作成日
:2026.06.19


2026.06.19 19:42
本日NYタイムのドル円は、ウォーシュ新議長率いるFRBのタカ派スタンスを背景とした「平時のドル買い」が基調を支える一方で1986年12月以来、およそ39年半ぶりの高値水準(162円大台)を目前に控えた本邦通貨当局による円買い介入への警戒感が上値を抑制しそう。神経質な攻防を想定するが、今晩米市場はジューンティーンス(奴隷解放記念日)の祝日であるため、薄商いの中での突発的な値動きには警戒が必要となる。
日米の金融政策を巡っては、日銀について市場は「利上げペースは半年に1回程度」との見方が大勢を占めているようだ。本日発表の本邦5月全国CPI(生鮮食料品を除く総合)が前年比+1.4%と前月分と同じ伸びにとどまり、早期追加利上げを促す内容とならなかった。
一方、5月小売売上高など底堅い米経済指標や、連邦公開市場委員会(FOMC)で年内利上げの可能性が示唆されたことを受け、市場では年内2回の利上げを織り込み始めている。ウォーシュ新議長への政治介入懸念による「ドル離れ」の動きも、同氏のインフレ抑制への強硬姿勢によって和らいでおり、ファンダメンタルズに基づく根強いドル買い圧力が円安トレンドを強力に後押ししている。
本日東京午後には、米イランの「イスラマバード覚書」の署名式中止・延期が伝わり、地政学リスクを意識したドル買いで一時161.46円まで上値を伸ばした。ただ、161円後半からは本邦当局による実弾介入への恐怖心から実需・投機筋ともに積極的な上値追いには慎重になっている。
片山財務相は本日も「投機的な動きがあれば断固とした措置をとる」と強いトーンで牽制。三村財務官が過去介入に踏み切った2024年7月高値161.95円が視野に入りつつあるなか、高市政権による輸入物価抑制への措置として、いつ介入が行われてもおかしくない。
今晩は米市場の休場に伴い市場の流動性が低下するため、実需の出入りや仕掛け的な動き、あるいは突発的な介入によって価格が跳ねやすい。欧州午後からNYタイムにかけて、下値のサポート水準を確認しつつも、上値を試す局面では乱高下への最大限の警戒が求められる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、2024年7月3日高値で防衛ラインとして意識される161.95円。突破した場合、心理的節目の162.50円など1986年以来の大台が意識されるだろう。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、昨日ロンドンタイムの急落局面で押し目買いが入った160.48円が節目となりそう。
(関口)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2026.06.19
![]()
作成日
:2026.06.19
![]()
最終更新
:2026.06.19
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]

BitgetからSBI VCトレードに送金してみた!送金手数料や反映時間は?
2026.06.19 19:30

SBI VCトレードからBitgetに送金してみた!送金手数料や反映時間は?
2026.06.19 19:00

【検証済み】ThreeTraderのスプレッドは本当に狭い?ドル円・ゴールドも徹底調査
2026.06.18 19:00

PeskaがUSDTでの入出金に対応!仮想通貨取引所・個人ウォレットへの送金が可能に
2026.06.15 19:00

【EAユーザ必見】数十倍の高精度チャートで信頼度アップ!Myforexポートフォリオ
2026.06.12 19:00

海外FXの国内銀行出金は6月以降も使える?改正資金決済法の施行で何が変わるのか
2026.06.10 19:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
当社コンテンツの著作権は当社に帰属します。当社が提供する共有機能や、SNSシェアや引用など、適切な範囲でのご利用は歓迎しております。ただし、商用利用や内容改変を伴う転載、当社と競合するサイトへの転載等、不正な再使用はご遠慮ください。なお、当社が不適切または不正な利用と判断した場合、当該コンテンツの削除その他必要な措置を講じる場合があります。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー