作成日
:2025.07.15
2025.07.15 03:26
(14日終値:15日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=147.71円(14日15時時点比△0.35円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=172.27円(△0.30円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1663ドル(▲0.0007ドル)
FTSE100種総合株価指数:8998.06(前営業日比△56.94)
ドイツ株式指数(DAX):24160.64(▲94.67)
10年物英国債利回り:4.600%(▲0.022%)
10年物独国債利回り:2.729%(△0.004%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
6月スイス生産者輸入価格
(前月比) ▲0.1% ▲0.5%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは戻りが鈍い。トランプ米大統領が週末に欧州連合(EU)に8月1日から30%の関税を適用すると発表したことを受けて、投資家心理が悪化。ユーロ売り・ドル買いが先行し、一時1.1654ドル付近まで値を下げた。
ただ、週明け早朝取引で付けた日通し安値1.1651ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。20時30分前には1.1697ドル付近まで持ち直した。市場ではトランプ関税について「TACO(Trump Always Chickens Out=トランプはいつもビビってやめる)と捉えている」との声が聞かれた。
もっとも、NY勢参入後は再び上値が重くなった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.44%台まで上昇したことも相場の重しとなり、1.1659ドル付近まで押し戻された。
なお、トランプ米大統領は関税について「欧州を含め、いつでも協議に応じる」「欧州は米国に来るだろう。彼らは話し合いを望んでいる」などと語った。
・ドル円はじり高。しばらくは147円台前半でのもみ合いが続いていたが、米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いがじわりと強まると、2時30分前に一時147.76円と6月23日以来の高値を付けた。
ただ、本日は米経済指標の発表などもなく手掛かり材料に欠けたことから、一本調子で上昇する展開にはならなかった。市場では「明日15日発表の6月米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたい」との声も聞かれた。
なお、トランプ米大統領は「金利は非常に高い」「インフレはない」「(金利)1%未満にすべきだ」などと述べたと伝わった。
・ユーロ円は底堅い動き。16時前に一時171.73円付近まで値を下げたものの、週明け早朝取引で付けた日通し安値171.60円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。0時30分過ぎには一時172.47円と昨年7月以来1年ぶりの高値を更新した。
・ロンドン株式相場は反発し、史上最高値を更新した。小幅に続落して始まったものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり上げに転じた。市場では「トランプ関税を巡り、英米は暫定合意に至っており、欧州の他の国々と比べると不確実要素が少ない」との声が聞かれた。
・フランクフルト株式相場は3日続落。トランプ米大統領がEUに8月1日から30%の関税を適用すると発表したことを受けて、投資家心理が悪化。売りが優勢となった。個別ではザランド(5.28%安)やザルトリウス(4.72%安)、ブレンターク(2.72%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は英国債が上昇した一方、独国債が下落した。
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.07.15
作成日
:2025.07.15
最終更新
:2025.07.15
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