年1月末までという暫定的な形ながらFRB理事候補にミラン氏が選出された。FRBがハト派化するとの見方が浮上する中、米株や米長期金利の動きにも注目したい。
テクニカル面では、ドル円は1日に急落して以降は147円台を中心としたレンジを形成しており、現状は横ばいトレンドといえる。引値で147円台を上下どちらかブレイクした方に目先の流れが傾くことが予想されるものの、それまでの間は147円台を中心として方向感を模索する動きが続くかもしれない。
想定レンジ上限
・ドル円は4日高値148.09円。超えると日足・一目均衡表の転換線148.77円
想定レンジ下限
・ドル円は5日安値146.62円。割り込むと先月24日安値145.86円。
(川畑)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.08.11
作成日
:2025.08.11
最終更新
:2025.08.11
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